カシューナッツ殻液給与によるライシン牛からのメタン排出量削減効果
要約 ベトナム在来牛(ライシン牛)にカシューナッツ殻液を給与することにより、第一胃内のメタン生成古細菌等の微生物群集のメタン代謝に抑制的に作用し、第一胃由来メタン排出量をおよそ2割強削減できる。 キー...
耕種農家主体の地域資源を活用した堆肥づくりシステムの形成と運営の要点
要約 耕種農家を主体とした地域資源活用による堆肥づくりシステムの形成・運営には、堆肥づくり技術の普及や堆肥材料の収集を促す工夫による農家の活動意欲向上、農家が満足する堆肥の品質と販売価格の維持、一般...
要約 乳牛におけるしょうゆ油の粗脂肪消化率とTDN含量は95.4、214.1%と大豆油と差がなく、乳牛用飼料として利用できる。しょうゆ油を600g/日給与すると乳脂率の低下が著しく、乳牛へのしょうゆ油の給与量は400...
牛ふん剪定残さ混合堆肥は夏作前施用で秋冬期レタスに肥料効果が得られる
要約 牛ふん剪定残さ混合堆肥を夏作前に施用することにより、堆肥による土壌窒素の取り込み時期を避けてレタスの栽培できるため秋冬期レタスの生育が良好になる。ジャーガルにおける施用量は3.5t/10aとするが、未...
要約 開発したサツマイモ茎葉回収機は、塊根を損傷することなく茎葉を引抜き細断して回収する自走乗用型の収穫機で、人力による茎葉収穫作業の15~20倍の能率向上が見込め、本機の利用により茎葉の大量収穫と家畜...
乳牛ふんの吸引通気式堆肥化とリン酸スクラバおよび地域未利用資源による簡易脱臭法
要約 乳牛ふんを吸引方式で通気すると順調に堆肥化が進行する。堆肥臭気成分のうちリン酸スクラバに流入したアンモニアはほとんど脱臭できる。残りの臭気をモミガラとバークで吸着脱臭すると、硫化水素の除去率は...
要約 家畜ふん尿主体のメタン発酵において、発酵の効率化のためには、有機物含量の多い未利用資源(廃棄物系バイオマス)との混合が有効である。窒素含量の多い素材は混合時にC/Nが低くなり、消化液中に有機酸お...
肥育後期の乾燥豆乳粕給与が褐毛和種去勢牛の産肉性に与える影響
要約 褐毛和種去勢牛の肥育後期190日間に乾燥豆乳粕混合飼料を給与することにより、飼料費を低減しつつ、BMSNo、BCSNo、肉の光沢および脂肪の光沢・質の向上が図られる。 キーワード 乾燥豆乳粕、肥育後期、産肉...
要約 食品残さを原料とした発酵リキッド飼料を肥育豚に給与すると、従来の配合飼料と同等の肥育成績を示し、配合飼料を代替することが可能である。この発酵リキッド飼料にビタミンEを添加することにより、生肉色...
要約 未利用資源であるヨシラップサイレージを乳牛用TMRとして給与した結果、乾物摂取量、乳量、乳質、血液性状に影響は見られず、乾物中1割程度であれば、乳用牛用粗飼料としての利用が可能である。 キーワード ...
要約 粗飼料主体給与、あるいは、過度の濃厚飼料多給の肉用牛に、米ヌカ等の高脂肪濃厚飼料を2kg程度給与することで、第一胃からの摂取乾物1kgあたりのメタン産生量を抑制できる。 キーワード 動物栄養、肉用牛、...
要約 食品製造副産物を高泌乳牛にTMRとして給与する場合、粗脂肪、NDF、NFCなどの飼料成分に留意して、飼料設計を組み立てることにより、乳生産を損なわずに低コスト生産が可能である。 キーワード 高泌...
要約 麦ワラの有効利用と肉用牛への安全な国内産粗飼料の供給を目的に、尿素処理大麦ワラの肥育牛への給与を行った。稲ワラを給与したものに比べ発育成績、飼料摂取量、枝肉成績に遜色無かった。大麦ワラが肉用牛...
要約 夏山林間放牧における日本短角種繁殖雌牛の牛群は、血縁や飼養農家によるサブグループを基礎に新植地をえさ場に、広葉樹林帯を休息場に、林道・搬出道を移動に利用して、数百ヘクタールの広域を行動する。 ...
食品製造副産物と粉砕トウモロコシの給与が泌乳初期乳生産に及ぼす効果
要約 食品製造副産物であるビール粕およびトウフ粕多給時にみられた泌乳量の減少を改善するため、TMR原物中にトウモロコシを25%配合することにより、泌乳量が増加した。また、トウモロコシの加工形態を加熱圧ぺん...
要約 パーム油産業副産物であるアブラヤシ茎葉の飼料としての価値を明らかにするとともに、それを熱帯の牛の飼料に配合、給与することによって牛肉と牛乳を生産できることを実証した。 背景・ねらい マレイシアで...