Xylella属細菌の感染植物を早期発見するためのPCR検定法
要約 Xylella属細菌は、世界的に分布が拡大している重要病原体であり、日本への侵入も警戒される。果樹類を中心に葉焼けや枝枯れなどの症状を引き起こすが、他要因による類似症との区別が必要であり、感染植物を...
要約 薬剤抵抗性遺伝子診断法、サンプリング手法、簡易生物検定法、抵抗性発達リスク判定の基準、代替防除法の提案をまとめたガイドライン案である。本ガイドライン案に基づき、地域ごとの作目や栽培様式に応じた...
冬期のマシン油乳剤散布によるチャ赤焼病の発病助長とその抑制技術
要約 チャトゲコナジラミの基幹防除では、マシン油乳剤の冬期散布が行われるが、冬期に赤焼病初発茶園でマシン油乳剤を散布すると、赤焼病の発病が助長される。マシン油乳剤を散布する3日から7日前に銅水和剤を事...
セルリーのチューブかん水栽培における減化学農薬・減化学肥料栽培技術
要約 チューブかん水の導入および適切な薬剤選択と適期防除により、斑点病と軟腐病を慣行よりも少ない薬剤使用回数で防除できる。また、土壌診断に基づく窒素施肥対応により総窒素施用量の適正化が図られ、化学肥...
要約 小麦、大豆、菜豆、ばれいしょ、てんさい、たまねぎの主要な病害虫に対しドリフト低減ノズルを用いた際の防除効果は慣行ノズルによる防除効果とほぼ同等である。 キーワード ドリフト低減ノズル、病害虫、防...
散布量が少なく防除効果の高い送風型のクワシロカイガラムシ防除用アタッチメント
要約 乗用型防除機に装備する送風型のクワシロカイガラムシ防除用アタッチメントは、茶樹冠内薬液付着程度が従来の機具に比べ高く、薬液散布量を700リットル/10aとしてもクワシロカイガラムシに対する防除効果が...
茶園用送風式農薬散布機による減量散布とチャのハマキガ類、炭疽病、輪斑病の防除効果
要約 送風式農薬散布機を利用して散布薬液を減量しても、チャのハマキガ類や炭疽病、輪斑病に対して、動力噴霧機等を用いた通常の農薬散布とほぼ同等の防除効果が得られる。病害虫や薬剤の種類によっては、散布...
各種農薬がクワシロカイガラムシ寄生性猩紅病菌の菌密度に及ぼす影響
要約 チャに登録のある農薬には、殺菌剤ばかりでなく殺虫・殺ダニ剤の中にも、猩紅病菌の菌糸伸長・胞子発芽を阻害する薬剤がある。これらの農薬を散布することにより、茶園においてクワシロカイガラムシの猩紅病...
要約 茶園用送風式農薬散布機は、送風機と低圧ポンプを用いた小型の乗用型ミスト機である。葉層内部への薬液到達性が高いため、動力噴霧機を用いた農薬散布と比較して、散布量を削減しても茶葉の裏面への薬液付着...
要約 茶園用送風式農薬散布機は、送風機と低圧ポンプを用いた小型の乗用型ミスト機である。葉層内部への薬液到達性が高いため、茶葉裏面への薬液付着が良く、動力噴霧機を用いた農薬散布と比較して、散布量を削減...
要約 茶園用送風式農薬散布機は、送風機と低圧ポンプを用いた小型の乗用型ミスト機である。葉層内部への薬液到達性が高いため、茶葉裏面への薬液付着が良く、動力噴霧機を用いた農薬散布と比較して、散布量を削減...
要約 性フェロモン剤と顆粒病ウイルス剤の利用と土着天敵の保護活用、および二番茶摘採後のせん枝処理よる病害伝染源の除去を組み入れた茶の病害虫防除体系は、化学合成農薬の使用を半減以下にすることが可能であ...
てんさいの直播栽培における狭畦幅(50cm)による増収効果と栽植株数の設定
要約 直播狭畦幅(50cm)栽培は、60cm畦幅栽培に比較して、根重で6%程度、糖量で7%程度の増収効果が認められ、収穫株数が8000~10000株/10aとなるように播種機の設定をする。 背景・ねらい 省力栽培法であるてんさ...
要約 茶の主要害虫であるカンザワハダニ、チャノコカクモンハマキを天敵(ケナガカブリダニ、顆粒病ウイルス)利用により防除を行うことで、化学合成農薬の散布農薬数を50%、散布回数を30%削減しても慣行防除と...
要約 運搬車、動力噴霧機、ズームノズル等を組み合わせて乗用型高性能防除機を開発した。この防除機を用いると大区画桑園での除草剤または殺虫剤散布の時間は1ha当たり6時間と省力化できる。 背景・ねらい 雑草及...
水稲の中山間地における黒色再生紙を活用した有機質肥料の施用による栽培法
要約 移植時に低温となる中山間地においては、除草に黒色再生紙マルチを用い、基肥にコシヒカリの場合なたね油粕80kg/10a施用し、本田病害虫防除2回で慣行栽培に近い生育・収量が得られる。 背景・ねらい 化学...
要約 人工飼料を用いて増殖したヨトウガの卵を餌としたタマゴバチの増殖計画を作成した。輸入タマゴバチ製剤をてんさいほ場に600カプセル/1ha(羽化した雌成虫数で338000頭/1ha相当数)を2週間間隔で2回放飼する...
要約 キャベツを栽培するうえで、被害の大きい重要病害である黒腐病の発病に対する品種間差異を市販の20品種について明らかにした。 キーワード キャベツ、黒腐病、品種間差異野菜・茶業試験場 環境部 病害研...
要約 緩効性肥料を用いて2年1回の施肥を行っても慣行の施肥法に比し収量等には影響が小さいので、本法が大規模桑園を省力的に分割管理する上で有効であることを示した。 背景・ねらい 年間飼育回数10回、繭生産量...
要約 省力的雑草防除法として考案したトップスプレー法は、改良した野菜用散布機で桑園全面に上部より散布することが可能である。本トップスプレー法を大面積桑園の雑草防除における省力的機械化管理体系に組み入...