要約 飼料米を配合した飼料を豚の肥育後期に給与することで、1日あたり1㎏の増体が可能である。50日間の給与で皮下脂肪は白くて硬く、また、脂肪酸組成ではオレイン酸割合が高くリノール酸割合が低くなる。 背景...
要約 家畜ふん堆肥の連用による窒素肥効は、採卵鶏ふん堆肥が1年目から、豚ぷん堆肥が2年目から、牛ふん堆肥が3年目から安定する。鹿児島県農業試験場・土壌肥料部 背景・ねらい 家畜ふん堆肥主体の水稲栽培を確...
要約 ディスクペレッタで成型された鶏ふんペレットに対応したスターフィーダ繰り出しブーム噴管式の水田乗用管理機用散布機を開発した。散布量は、車速連動しており、散布幅10mで10a当たり13 kgから130 kgまでダ...
要約 水田条件での家畜ふん堆肥からの窒素発現量を30℃4週間培養窒素及び全窒素から推定するモデルを作成し、水稲の窒素吸収量によりその適合性を確認した。 背景・ねらい 持続的農業の推進によって、有機物の施用...
要約 アイガモヒナを、鶏ヒナに準じた温度管理で飼育すると育成率が高い。水田雑草に対する除草効果に薩摩鴨と市販合鴨とで差異がない。ブロイラー用飼料の給与が肥育に有効である。薩摩鴨の産卵率およびふ化率は...
堆肥および化学肥料を施用した水田におけるδ15N値を用いた水稲の起源別窒素量の推定
要約 土壌、堆肥、化学肥料のそれぞれのδ15N値に差がある場合、堆肥の種類や化学肥料の施用量を変えて栽培された水稲体内Nのδ 15N値に違いが生じる。その変動を調べ、アイソトープマスバランス法で計算するこ...
発酵鶏ふんと菜種油粕を利用した水稲「ヒノヒカリ」の全量有機物施肥法
要約 発酵鶏ふんを利用して水稲「ヒノヒカリ」の施肥全量を有機物で施用するには、基肥に発酵鶏ふんを用い、地力の低い圃場では、化学肥料に対するの窒素肥効率を25%とし、地力が高い圃場では35%とする。穂肥には...
要約 家畜ふん堆肥を原料としたペレット肥料を用いて普通期「ヒノヒカリ」を栽培する場合,基肥窒素量2.25kg/a相当量を連用することで慣行と同等の収量を得ることができるが,早期「コシヒカリ」では,有機物の無機...
水田に春季施用された堆きゅう肥の可給態窒素量の簡易推定法および肥効特性
要約 30℃湛水培養窒素量から春季施用された堆きゅう肥の水稲に供給される窒素量を推定することができる。また、堆きゅう肥(牛糞)から無機化する窒素は最高分けつ期から出穂期にかけて多く吸収される。 背景・ね...
田面水の水質およびトリハロメタン生成能に及ぼす肥培管理の影響
要約 代かき・移植・除草などの土壌撹拌や鶏糞の施用は,田面水の溶存態有機物濃度(DOC)を高め,浄水処理の際の塩素消毒でのトリハロメタンの生成能(THMFP)を高めた。塩化アンモニウム系の肥料および鶏糞の...
要約 浸透速度が標準的な礫質灰色低地土水田では、かんがい水中の30mgN/L程度の硝酸態窒素は、イネに被害を生じさせることなく土壌浸透によってほぼ完全に除去されることを明らかにした。 背景・ねらい 農業地域...