要約 リンゴ由来プロシアニジンの「体脂肪を低減する」機能が研究レビューで示され、機能性成分含量のばらつきや安定性を明らかにすることにより、リンゴの機能表示食品の届出が可能になる。 キーワード リンゴ、...
β-クリプトキサンチンの血中濃度が高いと生活習慣病の発症リスクが低下する
要約 ウンシュウミカンに特に多く含まれるカロテノイドであるβ-クリプトキサンチンの血中濃度が高い人は、低い人に比べて2型糖尿病や脂質代謝異常症等の発症率が有意に低い。ウンシュウミカン摂取による生活...
β-クリプトキサンチンの血中濃度が高い閉経女性は骨粗しょう症になりにくい
要約 ウンシュウミカンに特徴的に多いカロテノイド色素であるβ-クリプトキサンチンの血中濃度が高い閉経女性は、低い人に比べて骨粗しょう症の発症率が有意に低い。ウンシュウミカンの摂取が閉経女性の健康...
要約 果物の家計消費が長期的な減少傾向にある中で贈答用果物への支出は一定水準を維持しており、その市場規模は約2,670億円と推計される。特に、果物生産地における地元消費者の贈答利用が顕著であり、果物の販...
要約 小麦粉の一部を炊飯米(ごはん)で代替し、それ以外は一般的な製パン材料を加えることにより、風味・食感に優れたパンが製造できる。最適な置換率は30%である。 キーワード ごはんパン、炊飯米、米粉パン、...
食味が良い早生のタンゴール新品種「べにばえ」(系統番号:カンキツ口之津24号)
要約 タンゴール新品種「べにばえ」(系統番号:カンキツ口之津24号)*は、「(林温州・福原オレンジ)No.9」に「アンコール」を交雑して育成した早生のタンゴールである。外観は赤橙色、果面は平滑で綺麗である。...
香りと食味が良いミカン新品種「たまみ」(カンキツ興津51号)
要約 ミカン新品種「たまみ」は、「清見」に「ウイルキング」を交雑して育成した成熟期が1月中旬頃のミカンである。甘味が強く、オレンジ様の強い香りがあり、食味良好である。有核であるが、剥皮が容易で、じょ...
カンキツにおけるβ−クリプトキサンチン生成関連遺伝子の発現特性
要約 ウンシュウミカンの砂じょうでは、オレンジよりも、β-カロテン(β-クリプトキサンチンの前駆物質)を生成する遺伝子群の発現が高く、β-カロテンにOH基を導入するβ-リングハイドロキシレースの遺伝子発現...
ミカンを多く摂取するヒトにおける酸化ストレスと血清脂質の変化
要約 154名のボランティア被験者の血液分析により、ミカンを多く食べる人ではミカンシーズン期において酸化ストレスや血清脂質等の疾患マーカーがあまり食べない人に比べて有意に改善される。 キーワード ウンシ...
ウンシュウミカン摂取頻度と疾患罹病に関するロジスティック回帰分析
要約 断面調査法による疫学調査データについてロジスティック回帰分析を行った結果、ミカンのシーズンである10月~2月の間にウンシュウミカンを毎日食べているグループでは、糖尿病・高血圧・心臓病・痛風罹病の...
温州ミカンのシートマルチ栽培による果実中のβ-クリプトキサンチン含量の増加
要約 発ガン抑制活性を有する機能性成分として注目されているβ-クリプトキサンチンは、「興津早生」に比べ「肥のあけぼの」で多く含まれ、果肉より果皮の含有量が高く、シートマルチ栽培によってその含量が増加す...
要約 一般消費者約 3,500 名の疫学的調査から、10 ~2月にミカンを多く食べるグループは、あまり食べないグループに比べ、糖尿病や心臓病・痛風などの生活習慣病を罹っている割合が有意に低い。 背景・ねらい 近...
沖縄特産カンキツであるシィクワシャーの血圧・血糖値上昇抑制効果
要約 カンキツ類の中から健康維持・増進効果が優れているものとしてシークワーシャーを選び出した。沖縄で栽培されているこのカンキツの果汁及び果汁に含まれるポリメトキシフラボノイド(PMFs)の一種ノビレチン...