高栄養暖地型牧草バヒアグラス「ナンオウ」の放牧利用による肉用子牛生産
要約 暖地型牧草バヒアグラスの4倍体品種「ナンオウ」は従来の2倍体品種に較べ草質が良好で、黒毛和種の親子放牧において、放牧子牛は日増体量0.8kg以上の良好な発育を示し、母牛は連産可能な良好な繁殖成績を示...
遊休桑園で桑樹を伐採・積載・搬出せずに剥皮処理しながら牧草を導入する方法
要約 林地化した遊休桑園での不耕起牧草導入法として、草刈り鎌での桑樹の剥皮と管理放牧および播種前の除草剤散布を行った後に土粒シードペレットを用いた播種と施肥を行うと、良好な牧草導入と作業の軽労化およ...
要約 遊休桑園は、伐採、管理放牧、表土処理、マクロシードペレット播種、電気牧柵利用により放牧地化できる。桑園放牧地約150aで黒毛和種繁殖牛5.5頭の輪換放牧では約240日間の放牧が可能であり、舎飼に比べ飼養...
要約 歩行式クローラー型運搬機に動力噴霧機と貯水タンクを取り付け、安価で小型の桑園畦間走行用の乗用型動力噴霧機を開発した。本機の全長は250cm、幅100cmで、薬剤散布幅は250cm、本機の回転には3m以上の枕地...
要約 桑園のマルチ栽培には崩壊性フィルムが適している。崩壊性フィルムは従来のポリエチレンフィルムと同様な地温上昇効果が認められ,桑の収量が増加する。また,雑草防除効果も高い。鹿児島県蚕業試験場・栽桑研...
要約 基幹労働力2人で繭生産量10tの大規模養蚕モデルを設定し、省力的な新技術の組立を行った。年間労働時間は 1,746時間で、これは現行の全国平均の約10%であり労働生産性は飛躍的に向上する。 背景・ねらい 繭...
要約 10t養蚕に対応した桑園の省力的管理技術を確立した。桑園管理は、乗用型管理機により育蚕作業と競合しない冬期間に主体的に行う。また、桑園造成は組織培養苗を機械で植付けすることにより省力的に行う。 背...
要約 密植機械化桑園において、被覆肥料配合固形肥料を用いた年1回施肥法は従来の施肥法と比べ収量に差はなく、施肥管理作業の省力化が図られる。 背景・ねらい 先進国型養蚕に対応した栽桑技術を確立するため、<...
要約 密植桑園の肥培管理資材として、10a当たり豚糞堆肥2tおよび苦土石灰60kgを春肥時に混合して散布し、尿素59kgを春肥時と1回目収穫後に分施すると、慣行施肥並の桑収量が得られ、肥培管理資材費は2割程度とな...
要約 クローラ型搬送機に簡易に装着できる施肥機を開発した。本機の施肥散布幅は、4.5~8.5mで、施肥量は落下口の開度と走行速度で調節できる。春切桑園では畦幅が 1.0m以上の桑園で導入でき、施肥作業時間は人力...
要約 圧縮空気を利用したエゼクタと小容量ホッパで構成する散布機を用いて、急傾斜地で広域散布する汎用性の高い作業システムを開発した。本システムは4~5名で1日に2~2.5トンのマクロシードペレットを製作し、...
要約 圧縮空気を利用したエゼクタと小容量ホッパで構成する散布機を用いて、急傾斜地で広域散布する汎用性の高い作業システムを開発した。本システムは4~5名で1日2~2.5トンのマクロシードペレットを製作し、0.8...
要約 緩効性肥料を用いて2年1回の施肥を行っても慣行の施肥法に比し収量等には影響が小さいので、本法が大規模桑園を省力的に分割管理する上で有効であることを示した。 背景・ねらい 年間飼育回数10回、繭生産量...
要約 密植桑園の連年夏切収穫法は、従来の一春・一夏輪収法と同程度の収穫量が得られ、春蚕期の収穫枝条の細径化も図られる。 背景・ねらい 北部地域における密植桑園の春蚕収穫枝は、前年の春切りした越年枝条を...
要約 培養室約5㎡、順化施設60㎡、育苗施設60㎡の規模の施設において、桑組織培養シュートを利用したセル成型苗が、年間最大6万本生産できる。このセル成型苗の移植機による植付時間は、1.0~2.9時間/10aであり、...
要約 寒冷地桑園の収穫法別施肥法は、春切が夏肥重点、夏切が春肥重点の施肥とし、夏全伐は春夏同量とする。密植桑園の窒素施用量は利用効率を考慮して決定し、特に夏肥の施用時期を遅れないように注意する。 背...
要約 種茎直播では根系が浅く、造成当年は、8月中~下旬から肥切れとなる場合もあるので、新梢が約10~20cm伸長した時点と窒素利用率の高い8月中旬頃の2回に分けて施肥する。施肥量は年間窒素成分量で15kg/10aと...
要約 古条を3芽2節に調製した種茎を散播し、覆土マルチすることで機械収穫に対応する密植桑園造成が可能となり、造成時間は従来の約13%、造成経費約27%で可能な、省力作業体系を確立した。 背景・ねらい 半条型条...
要約 被覆肥料と単肥又は固形粒状肥料を配合した桑専用肥料を春一回施肥したところ、慣行施肥法(春、夏肥分施)に勝る条桑収穫量が得られた。 背景・ねらい 桑は年間の窒素施肥量が多く、多肥による障害を回避する...
要約 桑のセル成型育苗法は、混合培養土を充填したプラスチックセルトレーに、蒸留水に20分浸漬した15mm以上の培養葉条を直挿しし、保温保水に留意しながら培養することで、発根と順化を同一容器同一工程で行うこ...