葉緑体ゲノム情報に基づくエリアンサス、ススキ、サトウキビの系統分化の解明
要約 エリアンサスおよびススキの葉緑体ゲノムサイズは、それぞれ141,210bpおよび141,416bpであり、イネ科植物に共通の76種類のタンパク質コード領域を含む。これらの塩基配列を用いた系統解析の結果は、サトウキ...
要約 「ナツサカエ」は早生のスーダン型ソルガムで紫斑点病抵抗性である。暖地では4月下旬から5月中旬播種で「峰風」より年間乾物収量が高く、また、イタリアンライグラスの9月下旬播種前に2番草を収穫ができる。...
要約 「JNK-2」は中生のスーダングラスの自殖系統である。高消化性(bmr-6)および紫斑点病抵抗性遺伝子(ds1)を持ち、一代雑種品種「ナツサカエ」の花粉親系統として利用できる。 キーワード 自...
紫斑点病抵抗性のソルガム細胞質雄性不稔系統「JNK-MS-7A」および維持系統「JNK-MS-7B」
要約 「JNK-MS-7A」および「JNK-MS-7B」は、それぞれ、早生の細胞質雄性不稔系統および維持系統である。紫斑点病抵抗性遺伝子(ds1)を持ち、一代雑種品種「ナツサカエ」の種子親系統として利用できる。 ...
ソルガムの茎部への糖蓄積過程で発現するSWEET遺伝子群の発見
要約 ソルガムの糖のトランスポーターをコードするSWEET遺伝子には葉で強く発現するSbSWEET8-1遺伝子と茎で強く発現するSbSWEET4-3遺伝子があり、これらの遺伝子産物が共同することに...
要約 イントロンもしくは単純反復配列周辺に設計したプライマー10組により増幅されるススキとオギそれぞれに種特異的なDNA 断片は、両種間の雑種を同定するためのDNAマーカーとして利用できる。 キーワード スス...
ソルゴレオンはソルガムの重要な生物的硝化抑制物質の一つである
要約 ソルゴレオンは、ソルガムが根から分泌する難水溶性の生物的硝化抑制物質である。ソルゴレオンの分泌量とソルガム根面の難水溶性物質画分の硝化抑制活性との間には高い相関があり、このことはソルゴレオンが...
要約 生物研などが参加した国際コンソーシアムは、イネゲノムの40倍もあるコムギゲノムの塩基配列の概要を明らかにし、コムギの様々な特徴を決定する遺伝子を約12万個見出した。これにより、農業上有用な特性に関...
要約 イネの根を深い方向に伸ばす遺伝子を発見した。根の張り方が浅いイネに本遺伝子を導入すると、根が深くまで伸び、干ばつに強くなることが実証された。 キーワード 干ばつ耐性、深根性、量的形質遺伝子座、重...
暖地・温暖地向きの高消化性で紫斑点病に強いソルガム新品種「SUX109-1」
要約 「SUX109-1」は中生のソルゴー型ソルガムで高消化性(bmr-18)および紫斑点病抵抗性遺伝子(ds-1)を持っている。高消化性品種「秋立」に比べて紫斑点病が発生しやすい暖地・温暖地での適応性...
要約 オオムギの完全長cDNA塩基配列情報を利用して、オオムギゲノムに存在する26,159遺伝子の構造を決定した。本情報は、農業上有用な遺伝子の同定を可能にし、オオムギの品種改良に役立つ。 キーワード オオムギ...
要約 ソルガムの根には、親水性硝化抑制物質としてMHPP(methyl 3-(4-hydroxyphenyl) propionate)とsakuranetin(5,4'-dihydroxy-7-methoxyflavanone)、および疎水性の抑制物質としてsorgoleone(2-hydroxy-5-m...
要約 ソルガムの親細胞質雄性不稔系統「JN-MS-5A」は、早生で高消化性遺伝子bmr-18を持ち、組合せ能力が高く、一代雑種品種の種子親系統として利用できる。 キーワード ソルガム、細胞質雄性不稔、早生、高消化性...
高乾物率で暖地の重要病害に強いソルガム新品種候補「東山交24号」
要約 ソルガム「東山交24号」は、暖地の重要病害である紫斑点病、すす紋病および糸黒穂病に対する抵抗性が強く、乾物率が高い晩生品種である。長期利用型イタリアンライグラス等と組合せた出穂期1回刈り利用に適...
要約 ソルガムの親自殖系統「LN290」は、晩生で紫斑点病抵抗性を持ち、組合せ能力が高く、一代雑種品種の花粉親系統として利用できる。 キーワード ソルガム、自殖系統、晩生、紫斑点病、飼料作物育種 背景・ねら...
消化性に優れる極晩生ソルゴー型ソルガム新品種「東山交29号」
要約 飼料用ソルガム「東山交29号」は、高消化性遺伝子を有するために高消化・高嗜好で、倒伏に強い極晩生ソルゴー型品種である。 キーワード ソルガム、サイレージ、品種、飼料、極晩生、高品質、飼料作物育種 ...
要約 赤米に含まれているプロアントシアニジンの量は、赤米粉砕物に直接メタノール、バニリン、硫酸を加え呈色させ、分光光度計で吸光度を測定するのみで測定可能である。抽出、乾固、再溶解の操作が不要なため、...
要約 赤米に含まれているプロアントシアニジンの量は、赤米粉砕物に直接メタノール、バニリン、硫酸を加え呈色させ、分光光度計で吸光度を測定するのみで測定可能である。抽出、乾固、再溶解の操作が不要なため、...
要約 C1化学変換技術(ガス化合成法)を用いれば、ソルガムは、品種、部位にかかわらず、乾物重の44~49%の重量のメタノールを生産できる。極晩生ソルガム品種を多肥条件下で栽培すれば、5ヶ月間に12.8t/haのメ...
トウモロコシ及びソルガムのすす紋病菌は菌株間で寄生性が異なる
要約 各地から採集したトウモロコシおよびソルガムのすす紋病菌には寄生性に差異があり,トウモロコシに寄生性を示す菌株とソルガムに寄生性を示す菌株が存在する。 背景・ねらい
トウモロコシ,ソルガムのす...