南九州の夏播き栽培に適するネコブセンチュウ増殖抑制エンバク「スナイパー」
要約 夏播き栽培でネコブセンチュウの増殖を抑制するエンバク「スナイパー」は、播種適期より20日程度遅く播種した場合でも年内に出穂する極早生品種で、南九州では他の普及品種と同程度に多収である。 キーワー...
低標高地での越夏性や永続性に優れるトールフェスク極早生品種「Kyushu 15」
要約 トールフェスク「Kyushu 15」は、出穂が早生品種「ナンリョウ」より1週間程度早く、低標高地の越夏性と永続性に優れる極早生品種で、放牧に利用できる。 キーワード トールフェスク、越夏性、永続性、放牧、...
多収と耐倒伏性を両立させた夏播き用エンバク極早生品種「K78R7」
要約 夏播き用エンバク極早生品種「K78R7」(商品名:アーリーキング)は、9月上旬に播種し、年内に収穫する作型で既存の多収品種と同程度以上の収量性と極強の耐倒伏性を兼ね備えた品種であり、ひょう紋病等に対す...
飼料用サトウキビ品種「KRFo93-1」の栽培方法とその利用技術
要約 「KRFo93-1」は、年2回収穫等により多収かつ作業性の良い栽培ができる。従来牧草よりも低コストで生産でき、そのサイレージは発酵品質に優れ、繁殖牛、肥育素牛、泌乳牛において、慣行給与体系に劣らない飼...
要約 稲発酵粗飼料を黒毛和種繁殖雌牛の基本飼料として10kg通年給与し、3年間長期飼養した結果、各繁殖ステージにおける健康状態、繁殖性および子牛の発育に問題はなく、1年1産が達成される。 キーワード 稲発...
要約 稲発酵粗飼料を肥育全期間にわたって給与すると、発育成績は良好で枝肉重量も多いが、肉質については、肥育前期にチモシー乾草、中後期に稲わらを給与した対照区が優れる傾向にある。また、稲発酵粗飼料を給...
乾物収量が多い飼料用サトウキビ新品種候補系統「KRFo93-1」
要約 「KRFo93-1」は、日本初の飼料用サトウキビ品種候補系統である。初期生育が旺盛で乾物収量が多い。株の再生が優れ、数年間にわたる多数回の収穫が可能である。 キーワード 飼料作物、粗飼料、サトウキビ、乾...
要約 草地更新時において化学肥料単独施用の場合は5kgN/10a以下とし、刈取時期はスーダングラスは出穂期以降、スーダン型ソルガムでは開花期以降とする。たい肥(牛ふん)施用の場合は5t/10a以下とし、刈取時期...
完熟堆肥を連年施用した飼料畑下層における硝酸態窒素濃度の推移
要約 4年間、飼料畑に毎年完熟堆肥を原物重量で8t/10a施用し続け、硝酸態窒素の地下浸透状況を継続調査したところ、80cm深の土壌溶液は比較的低濃度で推移するが、硝酸態窒素は作土層下方まで浸透する。 キーワ...
要約 稲発酵粗飼料の採食性は良好で、総繊維(OCW)の消化は劣るものの、尿素処理することにより消化性は改善される。また、モミの排せつ割合は肥育牛に比べ低く、消化試験の結果から、稲発酵粗飼料のみの給与...
要約 飼料イネの小規模の収穫作業で問題となる刈り取り機械は、コンバインの脱穀部分を取外し、簡易に改造すれば、安価な収穫機械として利用できる。 キーワード 飼料イネ、飼料作物、肉用牛、コンバイン、収穫機...
沖縄県における飼料作物の乾草・サイレージ調製保存中のβ-カロテン含量
要約 飼料作物の生草におけるβーカロテン含量は、生育が進むとβーカロテン濃度の低い茎部の構成割合が高まってくる結果、地上部全体におけるβ-カロテンの濃度が低下する。ロールベールサイレージでは、貯蔵期間が...
要約 15カ月齢まで飼料イネサイレ-ジを給与した区と、全期間給与した区を比較すると、増体には差が認められないが、肉質は全期間給与区が劣る。脂肪色は両区とも黄色脂肪にならない。 キーワード 飼料イネ、黒毛...
要約 バインダを一部改良することにより飼料作物の収穫作業機として利用でき、中山間地域における小区画圃場での作業に有効である。収穫した飼料は、はざ掛け乾燥施設にビニールハウスを利用すると良質乾草が安定...
要約 水稲から切り替えた畑期間3か年において、小麦の前後作への飼料作物の導入や冬作飼料作物後作へ大豆を組入れることによりトウモロコシを主体とした主要な水田畑作物(飼料作物、麦、大豆)組合せによる3年4作...
成果の内容・特徴