飼料及び堆肥に残留する除草剤(クロピラリド)の簡易判定法と被害軽減対策マニュアル(第2版)
要約 クロピラリドが原因と疑われる農作物の生育障害の発生防止策と、発生した場合の対処方法を記載した総合対策マニュアルである。行政機関を通じた公設試、農業生産団体等による堆肥生産者および堆肥利用者に対...
要約 太陽熱土壌消毒、防虫ネット、バンカー法、天敵製剤、栽培用器具等の温湯消毒、有機JAS規格に適合する殺虫・殺菌剤などを活用した施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系を実践することにより、10aあ...
熊本地震によりトマト施設で発生した噴砂の理化学性と噴砂すき込みが農地へ及ぼした影響
要約 平成28年熊本地震において液状化によりトマト施設で発生した噴砂は、周りの作土と比べ、陽イオン交換容量が小さく、電気伝導度や塩素イオン濃度がやや高かった。営農再開直前の作土の理化学性や土壌透水性は...
拍動灌水装置による夏秋トマト栽培で尻腐れ果発生を抑制する施肥方法
要約 日射量対応型自動灌水装置(拍動灌水装置)と肥効調節型肥料(CRF)を組み合わせたトマト養液栽培において、アンモニア態窒素が少ないCRFを分施することにより、夏秋期に多発する尻腐れ果の発生を大幅に抑制でき...
ハウス内を局所冷却するトマト2次育苗装置「作物育成システム」による果実増収効果
要約 「作物育成システム」は、農POフィルムによって仕切られた枠内を簡易設置型パッドアンドファン装置(簡易PF)で冷却するシステムである。本システムはハウス内で使用し、このシステム内で約2週間2次育苗したト...
要約 新たに分離したACC分解能を有するエンドファイトであるシュードモナス属細菌OFT5を塩ストレスを与えたトマト接種すると、光合成や吸水力の低下が軽減され、生育抑制は緩和される。 キーワード ACC分解能、ト...
安定生産のために地温情報を組み入れた畝立後太陽熱土壌消毒「陽熱プラス」
要約 現場の地温の実測、あるいはアメダスデータを利用した日最高地温推定値から、消毒効果や土壌窒素無機化量等を評価する。畦立後太陽熱土壌消毒に適した肥料を組み合わせることで、実エンドウ施設栽培やトマト...
西ジャワ高原野菜生産で、入手の容易な馬糞堆肥施用により減収せずに化学肥料施用を半減できる
要約 インドネシア西ジャワ州高原地帯の火山灰土壌地域の野菜生産では、馬糞堆肥を 10 t/ha施用することで、収量を維持したまま化学肥料施用量を施肥基準の半量に節減できる。 キーワード 堆肥、未利用資源、火山...
ナス科対抗植物の短期間栽培によるジャガイモシストセンチュウ密度低減
要約 ナス科のSolanum peruvianumまたはハリナスビを、休閑緑肥として初夏に1kg/10a播種して60~80日間栽培すると、圃場のジャガイモシストセンチュウ密度は20%以下に...
要約 有機質肥料活用型養液栽培は、硝化特性に優れた微生物生態系を用いることで有機質資源を肥料として利用する新規栽培法である。青枯病菌や根腐萎凋病菌が培養液中に混入しても環境が適さないため増殖しない。...
トマトの養液土耕栽培におけるリン酸無施肥がリン酸収支に及ぼす影響
要約 トルオーグリン酸60.5mg/100g乾土の灰色低地土を用いた養液土耕栽培では、リン酸無施肥の影響は茎葉のリン酸含量低下だけで、収量に影響はなく、土壌からのリン酸供給量で十分生育する。一方、慣行施肥での...
要約 経営指標を入力することにより、標準的経営モデルの環境指標(温室効果ガス排出量、エネルギー投入量)を推計する簡易LCAプログラムである。入力ワークシートにデータを入力することにより、水稲作・野菜作の...
要約 トマトロックウール養液栽培で循環式量管理を行うと、かけ流し式濃度管理に比べて、施肥量が約7割削減され、総収量は増加する。開発した量管理コントローラでは、トマトの吸水量に基づき施肥量が計算でき、...
要約 トマト褐色根腐病発生履歴がない土壌では、糸状菌群集の類似性が高く、さらにChaetomium属とMortierella属が特徴的である。これらの菌をトマト褐色根腐病発生土壌に接種するとトマトの病徴は...
ソーラーポンプを利用した施設栽培用日射量対応型極微量灌水施肥装置
要約 ソーラーポンプを使って貯水タンクへ揚水し、タンク内の上・下限水位センサーに連動して加圧送水ポンプの稼働・停止を制御して、極微量灌水配管系への給液を行えば、日射量に応じた点滴灌水施肥が可能となり...
要約 イネ、トマト、タマネギ、ヒマワリ、ダイズを供試して水耕栽培を行い、イノシンを添加すると、イネ、トマト、ヒマワリ、ダイズで根、特に根毛の発育促進効果が認められる。この効果はイノシンの窒素成分によ...
要約 農民参加型手法により、土壌水分を活用した野菜の節水栽培法の技術指針を策定した。東北タイの乾期でも、土壌水分を活用することで多種野菜を栽培することができる。 キーワード 東北タイ、節水野菜栽培、農...
ホタテガイ加工残さを原料とする速効性有機液肥・培土の製造法および使用法
要約 微生物複合発酵により、ホタテガイ加工残さから速効性有機液肥および育苗用培土を製造できる。有機液肥は、低分子のペプチドを含有し、速やかな肥効を示す。液肥は、水稲育苗やトマト本圃用追肥として、培土...
要約 サトウキビ糖蜜由来のエタノール蒸留残渣液はカリ含量が高い。カリ成分の1/3を残渣液で代替した場合、トマトとハツカダイコンの輪作において、トマトの収量とハツカダイコンの株重に悪影響は見られない。 キ...
堆肥・飼料中のクロピラリドのLC/MS/MSを使用した定量方法
要約 堆肥・飼料中のクロピラリドは、LC/MS/MSを使用することで精度良く定量でき、詳細な動態解析に利用できる。 キーワード クロピラリド、堆肥、LC/MS/MS、園芸作物 背景・ねらい トマト等の園芸作物の栽培にお...