要約 高周波パルス加熱(HFP)により、果実や野菜のペーストを連続、迅速、均一に加熱殺菌する技術である。農産物素材の色や風味を保持したペーストを長期間保存可能とし、フードロスの低減、食材としての付加価値...
要約 GmERA1遺伝子の発現を抑制したダイズでは、乾燥ストレスに対する生理応答が促進され、干ばつ耐性が向上する。 キーワード ダイズ, 干ばつ耐性, ウイルスベクター 背景・ねらい 世界各地で頻発して...
要約 支柱を用いてテグスを圃場上面1mの高さに1m間隔で平行に張り、側面は25cm間隔で4段のテグスで囲むことで、カラスの侵入を効果的に抑えられる。短時間で簡易に設置と撤去ができ、作付ごとに圃場を移す畑作物...
品種特性データの操作性が向上した系譜図作成ソフトウェア;EvoTree PLUS
要約 系譜図自動作成ソフトウェア;EvoTreeを多種類の品種特性データ(文字列・数値)に対応できるデータ構造へ改変し、データの操作性・汎用性を高めた。改良したEvoTree PLUSはマニュアル・作物系譜データ等と共に...
ダイズ出芽期の冠水はミトコンドリア膜の特定のタンパク質発現を顕著に抑制する
要約 ダイズの出芽期の冠水は、根と胚軸のミトコンドリアの機能に影響を及ぼし、クエン酸回路および電子伝達系の複合体Ⅰには障害を与えないが、複合体Ⅲ、Ⅳ、Ⅴを阻害してATP産生を抑制する。 キーワード ダイズ、...
大豆発芽時の湿害に対する代謝応答はTCA回路やGABA代謝が関係している
要約 冠水ストレスにより大豆発芽時の代謝は大きく変動し、クエン酸、イソクエン酸、フマル酸、GABA、アラニンの変化が強く影響を与えている。嫌気呼吸により糖含有率が低下し、TCA回路とGABA-shunt経路に関わ...
要約 リンゴ園で採集したナミハダニをインゲンマメ葉に接種して、実用濃度の薬液に浸漬すると、殺ダニ剤に対する感受性の園地間および薬剤間の差異を検出できる。検定結果は、共同防除組合や園地ごとに適切な薬剤...
要約 てん菜から砂糖を製造するときに副生するビートパルプは、市販品と同一構造のセラミドを高濃度含んでいるため、セラミド素材の原料として代替利用できる。 キーワード リンゴ搾汁残渣、ビートパルプ、機能性...
要約 リンゴから果汁飲料を製造するときに副生するリンゴ搾汁残渣およびてん菜から砂糖 を製造するときに副生するビートパルプを原料とすることで、高価な機能性糖脂質であるセラミドを大量に生産できる。 キーワ...
要約 リンゴ果実はクサギカメムシ成虫の栄養源として、他の餌植物よりも不十分であるが、卵巣発育の餌としては有効である。これによって、クサギカメムシ成虫は好適な餌が少ない春期に、リンゴ果実を繁殖のための...
マメ葉で飼育したミヤコカブリダニはリンゴ葉上への定着を拒まない
要約 天敵ミヤコカブリダニのリンゴへの定着率は、室内試験においては、ミヤコカブリダニを累代飼育した寄主植物のインゲンマメに影響されることはなく、主に餌であるナミハダニの密度に影響され、密度が高い場合...
マメ葉で飼育したミヤコカブリダニはリンゴ葉上への定着を拒まない
要約 天敵ミヤコカブリダニのリンゴへの定着率は、室内試験においては、ミヤコカブリダニを累代飼育した寄主植物のインゲンマメに影響されることはなく、主に餌であるナミハダニの密度に影響され、密度が高い場合...
リンゴジベレリン20(GA20)酸化酵素遺伝子の単離と発現解析
要約 ジベレリン生合成における重要な酵素の一つであるジベレリン20(GA20)酸化酵素遺伝子をリンゴより初めて単離した。本遺伝子はリンゴ未熟種子において多量に発現しており、その発現のピークは満開後40~80日に...
リンゴにおける新害虫ツマグロアオカスミカメの発生とその被害の確認
要約 秋田県鹿角市においてツマグロアオカスミカメによるリンゴへの加害が確認された。被害の症状は、葉では多数のせん孔が生じ、幼果では窪みや奇形、サビの形成が見られた。 背景・ねらい 2000年6月上旬に、秋...
要約 ナミハダニ(黄緑型)の3系統とナミハダニ(赤色型)の1系統を交配した結果、F1雌は中間的体色で出現したが、F2ではどの組合せでも雌に発育する個体はなく、以後の個体群は存続できないので、これら...
要約 ナミハダニ(黄緑型)の3系統とナミハダニ(赤色型)の1系統を交配した結果、F1雌は中間的体色で出現したが、F2ではどの組合せでも雌に発育する個体はなく、以後の個体群は存続できないので、これら...