要約 キク栽培品種「セイマリン」由来の発現遺伝子配列断片(expressed sequence tag、EST)情報の網羅的解析により構成された213,204個の相同連結配列(コンティグ)情報をキクのゲノム育種研究のための基盤情報とし...
要約 外来遺伝子をゲノム編集の標的として利用することで、CRISPR/Cas9によるキクのゲノム編集技術が可能となる。栄養繁殖性の高次倍数性の園芸植物におい...
要約 夏秋系一輪ギクの新品種「愛知夏黄1号(仮称)」を育成した。本品種は対照品種より生育が旺盛で、満開時の花径が大きく、無側枝性を持つ。切り花の外観は茎葉にボリューム感があり、葉は光沢のある立葉で草...
要約 炭素イオンビームを照射し突然変異を誘発することで、アジアティックハイブリッドユリにおいて、花被片の斑点が減少した変異株や花色が変化した変異株を作出できる。シンテッポウユリでは無花粉の変異株を作...
秋ギク「雪姫」、「秋華」の苗低温処理・再電照の方法および適日長
要約 年末出し栽培において、「雪姫」は、挿し穂または苗の低温処理により、切り花長が長くなり品質が向上する。また、「雪姫」では、消灯後12日目より3日間、「秋華」は5日間の再電照で切り花品質を改善できる。6月...
要約 秋系スプレーギクの新品種「プリティララ」を育成した。「プリティララ」は淡いピンク色で中輪の早生品種で、花数が多く、花房が円錐形で整う。親株の生産性が高い。他の花と合わせやすい花色であるため花束...
要約 秋ギク系電照ギクの白色品種として、収穫日が「神馬」と等しく、側枝が少なく草姿が優れる「02W2」、また黄色品種として、収穫日が「精興の秋」より約10日早く、濃黄色で草姿が優れる「02Y6」を育成した。 ...
要約 白花一輪ギクの新品種「愛知秋1号」を育成した。「愛知秋1号」は秋ギクで、周年生産における10月から6月出荷に適しており、伸長性に優れ生育・開花が速い、花弁数が多く花も大きい、草姿・茎葉のバランス...
要約 秋系スプレーギクの新品種「ホワイトインパクト」を育成した。「ホワイトインパクト」は白色で大輪の丁字咲き早生品種で、茎及び花首の伸長性が高く、花房は円錐形で整う。日持ち性が良く、切り花を3週間以...
要約 やや小輪、淡紫ピンクのアネモネ咲きである秋ギク型スプレーギク新品種「オータムプリンセス」を育成した。この品種は到花週数が低温期で7週程度で、宮城県の気象条件に適し、周年栽培が可能である。 キー...
電照抑制栽培に適する西南暖地向き夏秋ギク型スプレーギク5品種
要約 電照抑制栽培による8、9月開花作型に適した夏秋スプレーギク5品種を育成した。いずれの品種も高温・長日開花性に優れている。 キーワード キク、育種、夏秋スプレーギク新品種、高温開花性、長日開花性 背景...
要約 やや小輪、鮮紫ピンクでセミダブルタイプの秋ギク型スプレーギク新品種「ロゼページェント」を育成した。この品種は到花週数が低温期で7~8週で、宮城県の気象条件に適し、無摘心による周年栽培が可能であ...
開花期の年次変動が少ない盆小ギク新品種候補「H-13」の育成
要約 「ともこ」と「ももわか」の交配実生の中から、盆小ギク新品種候補「H-13」を選抜した。「H-13」は開花期の年次変動が少なく、盆前の需要期に開花し、計画出荷が可能となる。花色は濃赤紫で、高温時にも退色...
要約 秋系スプレーギクの新品種「愛知7号」、「愛知8号」を育成した。「愛知7号」は白色、さじ状の立弁を有し、茎及び花首の伸長性が高い。「愛知8号」は白-赤紫色の覆輪で、半八重咲きである。 キーワード ...
要約 「キクつくば1号」は、日本に自生する野生種イソギクとスプレーギクとの種間雑種である。純白緑芯で花形が整い、茎の伸長性に優れ、フラワーアレンジメントにも利用可能な新しいタイプの小輪ギクである。 ...
黄八重咲のトルコギキョウ新品種候補「秋試交3号」の育成と特性
要約 フリンジ八重咲き晩生のトルコギキョウ「秋試交3号」を育成した。花色は黄、花径は中大輪で、草丈は季咲きで約75cmである。 キーワード トルコギキョウ、育種、新品種、八重咲、黄、フリンジ 背景・ねらい ...
要約 秋輪ギク「神馬」にイオンビームを照射して得られた変異体より、無側枝性で花容草姿の優れた「今神(いまじん)」、「新神(あらじん)」の2品種を育成した。 キーワード キク、イオンビーム、放射線、新品...
黄ピンク八重咲のトルコギキョウ新品種候補「秋試交2号」の育成と特性
要約 フリンジ八重咲き晩生のトルコギキョウ「秋試交2号」を育成した。花色は黄ピンク、花径は中大輪で、草丈は季咲きで約75cmである。 キーワード トルコギキョウ、育種、新品種、八重咲、黄ピンク、フリンジ 背...
要約 キク「プリンセスかがわ」は、組織培養植物体に軟X線照射し突然変異を誘発して育成した品種である。原品種「ピンクセイコー」の花色(紫ピンク単色)が赤紫単色に変異した色変わり品種である。 キーワード ...
イオンビームを照射したキクの葉肉プロトプラストからの植物体の再生
要約 キクの葉肉プロトプラストに対するHe及びCイオンビームの半数致死線量はそれぞれ4.9Gy、3.3Gy付近であり、照射処理した品種「秀芳の力」からカルスを経由して植物体が再生できた。福岡県農業総合試験場・生...