要約 畑作と酪農が混在する北海道十勝地域(河東郡・音更町)を対象にした農業生産を物質循環モデルによって評価すると、酪農経営の家畜ふん尿と畑作経営の麦稈の相互有効利用による有畜複合農業の形成が、環境負...
要約 基幹畑作物(てんさい、ばれいしょ、小麦)のあとに直播きされたキャベツの出芽、初期生育並びに収量に対する前作物の種類や前作物残さのすき込みの有無の影響は小さい。北海道農業試験場・畑作研究センター...
要約 てんさい「NK-212BR」は、二倍体・多胚の花粉親系統で、高糖性、抽苔耐性が強く、てんさいそう根病抵抗性雄性不稔系統との組合せ能力が高い。本系統を花粉親として育成した新品種候補系統「北海70...
要約 エタノ-ル原料用として,エタノ-ル変換効率及び生成量の優れるてんさい一代雑種系統を育成した。直播栽培では,最大で約600L/10aのエタノ-ル生成が可能である。北海道農業試験場・畑作研究センタ...
要約 リゾクトニア菌に対する発病抑止土壌から、テンサイ根腐病を抑制するバーテシリウム菌やトリコデルマ菌が分離され、圃場でのふすま・バーミキュライト培養菌体の株元施用、育苗時および移植時施用の三つの組...
要約 必須微量元素であるホウ素は,植物体内で,水溶性のホウ酸とホウ酸モノおよびジエステル態として存在し,また,細胞壁中では,ホウ酸ジエステル態としてペクチンを架橋し,基本構造体の構成要素として機能...
テンサイそう根病ウイルス遺伝子からのウイルス抵抗性遺伝子の探索
要約 テンサイそう根病ウイルスRNAのコードするいくつかの非構造蛋白質遺伝子をNicotiana benthamianaに導入し、得られた形質転換体の自殖次世代にウイルスを汁液接種して抵抗性を検定した。一部の植物体では、ウ...
てんさいのヨトウガ第2世代に対する防除時期決定のためのモニタリング法
要約 てんさいのヨトウガ第2世代の防除時期は、50株調査で被害株率が50%に到達したときである。また、その防除時期を決定するための調査期間は、8℃を発育下限温度とした4月1日からの有効積算温度で1050~1300日...
要約 人工飼料を用いて増殖したヨトウガの卵を餌としたタマゴバチの増殖計画を作成した。輸入タマゴバチ製剤をてんさいほ場に600カプセル/1ha(羽化した雌成虫数で338000頭/1ha相当数)を2週間間隔で2回放飼する...
要約 「北海70号」は、国際共同研究により育成したテンサイそう根病抵抗性の単胚・二倍体一代雑種で、テンサイそう根病発病畑では既存品種「リゾール」より高生産性である。健全畑では標準品種「モノホマレ」よ...
要約 てんさいを移植栽培体系から移植直播併用栽培体系、直播栽培体系に移行することにより、小規模階層では省力化、大規模階層、畑野菜作経営においては、所得向上と省力化の可能性が高い。 背景・ねらい てんさ...
拮抗細菌をコーティングしたペレット種子によるテンサイ苗立枯病の抑制効果
要約 Xanthomonas属の拮抗細菌の種子コーティングは、PythiumとRhizoctonia菌によるテンサイ苗立枯病を慣行農薬並に抑制でき、播種後は根圏に定着する。菌数はペレット種子の造粒工程で減少するが、造粒後は2カ月...
要約 根圏細菌SB-K88菌株の紙筒育苗てんさい苗の根浸漬処理は、そう根病汚染圃場における葉の黄化症状を1~3ヵ月間遅延させる。また、本菌株を付着させた担体の土壌混合により約3週間発病を抑制できる。 背景・ね...
要約 原料てんさいの品質劣化に関与する有害性非糖分について、低含量への効率的な個体選抜法を開発した。また、有害性非糖分含量の低い高品質な細胞質雄性不稔維持種子親系統を選抜・育成した。 背景・ねらい ...
拮抗細菌をコーティングしたペレット種子によるテンサイ苗立枯病の抑制効果
要約 拮抗細菌の種子コーティングは、PythiumとRhizoctonia菌いずれのテンサイ苗立枯病も慣行農薬並に抑制できる。この拮抗細菌はXanthomonas属で、播種後には根圏に定着する。菌数は既存のペレット種子の造粒...
要約 根圏細菌SB-K88菌株の紙筒育苗てんさい苗の根浸漬処理は、そう根病汚染圃場における葉の黄化症状を1~3ヵ月間遅延させる。また、本菌株を付着させた担体の土壌混合により約3週間発病を抑制できる。 背景・ね...
病原菌の繰り返し接種による土壌のテンサイ苗立枯病抑止性の誘導
要約 テンサイ苗立枯病の土壌の抑止性は、菌体の繰り返し接種により誘導される。土壌の抑止性は死菌体によっては誘導されず、抑止土壌中では繰り返し接種をしても菌数が減少し、菌糸の生育は抑制される。 背景...
病原菌の繰り返し接種による土壌のテンサイ苗立枯病発病抑止性の誘導
要約 テンサイ苗立枯病の土壌の抑止性は、菌体の繰り返し接種により誘導される。土壌の抑止性は死菌体によっては誘導されず、抑止土壌中では繰り返し接種をしても菌数が減少し、菌糸の生育は抑制される。 背景...
前作物がとうもろこしの内生菌根菌感染率並びに生育・収量に及ぼす影響
要約 有効態リン酸含量の低い(mg/100g乾土)土壌では、前作物の種類はとうもろこしの生育収量に大きく影響する。これは前作物の種類によってとうもろこし根の内生菌根菌感染率が大きく変化し、リン酸吸収量に差...
前作物がとうもろこしの内生菌根菌感染率ならびに生育収量に及ぼす影響
要約 前作物の種類はトウモロコシの生育収量に大きく影響する。これは前作物の種類によってトウモロコシ根の内生菌根菌感染率が大きく変化し、リン酸吸収量に差が生じることによる。生育初期の土壌水分が高い場合...