要約 赤米に含まれているプロアントシアニジンの量は、赤米粉砕物に直接メタノール、バニリン、硫酸を加え呈色させ、分光光度計で吸光度を測定するのみで測定可能である。抽出、乾固、再溶解の操作が不要なため、...
要約 ソバ粉のルチン含量は1.5 mlチューブを用いた簡易測定法により、また、ダッタンソバ粉のルチン含量は、近赤外分光法により効率的に測定できる。 キーワード ソバ、ダッタンソバ、ルチン、簡易測定法、近赤外...
製パン性に優れ、穂発芽ややし難い硬質小麦新品種「ユメアサヒ」
要約 小麦「ユメアサヒ」は硬質小麦で、高分子量グルテニンサブユニット5+10を持ち、蛋白質含量がやや高くグルテンが強靱で製パン適性が優れる。穂発芽性はやや難であり、稈長がやや長く耐倒伏性はやや弱い。長...
要約 トウモロコシごま葉枯病の圃場抵抗性には少なくとも2つのQTLが関与しており、第10染色体のQTLが最も効果が大きい。QTL近傍のDNAマーカーを選抜マーカーの開発に利用できる。 キーワード トウモロコシ、ごま...
九州で発生するトウモロコシ南方さび病の抵抗性に関与する遺伝子座
要約 九州で発生するトウモロコシ南方さび病に対して抵抗性極強の自殖系統IM-150は、優性の抵抗性遺伝子を持つ。この遺伝子は第10染色体のSSRマーカ-phi052とphi063の間に位置する。 キーワード トウモロコシ、南...
要約 モンゴルで収集されたニラ遺伝資源‘94Mo13’、‘94Mo49’、および‘94Mo50’は二倍体であり、かつ両性生殖性である。通常は高いアポミクシス性を示すニラの交雑育種の素材として、これらの系統は有用である。 キ...
要約 沖縄から宮崎の広い地域から収集したハイキビは種子の着粒がみられないことから、種子繁殖性のないことが示唆され、ギニアグラスとの雑種形成による遺伝子の拡散の可能性は極めて低い。 キーワード ハイキビ...
トウモロコシの近縁種テオシントが持つ耐湿性遺伝子のマッピング
要約 トウモロコシの近縁種テオシントの耐湿性に関わる不定根形成の遺伝子は第5と第8染色体に存在する。それらの近傍の分子マーカーはトウモロコシに不定根形成能を導入する際の選抜指標になる。 キーワード 耐湿...
要約 トウモロコシごま葉枯病の圃場抵抗性には少なくとも2つのQTLが関与しており、第10染色体のQTLが最も効果が大きい。QTL近傍のDNAマーカーを選抜マーカーの開発に利用できる。 キーワード トウモロコシ、ごま...
トウモロコシの近縁種テオシントが持つ耐湿性遺伝子のマッピング
要約 トウモロコシの近縁種テオシントの耐湿性に関わる不定根形成の遺伝子は第5と第8染色体に存在する。それらの近傍の分子マーカーはトウモロコシに不定根形成能を導入する際の選抜指標になる。 キーワード 耐湿...
要約 デント種とフリント種の系列間でバンドの出現頻度に40%以上の差がある25個のSSRマーカーを用いることにより、簡便で精度の高いトウモロコシ自殖系統の系列分けができ、組合せ能力検定の結果とよく一致する。...
九州で発生するトウモロコシ南方さび病の抵抗性に関与する遺伝子座
要約 九州で発生するトウモロコシ南方さび病に対して抵抗性極強の自殖系統IM-150は、優性の抵抗性遺伝子を持つ。この遺伝子は第10染色体のSSRマーカーphi052 とphi063間に位置する。 キーワード トウモロコシ、南...
要約 沖縄から宮崎の広い地域から収集したハイキビは種子の着粒がみられないことから、種子繁殖性のないことが示唆され、ギニアグラスとの雑種形成による遺伝子の拡散の可能性は極めて低い。 キーワード ハイキ...
要約 デント種とフリント種の系列間でバンドの出現頻度に40%以上の差がある25個のSSRマ ーカーを用いることにより、簡便で精度の高いトウモロコシ自殖系統の系列分けができ、組合せ 能力検定の結果とよく一致する...
要約 飼料イネのTDN含量は酵素分析で得られた細胞内容物(OCC)+高消化性繊維(Oa)と細胞壁成分(OCW)を独立変数とした重回帰式で精度良く推定でき、かつ穂重割合をよく反映する。 背景・ねらい 飼料用稲育種や飼...
要約 小麦「タマイズミ」は、硬質で原粒蛋白質含量が高く、製粉歩留が高く、醤油や中華めん用に適する。成熟期は「農林61号」より2~3日早く、耐倒伏性がやや優れる。穂数はやや少なく、収量性はやや少ない。三重...
要約 そば「とよむすめ」は草丈が高く、主茎節数が多く、分枝数・1株花房数は中で、直立分枝伸長型の草型を持ち、生態型は中間型である。多収でルチン含量がやや高い特性をもつ。 キーワード そば、直立短枝型、...
要約 トウモロコシの花粉は少なくとも250mは飛散する。飛散する花粉の密度は、20aの花粉源の場合、250mで1cm2あたり0.5個程度で、250m付近の除雄したトウモロコシにおける着粒率は1.8%程度である。 キーワ...
新規用途向け食用ひえ品種の育種素材となる低アミロース含有系統
要約 岩手県で栽培されていたひえ在来系統は、アミロース含有量が低く、栽培地域・年度による変動が小さい。本系統のデンプンは、既存品種に比べて粘度が高く冷めても硬くなりにくい糊化特性を有しており、新規加...
要約 耐倒伏性が強い寒地向きサイレージ用トウモロコシのF1品種「おおぞら」を育成した。本品種は“中生の中”に属し、多収で、初期生育に優れる。北海道の道央(北部を除く)および道南地域を適地とする。 キー...