粗飼料用オオムギの穂形状は黒毛和種育成牛の嗜好性に影響を及ぼす
要約 ホールクロップ利用において、無芒および三叉芒のオオムギは硬い芒がないため、通常の芒を持つオオムギに比べて、黒毛和種育成牛の嗜好性が高い。 キーワード 粗飼料用オオムギ、穂形状、嗜好性、黒毛和種育...
要約 オオムギをホールクロップサイレージとして利用する場合、食用品種および育成系統は、飼料用の2品種の中間に出穂するため、食用品種、飼料用品種、育成系統を組合せることで作期分散を図ることができ、糊熟...
ペレニアルライグラスのCBFホモログ遺伝子の単離と遺伝子座の同定
要約 ペレニアルライグラスから複数の新規なCBFホモログ遺伝子が単離でき、これらは低温で発現誘導される。4つのCBFホモログ遺伝子がクラスターを形成し5番染色体に座乗する。この領域は他のイネ科作物のCBF遺...
要約 水稲の在来種「シシクワズ」は、芒が長く、野生イノシシの防除技術の研究素材として利用できる 可能性が高い。 キーワード 野生イノシシ、シシクワズ、水稲、芒 背景・ねらい 本県の中山間地域ではイノシシ...
要約 大麦・イタリアンライグラス混播は、イタリアンライグラス単播と比較して乾物収量が高く、乳牛による嗜好性に優れている。エンバク単播は1回刈りで高収量なため省力的である。いずれも飼料イネの裏作として...
晩秋播きにおける飼料麦単播と飼料麦・イタリアンライグラス混播の多収要因
要約 11月、12月に播種する場合、単播ではエンバク「スーパーハヤテ隼」、ライムギ「春一番」、ライコムギ「ライコッコ」の収量が高く、混播では飼料麦にオオムギ「ワセドリ二条」、エンバク「スーパーハヤテ隼」...
一工程混播播種機を使った飼料麦とイタリアンライグラスの混播栽培
要約 麦条播播種機の後部にイタリアンライグラス散播播種機を取り付けて、飼料麦とイタリアンライグラスを混播栽培すると、従来の方法と比べ、乾物収量は同等以上で播種作業時間を1/2~1/4に短縮できる。 キーワ...
オーチャードグラス黄さび病(仮称)の新発生と抵抗性の系統間差異
要約 北海道、岩手、宮城、福島、栃木各県の牧草地、道路法面等のオーチャードグラスにおいて、本邦未報告のさび病の一種、黄さび病(仮称、英名:Yellow Rust)が発生している。本病への抵抗性には品種・系統...
要約 コムギの越冬能力に関わるフルクタンの合成に関わる酵素遺伝子を2種類単離した。それらはsucrose:fructan 6-fructosyltransferaseとsucrose:sucrose 1-fructosyltransferaseをコードする。両遺伝子はコムギ...
要約 自走式フレール型刈り取りロールベーラは飼料イネの他、牧草や飼料作物の収穫が可能であり、調製されたサイレージの貯蔵性は優れている。 キーワード 自走式フレール型刈り取りロールベーラ、サイレージ、貯...
要約 マガモ、コガモ及びカルガモによる大麦の加害が明らかとななった。降雨、降雪等によって形成される圃場の水たまりが、これらカモ類にとって麦圃場侵入に好適な条件と考えられる。また、圃場侵入ピーク時の照...
要約 耕耘幅20cm、深さ10cmの条を、条間60cmで3条を同時に耕耘しながら施肥・播種・覆土・鎮圧ができる部分耕型の省力的播種機を用いて、冬作の飼料用麦類と夏作のスーダングラスの年2作の栽培ができる。 背景...
ロールベールサイレージ調製に適した牧草類の高TDN収量作付け体系
要約 イタリアンライグラス2回刈+スーダングラス3回刈体系及びイタリアンライグラス・大麦混播3回刈+スーダングラス2回刈体系は、イタリアンライグラス1回刈+スーダングラス3回刈体系より年間総TDN収量が多い。福...
要約 イチビは、圃場でのイチビの結実・種子落下だけでなく、イチビ種子を含んだ未熟堆肥の施用により短期間に圃場全面に拡散する。除草剤での防除は有効だが、完熟堆肥の調製・施用との組み合わせることで外部か...
成果の内容・特徴