国頭マージ土壌における耕耘同時畝立て播種技術によるソバの湿害回避
要約 沖縄本島北部に広く分布する国頭マージ土壌において、アップカットロータリを用いた耕耘同時畝立て播種技術により、ダウンカットロータリを用いた耕耘播種一工程の慣行栽培に比べて土壌の体積含水率は低くな...
要約 国頭マージにおけるソバ栽培において、家畜ふん堆肥施用により土壌の可給態リン酸濃度が高まり、ソバ茎葉のリン酸濃度が高まる。堆肥からの全リン酸投入量と子実収量との間には相関が認められる。 キーワー...
衛星データを用いたオブジェクト指向分類で農地の区画と栽培状況を把握
要約 高解像度衛星画像にオブジェクト指向分類を適用して圃場の区画や作物の生育ムラ等を把握するための適切なパラメータ設定方法を考案した。本手法により、パラメータ未調整時に比べて分類精度が向上し、効率的...
緑肥作物(クロタラリアおよびヒマワリ)による硝酸態窒素溶脱の低減
要約 宮古地域の島尻マージでは、サトウキビ収穫後夏植までの期間、クロタラリア・ジュンシアやヒマワリを栽培すると裸地よりも硝酸態窒素の溶脱が約40%以下に低減できる。 キーワード 緑肥作物、クロタラリア、...
Maize dwarf mosaic virusの種子伝染によるトウモロコシモザイク病の発生
要約 トウモロコシモザイク病の病原であるMaize dwarf mosaic virus(MDMV)は、一部のトウモロコシF1系統で高率に種子伝染する。これらの種子伝染株の発生は、圃場におけるモザイク病の多発要因のひとつとなる...
要約 C1化学変換技術(ガス化合成法)を用いれば、ソルガムは、品種、部位にかかわらず、乾物重の44~49%の重量のメタノールを生産できる。極晩生ソルガム品種を多肥条件下で栽培すれば、5ヶ月間に12.8t/haのメ...
要約 亜熱帯に位置する南西諸島で夏期栽培用の耐暑性サヤインゲン「石垣1号」を品種育成し、サヤインゲンの夏期栽培を組み合わせた新しい作付体系の可能性を拓いた。 背景・ねらい 南西諸島は亜熱帯に属しかつ高...