テンサイ作業受委託の円滑化には農作業支援組織による情報統合と調整が重要
要約 テンサイの作業受託を円滑に運営している農作業支援組織は、生産者、糖業(集荷業者)、輸送業者と互いに情報共有をする際に、支援組織のマネージャーがそれぞれの情報を統合して作業計画等を示しており、この...
要約 農業分野におけるメタボロミクスの活用を促進するため、栽培現場での分析用試料の取り扱い、分析者が知っておくべき栽培現場作業の基本事項を明確にし、農研機構でのNMRメタボロミクスについて具体的な実施...
直播栽培における抵抗性"強"品種を利用したテンサイ黒根病の被害軽減技術
要約 テンサイの直播栽培では、移植栽培と比べてテンサイ黒根病の被害が大きいが、黒根病抵抗性が"強"の「カチホマレ」または「北海みつぼし」の利用により黒根病の被害が軽減される。 キーワード 直播...
要約 テンサイの光抽苔BLOND(Bolting by longer than natural daylength)系統「NK-420mm-O」と「NK-422mm-O」は,屋外では抽苔が発生しにくく、全日長条件下では無春化で開花できる。BLOND系統を利用することで採...
要約 テンサイ「北海104号」は、主要病害である黒根病および褐斑病に対して北海道の優良品種で最も強い抵抗性を有し、そう根病抵抗性と抽苔耐性を備えた高度複合病害抵抗性品種である。 キーワード テンサイ、高...
要約 分子レベルでの解析に適した遺伝的に均質なキヌアの標準自殖系統を開発し、キヌアのゲノム(生物の設計図)配列を世界に先駆けて解読した。これらの...
雄性不稔維持遺伝子型(rf1)を識別できるDNAマーカーを利用した効率的選抜法
要約 開発したDNAマーカー(s17-CAPS)は、テンサイの放任受粉集団では複対立遺伝子系で保持されている5種類のRf1座のアリルを識別でき、このうち4型は細胞質雄性不稔維持遺伝子型に典型的に認め...
根中糖分が高く、製糖品質が優れるてんさい新品種「アマホマレ」
要約 「アマホマレ」は、根中糖分が高く、製糖品質が優れる品種である。また、普及品種「レミエル」より褐斑病の発生が少ない。 キーワード てんさい、一代雑種、根中糖分、製糖品質、褐斑病 背景・ねらい てんさ...
要約 「NK-310mm-O」の高度褐斑病抵抗性には、qcr1およびqcr4の2つの褐斑病抵抗性QTLsが関与する。各QTLを単独ヘテロで保持した近似同質遺伝子系統は、戻し交配親の遺伝子型に比べてqcr1
高温・多湿な条件でも安定栽培が可能なテンサイ「北海101号」
要約 テンサイ「北海101号」は、褐斑病、黒根病およびそう根病の主要3病害に対する複合抵抗性を有す。「北海101号」は、高温・多湿により普及品種の糖量が大きく減少する条件においても、糖量の減収が少なく、安...
品種特性データの操作性が向上した系譜図作成ソフトウェア;EvoTree PLUS
要約 系譜図自動作成ソフトウェア;EvoTreeを多種類の品種特性データ(文字列・数値)に対応できるデータ構造へ改変し、データの操作性・汎用性を高めた。改良したEvoTree PLUSはマニュアル・作物系譜データ等と共に...
畑地における作物由来炭素投入量の推定および土壌炭素貯留量の将来予測
要約 北海道の畑作地帯では、作物純一次生産量の38%が作物残さや緑肥として土壌に還元されている。RothCによる将来予測では、現状のままでは土壌炭素貯留量は緩やかに減少し、畑全体への堆肥施用により緩やかに増...
農薬自動混合装置付防除機を活用した少量散布によるバレイショ防除の省力化
要約 農薬散布後の洗浄が簡単な自動混合装置は最大12%以内の誤差で薬剤を希釈できる。バレイショの少量散布防除を7ha規模で試算すると慣行防除の年間作業時間を67%に短縮できる。 キーワード バレイショ防除、自...
アルカリ-CARV法によるテンサイからの効率的バイオエタノール生産技術
要約 テンサイ根冠部を原料として、磨砕物のNaOH処理・中和後に粘性低下処理を行うエタノール製造工程(アルカリ-CARV法)によりバイオエタノールを製造する。アルカリ処理により粘性低下効率が大幅に向上し、理論...
要約 バイオ燃料原料として国内で生産可能な資源作物について、栽培に必要な農業生産資材や農業機械によるエネルギー消費量、資材等の価格や労力、収量及び成分をとりまとめたデータベースである。利用者は、デー...
根中糖分が高く、製糖品質が優れるてんさい新品種候補「北海98号」
要約 てんさい「北海98号」は、国際共同研究により育成した単胚・三倍体一代雑種系統であり、根中糖分が高い。また、不純物価が低く、製糖品質が優れる。 キーワード テンサイ、一代雑種、根中糖分、不純物価 背...
要約 てんさい搾汁液を原料に高効率でバイオエタノールの生産が可能な酵母3株は、既存の実用酵母株と同等のエタノール生産能を有し、かつ、エタノール精製時の蒸留阻害要因であるグリセロールの生成量が実用株よ...
アシグロハモグリバエの発生生態とてんさいを主対象にした防除対策
要約 北海道の施設内、露地てんさいほ場におけるアシグロハモグリバエの発生生態、本種に対する効果的薬剤を明らかにした。てんさいでは、7月中旬~8月上旬を重点時期として、昆虫成長制御剤による防除を行うこと...
要約 圃場への鍬込みにより還元されている冠部糖収量は、全糖収量の1割程度を占める。収穫時期を11月上旬まで遅らせることにより、高糖型系統「北海98号」の直播栽培は、移植栽培と同程度の全糖収量が得られる。 ...
Aphanomyces cochlioides遊走子接種によるテンサイ苗立枯病抵抗性検定手法
要約