要約 サトウキビの栽培における植付作業を、一工程化したロータリー装着型側方サトウキビ植付機を開発した。これにより、砕土、畦立て、苗切断、施肥、農薬散布、覆土、填圧、除草剤散布の全てが一工程で実施可能...
要約 牧ノ原台地にある集団茶園から河川に流出する硝酸性窒素量は1年間で1haあたり約200kgと見積もられる。この河川水を水稲作付期だけでなく非作付期にも水田に湛水灌漑した場合の硝酸性窒素除去可能量は、いく...
浸透水の実態と土壌溶液に基づく茶園の硝酸態窒素溶脱濃度の推定
要約 茶園における降雨の地下浸透量は樹冠下部がうね間部の約2倍である。また,うね間部に施肥を行った場合,浸透水の硝酸態窒素濃度はうね間部でのみ高い。うね間部と樹冠下部の浸透水量割合を用いて土壌溶液中...
要約 施肥機は、ロータリフィーダ方式の繰り出し機構で車速と連動し、ブロアの送風によりうね間および樹冠下にも施肥できる。さらに、樹冠下土壌と混和するための混和機を使用することで肥効の安定が期待できる。...
黒ボク土茶園のうね間部表層土壌における土壌窒素無機化量の迅速な評価法
要約 黒ボク土のかぶせ茶園において一年間に無機化する土壌窒素量のうち、23~63%がうね間部分に由来する。うね間部表層土壌における土壌窒素無機化量は熱水抽出窒素量によって評価することができる。 キーワー...
要約 尿素肥料を液肥に用いた茶園での樹冠下点滴施肥は、土壌への無機態窒素の蓄積を生じさせず、亜酸化窒素の大気への放出量を低減できる。 キーワード 茶、樹冠下点滴施肥、亜酸化窒素、無機態窒素
背景・...
要約 イグサ栽培において、被覆尿素を基肥に施用することで、現行窒素施肥と比べ、総窒素施用量を2割減量、窒素追肥回数を4回から1回に減らすことができ、なお、現行施肥体系と同等以上の収量・品質が得られる。 ...
要約 玉露園において、樹冠下に点滴施肥すると窒素施用量を53kg/10aに低減しても、慣行肥料で73kg/10a施用した場合より増収し、収量性が同レベルであれば品質は維持される。 キーワード チャ、玉露園、点滴施肥、...
要約 煎茶園において窒素50kg/10aを樹冠下に点滴施肥すると、慣行施肥より一、二番茶の収量が2割程度多くなり、品質も向上する。また、点滴施肥を2~3年継続すると、土壌浸透水中の硝酸性窒素濃度は10ppm以下とな...
要約 乗用型深層施肥機により、夏、秋肥に有機入り液状複合肥料をうね間の深さ15cmの位置に深層施肥することで、年間50kg施用でも約80kg/10a施用の多肥茶園とほぼ同等の収量、品質が得られる。 キーワード チャ、...
要約 茶園において、少雨時にかん水を行い土壌水分を適正に保つと、施肥資材等からの窒素の供給が順調に進み、土壌中無機態窒素量が高い値で推移する。また、新芽の生育量は大きく、全窒素含有率も高くなり、施肥...
三番茶不摘採を前提とした窒素低投入茶園における二番茶摘採後の整せん枝法
要約 被覆尿素肥料を用いて年間窒素施肥量を60kgN/10aから45kgN/10aに減肥した場合は、二番茶摘採後に浅刈り処理あるいは三番茶摘採位置での整枝を、さらに30kgN/10aまで減肥した場合は二番茶摘採後に浅刈り処理...
茶園における被覆尿素肥料を利用した減肥と多雨期のうね間マルチ敷設による窒素溶脱量低減効果
要約 被覆尿素肥料を利用して年間窒素施肥量を削減し、多雨期はうね間にマルチ敷設することで、生葉収量及び製茶品質を維持しながら窒素溶脱量を大幅に低減できる。 キーワード チャ、減肥、被覆尿素、マルチ、窒...
要約 ジシアンジアミド入り被覆尿素を茶園に施用すると、通常の被覆尿素に比べ、窒素溶脱が低減される。 キーワード チャ、硝化抑制、ジシアンジアミド、被覆尿素、窒素溶脱、環境保全 背景・ねらい 茶園において...
要約 直播テンサイにおいて、慣行の全量作条施肥に替わる低ストレス型施肥技術とし て全層施肥と分肥の効果を検討した結果、両者とも初期生育が向上し、増収する。ただし 全層施肥には、多雨時に窒素肥効が低下す...
要約 茶園において窒素施用量を増加させても茶樹の窒素吸収はあまり増加しない。統計資料とアンケート結果をもとに概算した県別の窒素収支から、平成14年度現在、単位面積(10a)当たりの窒素の投入量と搬出量の差...
要約 牧ノ原台地の集団茶園地帯から平水時の河川に流出する硝酸性窒素量は1年間1haあたり約200kgと見積もられる。茶園地帯周辺のいくつかの河川流域では、非作付期にも水田に湛水灌漑することで、流出硝酸性窒素...
要約 赤黄色茶園土壌への硝酸イオンの吸着は、pHが低いほど、また、硝酸イオンの濃度が高いほど増加するが、その量は極めて少ない。茶園土壌において、通常、陰イオンの保持能が硝酸性窒素の移動に影響を及ぼすこ...
要約 遊休桑園は、伐採、管理放牧、表土処理、マクロシードペレット播種、電気牧柵利用により放牧地化できる。桑園放牧地約150aで黒毛和種繁殖牛5.5頭の輪換放牧では約240日間の放牧が可能であり、舎飼に比べ飼養...
要約 3年間有効であるとされる超緩効性肥料は茶園土壌を用いた室内試験では約2年間の無機化期間を有する。本肥料を樹冠下施用すると、45kgN/10a・一回の施用量で慣行施肥区の速効性肥料60kgN/10a・年と同等の肥...