要約 アフリカにおける主要陸稲品種NERICA4の栽培試験データをメタ解析に供し、化学肥料の増収効果を環境要因に応じて定量的に評価する。結果は粘土含量が異なる土壌間で、降水量や窒素施用による異なる効果を示...
要約 水田への緩効性肥料の窒素施用量を慣行の速効性肥料より約3割減肥し、全量基肥や側条施肥により施用することで、収量を維持したまま、作付け期間中の水田からの窒素流出負荷を約3割削減できる。これにより、...
要約 有機質資材の施用効果データベースは、圃場に施用する有機物を4つの地力効果指標、5つの肥料代替指標、1つの参考指標を類型化して表示するWEBシステムである。本システムを活用することにより、利用者は利用...
要約 面積と生産物の両視点を組み入れた評価のフレームワークを作成し、収量と面積当たり環境影響のトレード・オフと生産物当たりの環境影響を同時に考慮することにより、有機輪作体系と慣行輪作体系を比較評価す...
要約 中国における化学肥料の利用と中国のし尿、畜頭あたりの1日に排泄する、養分含有率を用いて、肥料資源量と農作物生産量からみかけの養分収支を算出した結果、穀類への化学肥料施肥と穀粒の生産で見た収支は...
土壌群別の作物生産、肥培管理と作土中の可給態養分量をまとめたデータベース
要約 土壌の種類別に作付された作目とその肥培管理実態に加え、土壌中の可給態の肥料成分の量を実態調査から求め、データベースにとりまとめました。このデータベースは土壌情報の一つとして環境影響評価のための...
要約 植物にとって難利用性リン化合物であるフィチン酸が利用される根圏土壌においてはフィチン酸の可溶化と分解に関わる微生物遺伝子の存在割合が高まることがパイロシーケンシングを用いたメタゲノム解析によっ...
要約 最新の都道府県の施肥基準関連資料から作成した施肥基準、減肥基準、有機物施用基準、土壌診断基準のデータベースにより、作物別、地域別の標準的施肥量等を手軽に把握できる。施肥の適正化が遅れている地域...
要約 経営指標を入力することにより、標準的経営モデルの環境指標(温室効果ガス排出量、エネルギー投入量)を推計する簡易LCAプログラムである。入力ワークシートにデータを入力することにより、水稲作・野菜作の...
要約 イネの根が分泌するタンパク質をプロテオーム手法により網羅的に解析する。無菌水耕培養液から得られたタンパク質には112の異なるタンパク質が存在する。機能的に分類すると、特に病害応答性の多数のPRタン...
ガスフラックスのモニタリングにもとづくイネ単作田の年間炭素収支とその年次間変動
要約 ガスフラックスのモニタリングの結果にもとづいて、イネ単作田の炭素収支を定量化し、年間収支は8年間平均でほぼ均衡しており、有機質資材の投入にくわえて、作付期間の正味の炭素吸収量が年次間変動の主な...
農業生産システムの環境貢献・環境負荷を測るためのデータベース
要約 農業生産システムの環境貢献・環境負荷を定量的に測るためのデータベースである。農産物、化学肥料、有機肥料、農薬、農作業、農業機械・施設等の生産・管理に関する情報を、モジュール化して提供する。 キ...
泥炭土水田における耕起由来のN2O排出量は0.30kgN2O-N/ha/年と見積もられる
要約 泥炭土水田、転換畑の年間亜酸化窒素排出量(kgN2O-N/ha)は、0.59、8.75である。この結果、有機質土壌の耕起に由来する水田からの亜酸化窒素排出量は、国独自の数値(0.30)が採用され、IPCCデフォ...
資材管理や出荷管理機能などを強化した作業計画・管理支援システム「PMS」
要約 2007年度に公表した作業計画・管理支援システム「PMS」に対して、作付計画時の必要資材量積算機能、生産資材在庫管理機能、収穫以降の生産出荷管理機能、ユーザ定義によるデータ抽出機能などを追加し、実用...
農耕地での窒素・リン酸収支を都道府県単位で算出したデータベース
要約 1985年から2005年の5年ごとに、肥培管理に関する調査結果などから、都道府県における作目別窒素・リン酸収支を算出してデータベースを作成し、解析を行いました。日本全体では収支は逓減していました。この...
要約 家畜ふん堆肥の窒素肥効の遅速を含む迅速な評価手法を開発し、簡易化・マニュアル化するとともに、分析結果に基づき施肥量を試算する施肥設計システムを構築した。これにより家畜ふん堆肥の施用当作の窒素肥...
要約
土壌腐植水準維持と養分供給に基づく家畜ふん堆肥受容量分布算定ツール
要約 農地による家畜ふん堆肥の受容量の地域分布は、畑土壌の腐植を一定水準に維持する視点からは、土壌特性等の区分毎の施用量と当該区分の土壌の地域分布から算定できる。また、適正施肥の視点からは、堆肥の肥...
要約 さまざまな肥培管理での窒素溶脱を容易に予測できる窒素溶脱解析ツールSOILN-jpnを開発した。これにより、アンモニア肥料あるいは堆肥を施用した黒ボク土畑圃場から溶脱する浸透水中硝酸性窒素濃度の推移...
要約 チンゲンサイ及びキャベツの根内から見出された5菌株に窒素固定能が認められた。16S rRNA遺伝子の部分塩基配列(500 bp)の相同性よりこれらの菌株の一部は、Bacillus属、Pseudomonas 属、Rhodopseudomonas...