Xylella属細菌の感染植物を早期発見するためのPCR検定法
要約 Xylella属細菌は、世界的に分布が拡大している重要病原体であり、日本への侵入も警戒される。果樹類を中心に葉焼けや枝枯れなどの症状を引き起こすが、他要因による類似症との区別が必要であり、感染植物を...
ゲノム編集技術CRISPR/Cas9法により作成したブドウのアルビノ変異体
要約 ゲノム編集技術CRISPR/Cas9法によりブドウでフィトエンデサチュラーゼ遺伝子の機能破壊により、アルビノ変異型の個体が効率的に獲得できることから、ブドウの有用形質に関わる様々な遺伝子の機能解明に役立...
ブドウのチャノキイロアザミウマ第1世代は光反射シートマルチにより抑制できる
要約 緑色系ブドウ品種「シャインマスカット」に光反射シートを敷設すると、チャノキイロアザミウマ第1、2世代成虫のブドウへの飛来を抑制し、新梢の寄生個体を6月下旬まで抑制できる。その結果、第1世代成虫飛来...
要約 カンキツソローシス病の病原であるカンキツソローシスウイルス(CPsV)は国内のカンキツに存在する。遺伝子診断による調査にて、約200樹のうち「不知火」の2樹のみで陽性を確認したが、ソローシス病特有な樹皮...
ブドウ晩腐病菌(Colletotrichum gloeosporioides)の効率的な分生胞子形成法
要約 ブドウ晩腐病菌(Colletotrichum gloeosporioides)の分生胞子形成には希釈したオートミール寒天培地(希釈OMA培地)が適しており、菌糸の細かい断片を希釈OMA培地上に塗布して培養することで、安定的...
要約 総資産に対する純資産が小さい等の特徴を持つ農業法人の経営診断を行う際の判断材料となる、経営類型別の財務指標の標準値とランク区分である。農業法人や指導機関が経営類型と規模を考慮した経営診断を実施...
要約 果物の家計消費が長期的な減少傾向にある中で贈答用果物への支出は一定水準を維持しており、その市場規模は約2,670億円と推計される。特に、果物生産地における地元消費者の贈答利用が顕著であり、果物の販...
電照抑制栽培に適する西南暖地向き夏秋ギク型スプレーギク5品種
要約 電照抑制栽培による8、9月開花作型に適した夏秋スプレーギク5品種を育成した。いずれの品種も高温・長日開花性に優れている。 キーワード キク、育種、夏秋スプレーギク新品種、高温開花性、長日開花性 背景...
要約 ソラマメ種子を流水中に3~4日さらし,わずかに発根させるとコナカイガラムシ類の餌として継代飼育に利用できる。 キーワード コナカイガラムシ類、飼育、ソラマメ催芽種子 背景・ねらい 近年、ブドウ、カキ...
リンゴにおける新害虫ツマグロアオカスミカメの発生とその被害の確認
要約 秋田県鹿角市においてツマグロアオカスミカメによるリンゴへの加害が確認された。被害の症状は、葉では多数のせん孔が生じ、幼果では窪みや奇形、サビの形成が見られた。 背景・ねらい 2000年6月上旬に、秋...
要約 果樹園、茶園ともに第1層の浅層化と可給態リン酸含量の増加が著しい。特に、ブドウ園や茶園では可給態リン酸含量が全調査ほ場で改善目標値(50mg/100g)の上限を越えている。一方、茶園ではpHが改善目標値(...
要約 ブドウの倍数性は、フローサイトメーターで相対DNA 量を測定することによって簡易に判定できる。 背景・ねらい
大粒ブドウの新品種育成に対する要望は非常に大きいが、交雑親の主流となる四倍体品種は巨...
要約 加工用カンショ新品種「ジェイレッド」、「アヤムラサキ」を主原料にして製品化したカンショジュースは、色調および味、香り、食感に優れ、β-カロテンやアントシアニン、食物繊維、ビタミン類等に富むほか、...
要約 果実と野菜について、家庭内需要および需要の世帯間格差 *の変化は総需要の変化を予知する先行指標として活用し得る。ニンジン、レタス、ホウレンソウ、カボチャは今後とも需要が伸び、イチゴ、タマネギは飽...