東北地域における子実用トウモロコシの生産と子実サイレージ調製に係る費用
要約 子実用トウモロコシ生産に係る作業時間は2.58時間/10aで、費用は約6.4万円/10a、約76円/現物1kg当である。フレコンラップ法によるトウモロコシ子実サイレージ調製に係る費用は、100ロール調製で18.1円/現物1...
要約 鶏糞焼却灰の2%クエン酸水溶液によるリン酸溶解性は、400~500℃の低温灰化で最大となり、現行の700~800℃の高温灰化に比べリン酸の普通肥料としての法定保証成分量が多くなる。 キーワード 鶏糞、焼却灰、リ...
土壌施肥管理システムによる「ヒノヒカリ」への有機質肥料施用技術
要約 土壌施肥管理システムを用いた施肥設計を行うことで、有機質肥料を活用した水稲「ヒノヒカリ」の無化学肥料栽培あるいは減化学肥料栽培においても、食味を損なうことなく、慣行と同等、あるいは同等以上の収...
有機質資材の層状施用とプール育苗の組合せによる有機水稲育苗技術
要約 水稲有機栽培における育苗では、pHの高い有機質資材は育苗箱の底面に層状に施用することにより床土のpHが上昇せず、プール育苗で管理することにより生育ムラの少ない苗が生産できる。 キーワード 水稲、有機...
中山間地黄色土での家畜ふん堆肥を活用した水稲の減化学肥料栽培
要約 中山間地黄色土水田での水稲「ヒノヒカリ」栽培において、基肥に家畜ふん堆肥を1t/10a施用し、施肥は化学肥料による穂肥のみとすることで、慣行の分施体系と遜色ない収量が得られ、化学肥料による窒素施肥量...
要約 早期水稲「コシヒカリ」において、総窒素施用量の60%程度を鶏ふんたい肥、残りの40%程度を緩効性肥料を基肥で施用すると、初年目から化学肥料単用以上の収量を確保でき、玄米タンパク質有率は化学肥料単用と...
要約 堆肥連用水田土壌中全窒素集積量は、内田の式による予測値にほぼ適合する。この予測値から求められる窒素放出予測量は、連用年数の経過に伴い増大し、水稲の施肥窒素削減栽培試験で求めた最大削減可能量とも...
鶏糞たい肥の適正施用による普通期水稲「ヒノヒカリ」の安定栽培技術
要約 普通期水稲「ヒノヒカリ」において、化学肥料の代替として全窒素量の75%を鶏糞たい肥にすると、化学肥料単用と同等の収量を確保でき、かつ玄米タンパク含量は化学肥料単用と同程度である。 キーワード イネ...
ペレット鶏糞を用いた水稲後作冬春レタスの50%減化学肥料栽培
要約 冬春レタス栽培で化学肥料を50%削減しても、基肥時にペレット鶏糞1t/10aを全層施用することにより慣行と同等の生育・収量が得られる。有機配合を利用した50%減化学肥料栽培に比べ、ペレット鶏糞を利用する...
要約 水禽(アイガモ)受精卵のふ化率を高めるには、保存温度が12℃の場合は2週間以内、保存温度が5℃の場合1週間以内に入卵することが必要である。また、保存温度が20℃の場合はふ化がほとんど期待できない。 キ...
水稲「コシヒカリ」栽培における鶏ふん堆肥の連用による適正施用量
要約 水稲「コシヒカリ」栽培において、鶏ふん堆肥(発酵鶏ふん)窒素5kg/10aを基肥として連用することによって9年間にわたって収量は確保できる。しかし、連用によって玄米中の粗タンパク質含有率には上昇傾向...
要約 総窒素施肥量に占める発酵鶏糞由来窒素の割合を30%以下とした場合、発酵鶏糞の施用による土壌や水稲の生育、収量、および産米品質のいずれにおいても化学肥料による栽培と同等である。発酵鶏糞の化学肥料窒...
要約 窒素含有率が5%以上で、その50%を尿酸態窒素の形で保持している高窒素鶏ふん堆肥を水稲基肥に利用する場合、湛水による肥効の低下を考慮すると、粉状堆肥の場合は湛水前7日以内、ペレット堆肥の場合は14日...
要約 発酵鶏ふんと牛ふん堆肥を組み合わせて基肥とする場合には、これらの堆肥を用いたインキュベ-トに基づき発酵鶏ふんで調整するとよい。 キーワード 堆肥組み合わせ、インキュベート 背景・ねらい 近年、環境...
要約 これは水稲等の液肥に利用できる。また、粉状堆肥と混合して顆粒状とする成型加工により、広域流通できる。 キーワード 堆肥化、臭気対策、硫酸スクラバー装置、脱臭廃液、液肥、水稲、成型化 背景・ねらい ...
発酵鶏糞主体の有機配合肥料による水稲減化学肥料栽培に対応した施肥法
要約 県内産発酵鶏糞を主体とした有機質由来窒素50%配合肥料により水稲の50%減化学肥料栽培ができ、同じく有機質由来窒素100%配合肥料により水稲無化学肥料栽培ができる。 キーワード 水稲、発酵鶏糞、減化学肥料...
要約 鶏ふんを水稲に基肥として400kg/10a程度湛水開始1週間前から湛水開始直前までに施用することで、化学肥料の基肥窒素5kg/10aとほぼ同等の効果がある。また、玄米中タンパク質濃度には影響を与えない。さらに...
要約 水稲・レタス輪作ほ場(灰色低地土)では、水稲作付時に6kg/haを上回るリン酸が流出していた。現地で一般化している牛鶏糞おがくず混合堆肥を2t/10a施用すれば、含まれるリン酸を考慮して、リン酸施肥量を3...
寒冷地水田における稲わら腐熟促進肥料としての家畜ふん堆肥施用法
要約 家畜ふん堆肥を稲わら施用水田へ秋施用することにより、稲わら腐熟促進肥料として活用できる。秋施用した窒素の穂揃期の水稲による利用率は運用しても5%未満と低く、約40%は作土に保持される。寒冷地水田...
要約 鶏糞おがくず堆肥を普通期水稲栽培に利用する場合 、初年目は代かき10日前の1,000kg/10a施用で化成肥料基肥窒素4kg/10aと同等の収量が得られる。また連用す ることによって収量は増加するが、玄米蛋白質含有...