葉緑体ゲノム情報に基づくエリアンサス、ススキ、サトウキビの系統分化の解明
要約 エリアンサスおよびススキの葉緑体ゲノムサイズは、それぞれ141,210bpおよび141,416bpであり、イネ科植物に共通の76種類のタンパク質コード領域を含む。これらの塩基配列を用いた系統解析の結果は、サトウキ...
要約 飼料用サトウキビKRFo93-1 サイレージは乳牛に対し一般的な牧草と同様に給与できるが、泌乳牛では完全混合飼料(TMR)に混合して給与した場合、混合割合が高くなると残飼が増え、栄養状態に影響するため、混合...
ヒエ、ハトムギ種子は2型糖尿病モデルマウス(db/db)の脂質代謝を改善する
要約 ヒエまたはハトムギの20%混合飼料を2型糖尿病モデルマウスに摂食させると、肝臓コレステロールの低下等脂質代謝を改善する。肝臓コレステロールの低下にはヒエ、ハトムギ摂取による糞への胆汁酸排泄、及び肝...
要約 アワ栽培において、播種後20~25日後の早期培土と通常培土を行うことにより、完全に手取り除草を行った場合の約80%の収量を確保することができる。 キーワード アワ、早期培土、機械除草 背景・ねらい 畑地...
名古屋種へのサトウキビ抽出物飼料添加によるコクシジウム感染予防効果
要約 サトウキビ抽出物を飼料添加(サ添加区)して、名古屋種のコクシジウム感染試験を行うと、オーシスト数2万個投与では、サ添加区及び対照区に死亡鶏が見られ、5千個投与では、サ添加区(0.05%)の増体は対照...
要約 沖縄から宮崎の広い地域から収集したハイキビは種子の着粒がみられないことから、種子繁殖性のないことが示唆され、ギニアグラスとの雑種形成による遺伝子の拡散の可能性は極めて低い。 キーワード ハイキビ...
要約 沖縄から宮崎の広い地域から収集したハイキビは種子の着粒がみられないことから、種子繁殖性のないことが示唆され、ギニアグラスとの雑種形成による遺伝子の拡散の可能性は極めて低い。 キーワード ハイキ...
ひえ、あわ、きびの精白によるミネラル及びポリフェノール含量の変動
要約 ひえ、あわ、きび穀粒中の鉄やマグネシウム、ポリフェノールは外層部分に多く含まれ、精白歩合を高めることにより減少する。抗酸化活性も精白により減少するが、炊飯しても変化しない。 キーワード ひえ、あ...
新規用途向け食用ひえ品種の育種素材となる低アミロース含有系統
要約 岩手県で栽培されていたひえ在来系統は、アミロース含有量が低く、栽培地域・年度による変動が小さい。本系統のデンプンは、既存品種に比べて粘度が高く冷めても硬くなりにくい糊化特性を有しており、新規加...
要約 アワの主要な種子貯蔵タンパク質であるプロラミンの遺伝様式を明らかにするとともに、遺伝的多様性を解析した。プロラミン対立遺伝子を指標とすると、中国、朝鮮半島および日本を含む東アジアがアワの多様性...
天蚕副蚕物(きびそ、びす)を活用したニット製品及び工芸品の開発
要約 天蚕「きびそ」を材料にした手紡ぎ糸によるニット製品のつくり方を開発するとともに手編み及び工業的手法による製品を試作する。さらに、天蚕糸入り成形絹シート製品及び天蚕「びす」を材料とした和紙による...
要約 ソバ,タカキビは強い抗酸化活性を有している。特に,ソバ葉,殻はルチンも多く含まれ,機能性に優れた食品素材である。ソバ葉は粉末化,ソバ殻はエタノ-ル抽出により食品に利用可能である。これらを用い...
アマランサス、キビ、アワを組み入れた普通畑作物の大型機械化作業体系
要約 小麦、大豆、ソバとアマランサス、キビ、アワ等の雑穀を組み合わせた機械化一貫作業体系を組み立てた。汎用コンバインを用いた場合でシミュレーションすると、オペレータ数3人(最大5人)で最大117ha(損益分岐...
要約 湛水耐性の強い草種は、表層根や根中空隙を発達させる能力や、低酸素下で好気的呼吸を維持する能力にすぐれる。この特性は、湛水下でのエタノール生成の抑制や根の活力維持に貢献している。 背景・ねらい 飼...
エンドファイトに感染した暖地型イネ科牧野草の害虫に対する摂食阻害作用
要約 石垣島において、暖地型イネ科植物15草種においてエンドファイトの1種 Ephelis sp.の感染が確認された。これらの草種のうちパンゴラグラスにおいては、アワヨトウ幼虫およびマダラバッタ成虫が感染葉よりも...
要約 夏期の暑熱期にペットボトルを用いて、授乳豚の背面に氷水を滴下すると、気温上昇による体温、呼吸数、飼料摂取量への影響が小さくなり、暑熱対策として有効である。 背景・ねらい 近年、養豚経営では、豚...
要約 アワ「虎の尾」、「大槌10」、ヒエ「軽米在来(白)」、キビ「田老系」、「釜石16」は岩手県北部に適し、収量・品質の面において優れる。 背景・ねらい アワ、ヒエ、キビの栄養価が再評価され、機能性も明らか...
根域制限によるブドウ「ピオーネ」の密植ホリゾンタル整枝栽培の早期成園化
要約 根域制限下におけるブドウ「ピオーネ」の密植ホリゾンタル整枝栽培は、早期成園化が可能で、幼木段階から大幅な早期多収となり、現在の平棚短梢せん定栽培と同等の果実品質が得られる。 背景・ねらい 現在...
要約 県内六条皮麦の安定的な生産拡大を図るため、良質・多収である「ミノリムギ」を準奨励品種に採用し、「リクゼンムギ」に代えて普及する。 背景・ねらい 麦類は湿害による生育不良や麦価の低迷による生産意...
要約 マメコバチの巣筒に寄生するツツハナコナダニの防除として、プロチオホス水和剤10000倍、DDVP乳剤3000倍液へのマメコバチ脱出前繭の10秒間浸漬処理が有効であった。 背景・ねらい マメコバチの巣筒に寄生し...