要約 2010年のバレイショ塊茎内部に生じる中心空洞の発生は、従来の発生程度を大きく上回る。中心空洞の発生率は、高い品種では30%以上から、低い品種では全く発生しないなど大きな品種間差がある。また、大きな...
衛星画像を利用した小麦収穫作業システムは主要秋播き品種への適用が可能
要約 小麦の穂含水率と圃場試験より得られた正規化植生指数の間には、品種に関わらず正の一次相関があり、衛星画像を利用した小麦収穫作業システムは現行の主要秋播き品種へ適用が可能である。 キーワード 小麦、...
トマトのジャガイモシストセンチュウ抵抗性遺伝子を判定するDNAマーカー
要約 国内のジャガイモシストセンチュウ抵抗性トマト品種は抵抗性遺伝子Hero Aを持ち、新規作成PCR-RFLP DNAマーカーによって明確に判定できる。 キーワード ジャガイモシストセンチュウ、トマト、抵抗性...
アルカリ-CARV法によるテンサイからの効率的バイオエタノール生産技術
要約 テンサイ根冠部を原料として、磨砕物のNaOH処理・中和後に粘性低下処理を行うエタノール製造工程(アルカリ-CARV法)によりバイオエタノールを製造する。アルカリ処理により粘性低下効率が大幅に向上し、理論...
バレイショ収穫時に発生する塊茎打撲調査に加速度センサは有効である
要約 加速度センサを利用することにより、バレイショの収穫作業時において問題となっている塊茎打撲の発生要因調査ができ、土塊量のデータを加えることにより発生率の推測が簡易に可能である。 キーワード バレイ...
ポテトチップ原料用品種の選定と利用条件の設定によるバレイショの周年安定供給体制
要約 ポテトチップ原料用バレイショとして、暖地産では既存品種の「トヨシロ」と比較して「らんらんチップ」は収量が高く加工適性に優れる。北海道産では主要5品種について、チップカラーおよび芽長から品種ごと...
農薬自動混合装置付防除機を活用した少量散布によるバレイショ防除の省力化
要約 農薬散布後の洗浄が簡単な自動混合装置は最大12%以内の誤差で薬剤を希釈できる。バレイショの少量散布防除を7ha規模で試算すると慣行防除の年間作業時間を67%に短縮できる。 キーワード バレイショ防除、自...
カンショ「九州159号」を用いた効率的バイオエタノール生産技術
要約 低温糊化性澱粉を有するカンショ「九州159号」を原料として、原料磨砕物の粘性低下後に糖化・発酵を行う工程(CARV法)によりバイオエタノールを製造すると、液化を60℃程度で行うことが可能となり、液化工程に...
低温糊化性でん粉を有するでん粉用カンショ新品種「こなみずき」
要約 カンショ「こなみずき」はでん粉の糊化温度が一般品種のでん粉より約20℃低い。この低温糊化性でん粉はゲルの離水率や硬度が低く、耐老化性に優れ、高分解性である。いもの収量およびでん粉歩留は「シロユタ...
要約 ブドウ黒とう病菌(Elsinoe ampelina)をジャガイモ煎汁寒天(PDA)培地上で短期間、低密度で生育させ、得られたコロニーを純水中で8時間程度振とう培養することで、安定的に大量の分生子を得ることができる。 ...
要約 愛知県内でセルトレイで育苗中のキクに生育障害が発生したため、原因を調査したところ、Plectosporium tabacinumが病原菌であることが判明し、本病を「キク苗腐敗病」と命名する。 キーワード キク、...
要約 ナスの様々な組織から作製した21種類のcDNAライブラリーから解読した60,000個を超えるクローンの塩基配列情報は16,245種の独立な遺伝子配列に整理され、ナス属(Solanum)植物の新たな網羅的発現遺伝子...
要約 日本国内(北海道、長野県、長崎県、鹿児島県および沖縄県)産ジャガイモYウイルス塊茎えそ分離株(PVYNTN)集団は組換え体ではなく、遺伝構造は比較的均一である。 キーワード ジャガイモ、ジャガイモYウイ...
要約 バイオ燃料原料として国内で生産可能な資源作物について、栽培に必要な農業生産資材や農業機械によるエネルギー消費量、資材等の価格や労力、収量及び成分をとりまとめたデータベースである。利用者は、デー...
要約 DNAマーカーによって、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性遺伝子H1およびジャガイモYウイルス抵抗性遺伝子Rychcを判定できる。 キーワード ジャガイモシストセンチュウ、ジャガイモYウイルス、抵抗性遺伝子、...
ジャガイモシストセンチュウに対する抵抗性トマト品種とその密度低減効果
要約 市販トマト品種24種に対するジャガイモシストセンチュウの寄生程度には有意な差が認められ、トマト台木品種「ドクターK」やミニトマト品種「キャロル10」「イエローキャロル」「シュガーランプ」等は強い抵...
道北部におけるダイズシストセンチュウの発生実態および小豆への減収被害
要約 ダイズシストセンチュウは、上川、留萌地方の広範囲に分布している。本線虫による小豆の減収は、播種時密度が中密度(10~100卵・幼虫/g乾土)の場合20%以上、高密度(100卵・幼虫以上/g乾土)の場合50%以...
水煮適性が高く調理しやすい多収ばれいしょ新品種候補「北海97号」
要約 いもは長卵形で目が浅く、剥皮効率が優れる。ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し、水煮適性が高く中早生で多収の調理用系統である。 キーワード ばれいしょ、ジャガイモ、剥皮、多収、ジャガイモシスト...
ジャガイモYウイルスえそ系統(PVY-N)のモノクローナル抗体と高感度検出法
要約
AHP(階層分析法)による大規模畑作経営の技術開発ニーズの評価
要約