要約 乾物摂取量当たりのメタン産生量が少なく、胃液中のプロピオン酸濃度が高いホルスタイン種泌乳牛からプロピオン酸前駆物質を多く産生する新規の嫌気性細菌を分離し、新種登録した。乳用牛のメタン排出削減や...
東南アジアにおける肉牛からの消化管発酵由来メタン排出量の推定
要約 東南アジアにおける肉牛からの消化管発酵由来メタンの排出量と変換係数は、飼料摂...
ビタミンA制限は黒毛和種去勢肥育牛胸最長筋の遺伝子発現を変える
要約 ビタミンA給与制限下で肥育された黒毛和種去勢牛の胸最長筋における遺伝子発現をマイクロアレイにより網羅的に解析すると、脂質生合成や細胞外マトリクスなどに関係する遺伝子の発現が変化している。これら...
要約 2012年にわが国で分離された牛パラインフルエンザウイルス3型は、全ゲノム解析により近年海外で存在が確認されたばかりの遺伝子型(genotype C)に分類される。 キーワード 牛呼吸器ウイルス、牛パラインフル...
牛由来Salmonella Typhimuriumの遺伝子型に基づくデータベースの構築
要約 Multiple-locus variable-number tandem-repeat analysis (MLVA)およびパルスフィールドゲル電気泳動 (PFGE)プロファイルに基づくデータベースを用いることにより、流行型のモニタリングや新型菌の検出が可...
近年北海道で分離される牛由来Salmonella Typhimuriumの遺伝学的特徴
要約 北海道で分離された牛由来Salmonella Typhimuriumはパルスフィールドゲル電気泳動で型別するとⅠからⅨ型に分類され、Ⅶ型菌は2000年から出現して近年最も多く分離される。Ⅶ型菌の多くが多剤耐性を示...
インドシナ半島地域における肉用牛飼養標準と飼料資源データベース
要約 インドシナ半島熱帯地域に特有な在来種及びブラーマン種肉用牛のエネルギー及びタンパク質要求量に基づいた肉用牛飼養標準と、同地域固有の飼料資源の一般成分及び栄養価を収載した飼料資源データベースであ...
要約 牛群検定情報データベース及び検定情報分析システムを構築することにより、効率的な成績表の作成が可能になった。また、牛群検定成績をインターネット等により送信することで、迅速なフィードバックが可能と...
要約 乳用牛ふんたい肥では、K2O/N(カリと窒素の比。以下,KN比と定義する)によりカリ含量が高いたい肥を区分できる。KN比≧1.8の乳用牛ふんたい肥は窒素・リン酸に比べカリ含量が高く、化学肥料代替の施肥設...
要約 熊本県で生産される畜種別堆肥の重金属(カドミウム、銅、亜鉛)含有率は、これまでの全国的な分析値とほぼ同等か下回る。これらの畜種別堆肥の重金属含有率と市町村別の堆肥発生量を基に算出された熊本県に...
インビトロガス培養法で反すう家畜からのメタン産生量を簡易に測定できる
要約 インビトロガス培養法で測定した反すう家畜からのメタン産生量は六フッ化イオウ(SF6)トレーサー法やチャンバー法での測定値と相関が高く、簡易かつ迅速に反すう家畜からのメタン産生量を推定できる。 キーワ...
要約 牛ふんには、水素生産好熱細菌であるClostridium thermocellumやCaldanaerobacter subterraneusなどに類似した細菌が存在しており、牛ふん尿スラリーの高温水素発酵に関与する。 キーワード 水素生産細菌、...
要約 牛肉のプロテオーム解析データベースを構築し、インターネットで公開した。ウシ胸最長筋の全筋蛋白質を2次元電気泳動した泳動図上より、各スポットの蛋白質情報をみることができる。 キーワード プロテオー...
要約 枝肉横断面撮影装置と画像解析ソフトウエアからなる牛枝肉品質の高精度計測システムを開発し、その肉質情報をフィードバックする体制を構築した。これにより客観的で精細な肉質情報を得ることができ、生産現場...
要約 バイオマス利用計画策定に利用するため、既存の統計情報等を用いて処理・利用経路別の家畜ふん尿とそのNPK成分の発生量を推定する手法を開発した。発生量は統計値やパラメータのデータベースと表計算ソ...
要約 本法は畜ふん堆肥の畜種別生産量、主要作物の作付け面積、及び旬別作目別の堆肥投入量などをもとに、農地利用されない過剰ふん尿量を推定する。本法により、エネルギー資源として利用可能な家畜ふん尿の量が...
要約 静岡県のフジヨークに特異的なミトコンドリアDNA塩基配列多型を検索し、その多型をPCR-RFLP法により判別することで、フジヨークをその他の豚と判別する。 キーワード ブタ、ミトコンドリアDNA、非コード領域...
要約 本法は畜ふん堆肥の畜種別生産量、主要作物の作付け面積、及び旬別作目別の堆肥投入量などをもとに、農地利用されない過剰ふん尿量を推定する。本法により、エネルギー資源として利用可能な家畜ふん尿の量が...
要約 ライフサイクルアセスメント (LCA)手法を用いて肉用牛肥育の環境影響を評価したところ、地球温暖化への寄与が最も大きいのは畜体から発生するメタンであり、酸性化では化学肥料とふん尿由来のアンモニアが主...
背景・ねらい 本研究では、食品の安全に関するリスクの未然防止、被害拡大防止策の観点から、欧米等諸外国の食品安全機関および関連団体の動き、表示、監視制度の改変動向を分析するとともに、食肉部門を中心とし...