アルファルファ跡地のトウモロコシ栽培では窒素施肥量を節減できる
要約 アルファルファ草地のすきこみ後に初めて栽培するトウモロコシでは窒素肥料を節減できる。アルファルファの利用期間を2年、トウモロコシ栽培時のスラリー施用量を5t/10aとした場合では、窒素肥料を無施用...
飼料イネ・ニンジン二毛作における家畜ふん堆肥及び尿液肥の施用効果
要約 水田(水稲または飼料イネ)の裏作にニンジンの作付が行われている二毛作地域において、家畜ふん堆肥、尿液肥を施用することにより、飼料イネ及び裏作ニンジンの収量を維持・向上することができる。 キーワ...
北海道における有機性廃棄物によるカドミウム負荷の実態と土壌・作物へのリスク軽減策
要約 北海道で発生する有機性廃棄物に由来するカドミウム(Cd)の農地への負荷量は、全耕地面積当たり年間0.27g/10aである。北海道施肥ガイドに準じた施用量の範囲では、作物のCd濃度はコーデックス基準値を下回っ...
要約 放牧草の嗜好性に対し、高消化性繊維(Oa)を除く主な繊維分画は負の、Oaおよび水溶性糖類(WSC)+Oaは正の影響を及ぼす。N過剰施用、ゲートからの距離、掃除刈り残渣の存在が嗜好性を低下させる要因となる...
要約
要約 飼料イネに対して乳用牛ふん尿を主体とした高温メタン発酵施設より排出された消化液を基肥と追肥に施用したところ、消化液は液肥として活用でき、基肥の窒素量を1.5倍とすると慣行を上回る乾物収量が得られ...
要約 草地造成の際は、基肥に発酵鶏ふんペレットをN換算4kg/10a施用し、播種を1番刈以降に行う。雑草草丈が20~30cmの時期に初回掃除刈を行う。維持段階では秋に腐熟堆肥4t/10a及び熔燐30kg/10aを施用する。飼...
要約 セミソリッドふん尿処理農家の既存施設に後付けで設置可能な固液分離装置として、マニュアスプレッダをふん尿供給機に改造して固液分離機の上部に配置した装置を開発した。装置の利用費用は経産牛80頭および...
根釧地方の黒ボク土採草地における乳牛スラリー連用条件下の窒素収支
要約 黒ボク土を充填したライシメーターに造成したチモシー単播草地において、乳牛スラリーを化学肥料に換算し、窒素、リン酸、カリウムを考慮した北海道施肥標準を遵守して連用することにより、十分な収量と、濃...
乳牛ふんの吸引通気式堆肥化とリン酸スクラバおよび地域未利用資源による簡易脱臭法
要約 乳牛ふんを吸引方式で通気すると順調に堆肥化が進行する。堆肥臭気成分のうちリン酸スクラバに流入したアンモニアはほとんど脱臭できる。残りの臭気をモミガラとバークで吸着脱臭すると、硫化水素の除去率は...
要約 乳用牛ふんたい肥では、K2O/N(カリと窒素の比。以下,KN比と定義する)によりカリ含量が高いたい肥を区分できる。KN比≧1.8の乳用牛ふんたい肥は窒素・リン酸に比べカリ含量が高く、化学肥料代替の施肥設...
要約 いわゆる「家畜排せつ物法」の完全施行後においては、腐熟の指標である炭素含量と肥料成分等との間には負の関係が認められる。この関係を利用すると、腐熟のどの段階で利用することが有利か、特殊肥料の重金...
要約 飼料イネ生産・利用による耕畜連携資源循環システム導入の前後で二酸化炭素排出量を比較すると、現在のWCSの生産水準では耕畜連携が成立する場合でもCO2排出量は増加する。一方、栽培技術の向上により物財費...
堆肥化中に発生するアンモニアを効率的に回収する吸引通気式堆肥化システム
要約 家畜ふんの堆肥化過程において、堆肥原料の底部から吸引して通気する方法。圧送通気と同様に好気発酵が促進され、堆積原料表面からのアンモニア揮散を低減し、排気中の高濃度アンモニアを簡易スクラバで肥料...
水稲早期栽培におけるオガクズ牛ふん堆肥連用田の窒素発現と水稲生育の特徴
要約 オガクズを副資材とする牛ふん堆肥を水田へ連年施用した場合、施用3年目以降で窒素発現量が安定し年次による差が小さくなる。水稲の窒素吸収量は生育初期には少なく、最高分げつ期頃に急速に増加する。 キー...
堆肥化過程で発生する高濃度アンモニアを効率的に回収するスクラバ
要約 堆肥化過程で発生する高温・高湿ガス中の高濃度アンモニアを回収する装置。アンモニアと酸性溶液との中和反応により、アンモニアの97∼99%をリン安または硫安溶液として回収できる。当該装置のランニングコス...
要約 草地更新時において化学肥料単独施用の場合は5kgN/10a以下とし、刈取時期はスーダングラスは出穂期以降、スーダン型ソルガムでは開花期以降とする。たい肥(牛ふん)施用の場合は5t/10a以下とし、刈取時期...
重窒素標識乳牛スラリーおよび堆肥の草地表面施用後3年間における窒素動態
要約 スラリーの窒素は速効的で、施用当年の地上部窒素吸収量に占めるふん尿由来窒素の割合が高く、草地表層に保持される窒素割合は少ない。対照的に堆肥の窒素は緩効的で、施用後の牧草はスラリーよりも多くの土...
要約 バンカーサイロの牧草サイレージ排汁は原料草水分67%~83%で0~162L/原料草t発生し、pHが低く、BODが高い。排汁は肥料効果があるが、接触障害やカリウムの施肥標準から、2番草への施用は原液で1t/10a程...
環境に配慮した酪農のためのふん尿利用計画支援ソフト「AMaFe」
要約