要約 日本産抹茶の輸出戦略を構築するためには日本産抹茶の香りの特徴を明らかにする必要がある。におい嗅ぎガスクロマトグラフィーとGC-MSで香りを解析したところ、日本産抹茶を特徴付ける香気寄与成分は2-acety...
室温-1°C、湿度30%の貯蔵庫で保存された作物50種の種子寿命の推定
要約 室温-1°C、湿度30%の種子貯蔵庫で保存された種子の、のべ40万回の発芽試験結果を統計的に解析することにより、主要な作物の種子寿命および生存曲線パラメータを推定できる。推定種子寿命は、作物間で、また...
要約 高級茶である玉露のヘッドスペースに含まれる主要な香気寄与成分は (Z)-1,5-octadien-3-one、dimethyl sulfide、3-methylnonane-2,4-dione、4-mercapto-4-methyl-2-pentanone、furaneol、2-acetyl-1-pyrroli...
要約 べと病高度抵抗性キュウリ系統CS-PMR1および中程度抵抗性品種「山東」が有するべと病抵抗性には、少なくともそれぞれ8個および3個のQTLが関与する。うち8個のQTLは同一集団で既に報告したうどんこ病抵抗性QT...
トマトモザイクウイルスの増殖に必須な宿主タンパク質ARL8の同定
要約 宿主タンパク質ARL8がトマトモザイクウイルス(ToMV)の複製タンパク質と結合していることを見いだした。ARL8遺伝子を破壊した植物体は正常に生育したが、接種したToMVの増殖は完全に抑制された。こ...
要約 開発したキュウリSSRマーカーは、キュウリおよびメロンの種内系統間多型の検出に有用である。これらマーカーおよび公表されているSSRマーカー等を用いて作成したキュウリ連鎖地図の全長は665cMであり、245個...
キュウリ黄化えそ病中程度抵抗性のキュウリ系統27028930と山胡瓜~1
要約 キュウリ系統27028930および山胡瓜~1は、メロン黄化えそウイルス(MYSV)を病原とするキュウリ黄化えそ病に対して中程度抵抗性を示す。本抵抗性は温度依存型で、ウイルス分離株に特異的である。 キーワード ...
要約 病原菌を持たない原種種子を用いた採種栽培、Sweat-bag seedling法による種子検査および銅水和剤・酢酸混合液浸漬と乾熱処理の組合せ処理により病原菌非汚染種子を供給する。さらに育苗期に重点をおいた防除...
要約 日本のアルストロメリアから最も多く検出されるアルストロメリアモザイクウイルスについて、純化ウイルスを抗原として作製した特異的な抗血清を用いる血清学的手法によって本ウイルスを簡易に検出できる。 ...
要約 世界各地で重要害虫として問題になっているタバココナジラミバイオタイプQは、日本国内で少なくとも30科64種類の植物を寄主として利用する。このうち、バイオタイプBと共通するものは少なくとも19科40種類に...
ヒートポンプと温風暖房機の複合加温システムにおける加温特性と省エネ効果
要約 ヒートポンプは、運転開始後、次第に温風温度が低下し、運転を停止するため、設定温度を確保しようと温風暖房機が稼働する。以降、この動作を繰り返し設定温度を確保する。複合加温は温風暖房機単独加温に比...
要約 植物ウイルスを検出するユニバーサルプライマーを利用し、球根花き6品目で延べ11ウイルスを遺伝子診断できる。このうち、フリージアのFreesia mosaic virusおよびラナンキュラスのRanunculus mild mosac vi...
要約 キュウリうどんこ病が多発すると収穫果実の秀・優・良品果実の割合が低くなり格外果実が増えることで 商品性が低下する。これに比べ総量的な収量への影響は小さい。 キーワード 果菜類、キュウリ、ハウス抑...
ホウレンソウケナガコナダニの増殖をもたらす餌種と死滅に要する高温条件
要約 なたね油かす、糸状菌類および野菜類残さの多くが、ホウレンソウケナガコナダニの増殖原因となりうる。本種の卵は成虫よりも高温に強いが、卵と成虫はともに40℃で24時間、45℃で3時間、あるいは50℃で1時間...
メロンF1種子純度検定および品種識別に利用可能なSSRマーカー
要約 開発したメロン単純反復配列(SSR、マイクロサテライト)マーカーは多型性に富み、F1種子純度検定や品種識別に利用できる。 キーワード メロン、単純反復配列、SSR、マイクロサテライト、多型、F1種子純度検...
メロンF1種子純度検定および品種識別に利用可能なSSRマーカー
要約 開発したメロン単純反復配列(SSR、マイクロサテライト)マーカーは多型性に富み、F1種子純度検定や品種識別に利用できる。 キーワード メロン、単純反復配列、SSR、マイクロサテライト、多型、F1種子純度検...
Maize dwarf mosaic virusの種子伝染によるトウモロコシモザイク病の発生
要約 トウモロコシモザイク病の病原であるMaize dwarf mosaic virus(MDMV)は、一部のトウモロコシF1系統で高率に種子伝染する。これらの種子伝染株の発生は、圃場におけるモザイク病の多発要因のひとつとなる...
要約 装置の稼動に電力を用いない、フィールド養液栽培装置は、既存のパイプハウスに設置でき、装置の管理は容易で養液の分析調整は不要であり、安いランニングコストでキュウリ、トマトの栽培ができる。 キーワ...
要約 浮羽郡内のカキ「伊豆」に発生したウイルス病類似症状のうち、新梢の炭疽病様症状及び冬枝基部の粗皮症状は、接ぎ木伝染性の病害である。粗皮症状は、接ぎ木接種により栽培品種である「西村早生」以外の「伊...
キュウリ葉における炭疽病菌の感染により胚軸と根に誘導される病害抵抗性
要約 〔要約〕キュウリの子葉や第1葉に炭疽病菌を処理することにより、胚軸や根において複数の土壌病原菌種に対する抵抗性を誘導できる。 キーワード 炭疽病菌、胚軸、根、抵抗性野菜・茶業試験場 環境部 病害...