カドミウム低吸収性の水稲新品種「ふくひびき環1号」、「えみのあき環1号」
要約 「ふくひびき環1号」、「えみのあき環1号」は、多収品種「ふくひびき」、直播栽培向き良食味品種「えみのあき」にカドミウム低吸収性を導入した同質遺伝子系統である。 キーワード 水稲、新品種、カドミウム...
短紙筒狭畦移植機と自走式多畦収穫機等を用いたテンサイの狭畦栽培
要約 本狭畦栽培は、短紙筒狭畦移植機、自走式多畦収穫機等を用い支援組織が行う。1年間に1台で移植機は60ha、収穫機は移植栽培と直播栽培を合わせて140haの作業が可能である。慣行の移植栽培に比べて糖量が14%向...
直播栽培における抵抗性"強"品種を利用したテンサイ黒根病の被害軽減技術
要約 テンサイの直播栽培では、移植栽培と比べてテンサイ黒根病の被害が大きいが、黒根病抵抗性が"強"の「カチホマレ」または「北海みつぼし」の利用により黒根病の被害が軽減される。 キーワード 直播...
高速作業でも安定した出芽率が得られる高精度テンサイ施肥播種機
要約 張出側板を有する船底型播種作溝部により、慣行播種機の1.5倍の高速作業でも高精度に播種するテンサイ施肥播種機である。トリプル鎮圧輪により出芽率は87%で、慣行作業よりも33%程度の高能率化が可能である...
てんさい直播、ばれいしょソイルコンディショニングを核とする新体系の導入条件
要約 てんさい簡易耕起狭畦直播栽培は、45ha経営において収量を移植比9割以上確保し、不耕起播種機を2戸共有とすることで導入可能となる。ばれいしょソイルコンディショニング栽培は、作業受託を行うことで機械装...
マルチを利用した播種期前進化による直播エダマメの作期拡大技術
要約 低温期に播種したエダマメは、黒色ポリマルチを利用すれば出芽は安定し旺盛な生育と収量が得られる。また、品種と播種期を組み合わせた段播計画により、4月下旬から6月上旬播種の省力的な直播栽培だけで、...
要約 圃場への鍬込みにより還元されている冠部糖収量は、全糖収量の1割程度を占める。収穫時期を11月上旬まで遅らせることにより、高糖型系統「北海98号」の直播栽培は、移植栽培と同程度の全糖収量が得られる。 ...
Aphanomyces cochlioides遊走子接種によるテンサイ苗立枯病抵抗性検定手法
要約
要約 飼料イネ用新品種「タチアオバ」は、通常の収穫作業では脱粒はほとんど見られず、麦跡等の普通期移植栽培・直播栽培およびたばこ跡等の晩期移植栽培のいずれでも糊熟期~黄熟期での稲発酵粗飼料としての収穫...
要約 早晩性を異にするエダマメ4品種(「福成」、「湯あがり娘」、「新潟茶豆」、「庄内5号」)について、作成した温度と日長の多項式で表されるDVR(発育速度)推定式を用いて、直播栽培での出芽日、開花日お...
てんさい直播栽培における風害およびソイルクラストによる初期生育障害の軽減対策
要約 てんさい直播栽培において、麦類を被覆作物とする整地前散播方式および畦間条播方式が風害軽減効果がある。ソイルクラスト対策はワイヤーツース型ソイルクラストクラッシャが適し、足跡が残らない固さになる...
要約
要約 テンサイ黒根病の被害は内部腐敗の進んだ株で大きく、感染時期が早いほど内部腐敗を生じる。フルアジナム水和剤の100倍液の苗床土壌潅注は省力的で有効である。品種、薬剤、石灰資材の組み合わせた防除対策...
要約 直播テンサイにおいて、慣行の全量作条施肥に替わる低ストレス型施肥技術とし て全層施肥と分肥の効果を検討した結果、両者とも初期生育が向上し、増収する。ただし 全層施肥には、多雨時に窒素肥効が低下す...
要約 直播てんさいの出芽率85%以上を確保するための砕土条件は20mm以下の土塊径割合を90%以上とし、播種後の鎮圧を狭幅鎮圧輪とする。ビートハーベスタの作業速度は粘質土壌用の掘取り刃で1.5m/s以下、石礫地用...
要約 てんさい直播栽培の収益性は移植栽培より低いため、基本的には、移植から直播へ転換すると所得は低下する。しかし、移植収量が低く、かつ労働力の少ない経営群のうち、(1)小規模経営で全面直播栽培をおこな...
要約 粉砕したてんさい果実に含まれる真正種子の比率が近赤外分光法により効率的に測定でき、比率と果実重から真正種子重が効率的かつ高精度に推定できる。 キーワード てんさい、果実、真正種子重、高精度、簡易...
種子プライミング処理による直播てんさいの初期生育向上と根重増加
要約 種子プライミング処理は、てんさい真正種子中の糖含有率および総デンプン分解酵素活性を高める。これにより、低温下における発芽・出芽が早まり、初期生育が向上し、さらには、収穫期の根重が増加する傾向が...
要約 北海道における水稲乾田直播栽培適性の判断材料として、アメダス気温データ等に基づく有効積算気温のメッシュデータおよび長期積雪情報に基づく推定消雪日をインターネット上で提供することにより、導入適性...
要約 てんさい直播栽培における初期生育障害の主原因は土壌の低pHである。対策として、石灰質資材の全面全層施用により作付け前の土壌をpH5.8以上に矯正することが必要である。その上で石灰質資材を作条施用する...