大麦の根伸長角度の品種間差異と関連するHvDRO1およびHvqSOR1の多型
要約 大麦のHvDRO1およびHvqSOR1の遺伝子多型が根伸長角度の品種間差異と関連している。排水性の劣る重粘土壌での栽培が一般的である北陸・長野の育成品種の多くが浅根型のHvDRO1を保有している。 キーワード 大...
多雪重粘地における乾田直播水稲-大麦-大豆2年3作での作土の孔隙特性の変化
要約 多雪重粘地における乾田直播水稲-大麦-大豆2年3作では、2年に1度水稲栽培を行っても畑地土壌の性質は失われず、作土中の排水性に関与する粗孔隙および作物が利用する水を保持する易有効水分孔隙は増加、乾燥...
有材補助暗渠機を用いた排水改善による一酸化二窒素排出削減効果
要約 有材補助暗渠機「カットソイラー」を用いた有材心土破砕・刈株鍬込みによる排水改善処理を行うことにより、小麦収量が増加するとともに、温室効果ガスの一酸化二窒素の排出が削減される。 キーワード 一酸化...
要約 水稲乾田直播栽培の前年整地体系は、小麦収穫後・積雪までに整地(耕起・均平)し、春作業を省力化する。泥炭土における輪作のモデルケースでは、慣行体系に比べて春の整地...
圃場生産管理システム内の情報を作付計画へ活用できる線形計画モデル
要約 圃場生産管理システム内の情報を利用することで、圃場の特性による作業時間や収量の差異を解析できる。解析結果から得られる作業時間や収量を用いて構築した線形計画モデルによって、圃場の特性を考慮した作...
多雪重粘土地帯の地下水位制御システム圃場における水・養分流出
要約 多雪重粘土地帯の水稲-大麦-大豆2年3作の地下水位制御システム圃場では、水位制御により暗渠排水性は低下し、全窒素・硝酸態窒素及び懸濁物質流出量は減少、全リン流出量は増加する。また、大麦期が作付期間...
小明渠浅耕播種機を用いて生産費を43%削減する2年3作輪作体系
要約 作溝・畦成形ユニットを装着した小明渠浅耕播種機による水稲-小麦-大豆の2年3作輪作体系では、慣行体系に比べて、作業時間を57%、生産物60kg当たり費用を43%削減できる。小明渠浅耕栽培で湿害を軽減できるこ...
要約 稲発酵粗飼料(イネWCS)を収穫圃場周囲で冬季に、電気牧柵を利用して牛の採食行動を制限して給与することにより、残飼は10%程度に抑えられ、イネWCSを牛舎へ運搬給与する場合と比べて経費は約50%削減さ...
要約
大麦によるリビングマルチと狭畦密植栽培を組み合わせた大豆の雑草防除技術
要約 秋播き性の高い大麦によるリビングマルチと大豆の狭畦密植栽培を組み合わせることで、地表面の光量子密度の低下が早まることから、無中耕・無除草剤でも雑草防除が可能である。リビングマルチの有無は大豆...
道央水田転換畑における秋まき小麦「ホクシン」の大豆畦間ばらまき栽培法
要約 秋まき小麦の連作回避を目的とした大豆畦間ばらまき栽培技術について、道央地域の「ホクシン」に適応した栽培基準である。 キーワード 道央、転換畑、秋まき小麦、大豆畦間播種、連作 背景・ねらい 秋まき小...
基盤整備した汎用田の透排水性と先端的技術導入による多収栽培の実証
要約 大区画に基盤整備した汎用田では透排水性が改善され、サブソイラなどの営農的排水対策も透排水性向上に効果的である。また、大豆の狭畦密植栽培、秋まき小麦の大豆間作栽培、春まき小麦の初冬まき栽培など先...
要約 高タンパク質含量で製粉歩留が高く、菓子パン適性が高い、耐倒伏性に優れる硬質の小麦品種「ニシノカオリ」を奨励(推奨)品種に採用する。 キーワード 小麦、硬質、菓子パン適性、ニシノカオリ、奨励品種
要約 重粘土転換畑の本暗渠の中間に浅層暗渠を施工し、畝下深耕型の耕うん同時畝立て作業機と搬出や薬剤散布等の汎用作業が行えるクローラ運搬車を導入する作業システムである。排水性の改善等により収量が増加し...
要約 重粘土転換畑の本暗渠の中間に浅層暗渠を施工し、畝下深耕型の耕うん同時畝立て作業機と搬出や薬剤散布等の汎用作業が行えるクローラ運搬車を導入する作業システムである。排水性の改善等により収量が増加し...
要約 黒ボク土・多湿黒ボク土で簡易耕を行うと、土壌硬度・固相率が上昇、気相率は低 下する。スィートコーンやてんさいで増収、小麦は同等の収量、豆類は減収する危険性が ある。秋まき小麦の簡易耕では残渣処理...
要約 重粘土転換畑の作土粒孔隙の気相率、相対ガス拡散係数、通気係数には、相互に 直線関係が認められる。各回帰式の回帰係数は栽培される作物によって異なり、その値は毛管径などを用いた毛管モデルで説明でき...
要約 転換畑において、吸水管を田面下50cmに5m間隔で布設するドレンレイヤーは、従来型暗渠(田面下75cmで10m間隔)と比べて、降雨後の地下水位を速く低下させる。このため、湿害の回避に有効であり、水田におけ...
要約 転換畑において、吸水管を田面下50cmに5m間隔で布設するドレンレイヤーは、従来型暗渠(田面下75cmで10m間隔)と比べて、降雨後の地下水位を速く低下させる。このため、湿害の回避に有効であり、水田におけ...
要約 ドレンレイヤー工法による浅層暗渠は、従来のトレンチャ工法による暗渠に比べ省力、低コストに施工でき、降雨後の地下水位の低下が早く、小麦及び大豆の安定生産ができる。 キーワード 浅層暗渠、ドレンレイ...