要約 空知型4年4作(移植水稲-大豆-小麦-乾田直播水稲)の水田輪作栽培体系において、移植水稲では無代かきの疎植栽培等、乾田直播水稲では前年整地等の技術を導入すると、省力化や大豆収量向上により、大規模経営...
2008年に西日本で多発したイネ縞葉枯病はヒメトビウンカの海外飛来で起こった
要約 2008年6月に西日本に飛来してイネ縞葉枯れ病を多発させたヒメトビウンカは、イミダクロプリドに対して感受性が低下し、保毒虫率が高いなど土着個体群の特性と明確に異なることから、中国江蘇省から海外飛来...
要約 小麦、大豆、菜豆、ばれいしょ、てんさい、たまねぎの主要な病害虫に対しドリフト低減ノズルを用いた際の防除効果は慣行ノズルによる防除効果とほぼ同等である。 キーワード ドリフト低減ノズル、病害虫、防...
要約 温暖化などの気象変動が我が国の農業生産に及ぼしている影響に関し、多くの現象があげられ、野菜・花きは9割、水稲は7割、麦類、大豆、飼料作物、家畜において4割前後の都道府県ですでに何らかの影響の発...
基盤整備した汎用田の透排水性と先端的技術導入による多収栽培の実証
要約 大区画に基盤整備した汎用田では透排水性が改善され、サブソイラなどの営農的排水対策も透排水性向上に効果的である。また、大豆の狭畦密植栽培、秋まき小麦の大豆間作栽培、春まき小麦の初冬まき栽培など先...
要約 連作および短期輪作では、各作物とも土壌病害虫の発生に伴って収量低下が認められる。収量の長期変動パタ-ンは作物によって異なるが、いずれも4年以上の長期輪作より低収で推移する。根菜類、麦類、豆類を...
要約 早生多収で、製粉適性に優れ、めんの食感は粘弾性に優れた低アミロース小麦「あやひかり」を準奨励品種に採用し、普及を図る。 背景・ねらい 本県では担い手不足、生産者の高齢化、麦価の低迷等により、麦類...
要約 早生で製粉適性に優れ、めんの食感は粘弾性に優れることが、埼玉県で確認された低アミロース小麦「チクゴイズミ」を準奨励品種に採用し、普及を図る。 背景・ねらい 本県では担い手不足、生産者の高齢化、麦...
てんさいのテンサイモグリハナバエと小麦のムギクロハモグリバエの被害許容水準
要約 てんさいおよび小麦(春まき小麦、秋まき小麦)に対して行った切葉試験により、てんさいのテンサイモグリハナバエおよび小麦のムギクロハモグリバエに対する被害許容水準を設定した。 背景・ねらい 畑作物の減...
要約 麦あと湛直水稲栽培でのイチモンジセセリ(イネツトムシ)第2世代幼虫の発生量は同時期の移植水稲に比較して多く、6月上旬(大麦あと)より6月下旬(小麦あと)では更に多い。実測孵化日は、湛直栽培などの...
春小麦のアカクローバ間作によるダイズシストセンチュウ密度低減効果
要約 春小麦にアカクローバを間作することによってダイズシストセンチュウ(SCN)の密度を減少させることができ、その効果は間作当年よりも翌年の方が大きい。これにより小麦のアカクローバ間作は、豆類におけ...
春小麦のアカクローバ間作によるダイズシストセンチュウ密度低減効果
要約 春小麦にアカクローバを間作することによってダイズシストセンチュウの密度を減少させることができ、その効果は間作当年よりも翌年の方が大きい。これにより春小麦のアカクローバ間作は、豆類のダイズシスト...
水稲複合抵抗性新品種「玉系88号(彩の夢)」の育成と準奨励品種採用(予定)
要約 耐倒伏性極強、縞葉枯病抵抗性、ツマグロヨコバイ・萎縮病抵抗性、良質多収で減農薬栽培が可能な晩生の水稲新品種「玉系88号(彩の夢)」を育成した。野菜あと等の肥沃地や小麦あと栽培を対象に準奨励品種に...
要約 害虫類が圃場で大麦・小麦を食害することにより、どの程度の減収・品質低下を引きおこすかを6年間調査した。防除区と比較して、無防除区では平均大麦5%、小麦8%減収したが品質(等級)低下は認められなか...
要約 害虫類が圃場で大麦・小麦を食害することにより、どの程度の減収・品質低下を引きおこすかを6年間調査した。防除区と比較して、無防除区では平均大麦5%、小麦8%減収したが品質(等級)低下は認められなか...