メチオニン入り緩効性肥料の試作と茶樹へのメチオニンの施用効果
要約 メチオニン入りの緩効性肥料を試作し、幼茶樹への施用効果を調べた。メチオニンの処理により幼茶樹の根の活性が向上し、生育促進効果が認められた。 背景・ねらい 茶園ではうね間に多くの窒素肥料を与えるた...
要約 茶樹の生体電位を茎部より誘導し,連続的に安定して計測することが可能である。電位は日周変動を示し,その変動には光・温度が関与している。また,施肥直後に対応を見せる電位変化を検出することも可能であ...
茶園における被覆尿素肥料と牛糞堆肥を利用した環境にやさしい施肥体系
要約 牛糞堆肥を1t/10a施用し被覆尿素70日タイプを秋肥に用いて年間窒素施用量を40kg/10aとすることで、慣行施肥量100kg/10aに比べ環境負荷量を軽減できるだけでなく、それと同等の収量、販売単価を得ることがで...
窒素濃度の高い河川水をかん水した砂地のダイコンにおける窒素施肥量の削減
要約 硝酸態窒素濃度が約30mg/lの河川水を砂地のダイコン栽培にかん水として利用することで窒素施肥量を慣行(24~30kg/10a)から16kg/10aまで減らしてもLクラスの根重が確保でき、窒素施肥量の削減に有効である。 ...
要約 雑草生育の休耕田に茶園排水を通年かんがいすると年間の窒素除去量は2377kgha-1で、4~9月には流入窒素の94%、10~3月には58%が除去され、高い窒素除去効果がある。 背景・ねらい 近年、生産調整により休耕...
要約
茶栽培における被覆尿素を用いた硝酸態窒素溶脱低減・省力施肥法
要約 秋肥、春肥の50%を被覆尿素とする追肥を省略した茶栽培体系では、年間窒素施肥量を30%減肥しても、品質・収量が維持され、しかも硝酸態窒素の溶脱を60~70%低減できる。 背景・ねらい 茶の窒素施肥量は農作...
てんさいの直播栽培における狭畦幅(50cm)による増収効果と栽植株数の設定
要約 直播狭畦幅(50cm)栽培は、60cm畦幅栽培に比較して、根重で6%程度、糖量で7%程度の増収効果が認められ、収穫株数が8000~10000株/10aとなるように播種機の設定をする。 背景・ねらい 省力栽培法であるてんさ...
要約 下水汚泥と牛ふん尿(敷料:バークおよび麦稈)を融合(混合発酵)したコンポスト0.5t/10a施用(現物)による野菜、畑作物の窒素減肥可能量はバーク融合コンポストが1.5kg、麦稈融合コンポストが3kg程度である。ま...
要約 ライシメーターを用いて、降水量が肥料成分の溶脱量に及ぼす影響を調査した結果、年間降水量の多い処理区で浸透水の無機態窒素濃度が低下する傾向がみられた。しかし、無機態窒素の溶脱量は浸透水量に比例し...
要約 茶園用ペースト状肥料かん注施肥機をメーカーと共同開発した。この機械によるかん注施肥の作業時間は10a当たり約25分である。また、本機は傾斜地、礫に富む圃場において、平坦地と同様に高い精度でかん注作...
要約 乗用型茶園中切機に着脱可能なアタッチメントを装着し、乗用型深層施肥機を開発した。本機はうね間の深さ30cmまで筋条に深層施肥することが可能で、作業能 率が高く、施肥に伴う断根も少ない。鹿児島県茶業...
有機物連用における露地栽培レタス−ブロッコリー体系の効率的肥培管理技術
要約 有機物を連用した露地圃場のレタス-ブロッコリー栽培において、堆肥と有機質肥料を減肥しても化学施肥栽培並の収量が得られる。また、適正な有機物施用量は、作付け前土壌の腐植含有率から推定できる。 背...
要約 水稲-イグサ二毛作を主体とする流域を対象として、水系を中心とした窒素フローを明らかにした。施肥窒素の見かけの流出率は、流域の差引排出負荷量ベースで検討すると8%となった。イグサへの施肥期には窒素...
要約 熱画像測定装置で日中に茶園の表面温度分布を測定すると、衰弱した茶樹は表面温度が高い特徴があり、正常な茶樹と判別できる。茶園熱画像から、干ばつ被害、土壌条件の不良、不適切な栽培管理、茶園の微気象...
低窒素条件におけるトマト生育の品種間差異と窒素同化能(研究)
要約 施肥窒素濃度に対するトマトの生育反応と窒素同化能力には品種間差異があり,慣行より低窒素条件下で高い窒素吸収量と乾物量を示す品種では,葉の硝酸還元酵素活性が高く,体内に吸収した硝酸態窒素の同化能...
要約 茶園に敷設したレール上を自走し、収量分布を得るための計測用摘採機である。本機を用いることで、精密農業を実現する上で重要な情報となる茶園における収量分布を収量メッシュマップとして得ることができる...
要約 密植桑園の肥培管理資材として、10a当たり豚糞堆肥2tおよび苦土石灰60kgを春肥時に混合して散布し、尿素59kgを春肥時と1回目収穫後に分施すると、慣行施肥並の桑収量が得られ、肥培管理資材費は2割程度とな...
要約 クローラ型搬送機に簡易に装着できる施肥機を開発した。本機の施肥散布幅は、4.5~8.5mで、施肥量は落下口の開度と走行速度で調節できる。春切桑園では畦幅が 1.0m以上の桑園で導入でき、施肥作業時間は人力...
要約 基幹労働力2人で繭生産量10tの大規模養蚕モデルを設定し、省力的な新技術の組立を行った。年間労働時間は 1,746時間で、これは現行の全国平均の約10%であり労働生産性は飛躍的に向上する。 背景・ねらい 繭...