暑熱下での飼料用玄米給与によるブロイラー肥育前期の成長改善効果と免疫反応への影響
要約 暑熱環境下において、玄米配合飼料の給与によりブロイラーの成長改善効果および免疫反応への影響が認められ、玄米は暑熱環境下においてもブロイラーの飼料原料として有用である。 キーワード ブロイラー、暑...
飼料用米を活用した鶏肉の低コスト生産および鶏卵の高付加価値化
要約 養鶏における飼料用米の利用により、肉用鶏の低コスト生産が可能となり、特色ある鶏卵を生産することで高付加価値化が可能となる。生産される鶏卵に対する消費者の購入意識も高く、販売価格の増加による生産...
東北地域における子実用トウモロコシの生産と子実サイレージ調製に係る費用
要約 子実用トウモロコシ生産に係る作業時間は2.58時間/10aで、費用は約6.4万円/10a、約76円/現物1kg当である。フレコンラップ法によるトウモロコシ子実サイレージ調製に係る費用は、100ロール調製で18.1円/現物1...
要約 高脂肪、低炭水化物、低タンパク質の「ケトジェニック飼料」を鶏に給与すると、肝臓におけるケトン体産生が亢進し、血液中β-ヒドロキシ酪酸濃度が上昇する。このとき、血液中脂質成分は変動し、血液中...
要約 生ニンニクから抽出したニンニクオイルを配合した混合飼料を、成鶏用配合飼料に0.2%添加給与することで、鶏体の自然免疫や獲得免疫が活性化する。 キーワード 採卵鶏、ニンニク、自然免疫、獲得免疫 背景・...
要約 トウモロコシに代えて飼料米を66%配合した自家配合飼料を採卵鶏に給与しても、適切な配合設計に基づけば生産性に影響はなく、赤色化して規格外となった青とう(とうがらしの1種)の乾燥粉末を1%配合する...
トウモロコシ乾燥蒸留かす(DDGS)は採卵鶏飼料に40%配合できる
要約 DDGSを採卵鶏飼料のエネルギー源としてトウモロコシの約1/3量と、タンパク源として大豆かす等の2/3量を代替しても、生産性や鶏卵品質には悪影響はないことから40%を配合することが可能である。 キーワード ...
要約 飼料米はトウモロコシに100%代替できる。飼料米の配合率を60%まで増加すると、卵黄色はカラーチャートで配合率10%当たり0.4 ずつ低下するものの、全卵中脂肪酸含量のn-6/n-3 比が低下し、鶏卵生産量、その他...
窒素肥効率に基づく家畜ふん堆肥の飼料畑利用下での亜酸化窒素排出係数
要約 窒素肥効率を勘案した飼料作物の全量家畜ふん堆肥栽培および化学肥料との併用栽培における亜酸化窒素の年間排出係数は、0.15~0.32%で、IPCCデフォルト値(1.25%)を超えることがなく、化学肥料栽培における...
エキスパンダー加工飼料の配合による採卵鶏の排せつふん量低減化
要約 エキスパンダー加工飼料を5%、10%および15%採卵鶏用配合飼料に配合したものを採卵鶏に給与すると消化吸収が改善され、10%飼料配合は、鶏卵の生産性に及ぼす影響もなく、排せつふん量が生ふんで約10%、...
要約 草地造成の際は、基肥に発酵鶏ふんペレットをN換算4kg/10a施用し、播種を1番刈以降に行う。雑草草丈が20~30cmの時期に初回掃除刈を行う。維持段階では秋に腐熟堆肥4t/10a及び熔燐30kg/10aを施用する。飼...
屑米、エゴマ等給与によるα−リノレン酸割合の高い鶏卵生産技術
要約 屑米、屑大麦主体の飼料を採卵鶏に給与することにより、卵黄中のn-6系列脂肪酸であるリノール酸の割合が減少し、さらにエゴマ種子の添加によりn-3系列の脂肪酸であるα-リノレン酸の割合が10倍以上に増加し、...
LCA手法による休耕地を活用した濃厚飼料供給システムの環境評価
要約 ライフサイクルアセスメント(LCA)手法を用い、国内畜産業への濃厚飼料供給システムを変更した場合の環境影響を評価した。米国産とうもろこしの一部を休耕地に作付けした大麦に代替えすれば、CO2換算量7.8...
完熟堆肥を連年施用した飼料畑下層における硝酸態窒素濃度の推移
要約 4年間、飼料畑に毎年完熟堆肥を原物重量で8t/10a施用し続け、硝酸態窒素の地下浸透状況を継続調査したところ、80cm深の土壌溶液は比較的低濃度で推移するが、硝酸態窒素は作土層下方まで浸透する。 キーワ...
亜鉛・銅無添加のプレミックス利用による採卵鶏における亜鉛・銅排泄量の低減
要約 産卵鶏用飼料のプレミックス中に亜鉛・銅を添加しなくても、飼料原料由来の亜鉛・銅のみで生産性に影響はなく、亜鉛・銅排泄量をそれぞれ35%程度低減できる。 キーワード 産卵鶏、生産性、亜鉛排泄量、銅排...
要約 小麦流通制度の転換に伴い、需要減少と価格低下が懸念されている国内産小麦を採卵鶏自家配合飼料原料として30%配合したものは、トウモロコシ主体の自家配合飼料(71%)と同程度の生産性が得られ、安価な飼料...
要約 乾燥豚ぷん、オガクズ牛ふん堆肥、発酵鶏ふんの3種の資材について、窒素の肥効率を明らかにした。化学肥料の窒素利用率を100として比べた窒素の肥効率は乾燥豚ぷんが54~70,オガクズ牛ふん堆肥が33~36,...
市場規模と価格変動に基づくブロイラー現物先物市場標準品候補の選定
要約 ブロイラー先物市場開設のため,各種国産ブロイラー解体品の年間市場規模を調査したところ,「もも肉」の市場規模が約1900億円と大きい.また,国産ブロイラー「もも肉」の年間価格変動係数は8.93%/年であり...
要約 トウモロコシ・大豆粕主体で非フィチンリン(npP)含量0.15%の採卵鶏用低npP飼料へのフィターゼ(Phy)の適正添加量は200単位/kg程度と示唆された。また、Phyを200単位/kg添加することで、市販飼料給与区並...
要約 飼料米を配合した飼料を豚の肥育後期に給与することで、1日あたり1㎏の増体が可能である。50日間の給与で皮下脂肪は白くて硬く、また、脂肪酸組成ではオレイン酸割合が高くリノール酸割合が低くなる。 背景...