水稲新奨励品種「コシヒカリ新潟BL9号」、「コシヒカリ新潟BL10号」の選定
要約 水稲「コシヒカリ新潟BL9号」、「コシヒカリ新潟BL10号」は、いもち病真性抵抗性以外の品種特性が「コシヒカリ」と変わらない。現在の「コシヒカリBL」の構成品種の一つに加える。 キーワード イネ、コシヒ...
要約 Krasneufimsk、シレトコ、V-2の3品種・系統は、島原半島のバレイショから分離したメタラキシル耐性のジャガイモ疫病菌に対し、茎葉、塊茎とも抵抗性を示す。 キーワード ジャガイモ、疫病、抵抗性、メタラキ...
新型トウガラシマイルドモットルウイルス系統のトバモウイルス抵抗性遺伝子L4を打破する因子
要約 新型トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)系統の外被タンパク質に認められる2残基の変異アミノ酸は、Capsicum 属植物が保有する既知のトバモウイルス抵抗性遺伝子L1~L4の機能を打破する因子であ...
Stvb-i候補遺伝子領域の形質転換によるイネ縞葉枯病抵抗性の付与
要約 イネ縞葉枯病抵抗性品種「St. No. 1」のゲノム断片約25kbを導入した組換え体は、イネ縞葉枯病に対して遺伝子供与親と同程度の抵抗性を示す。導入断片内の4予測遺伝子は、イネ縞葉枯病抵抗性遺伝子Stvb-i...
要約 ニホンナシ在来品種「巾着」の第1連鎖群中央部に位置する8種類のDNAマーカーは、黒星病抵抗性に強く連鎖し、黒星病抵抗性を持つ個体の選抜に利用できる。 キーワード 黒星病抵抗性、DNAマーカー、マーカ...
カラタチのカンキツトリステザウイルス抵抗性と連鎖するDNAマーカー
要約 カラタチのカンキツトリステザウイルス(CTV)抵抗性遺伝子近傍のゲノム配列から設計したDNAマーカーを用いて葉のDNA分析を行うことにより、カラタチのCTV抵抗性遺伝子を有する個体を早期に識別することが...
テンサイ黒根病抵抗性遺伝子座Acr1と連鎖するDNAマーカー
要約 テンサイの「NK-310mm-O」に由来する黒根病抵抗性は、単一優性の抵抗性遺伝子(Acr1)により支配され、この抵抗性遺伝子座に5cM以内で相引に連鎖するDNAマーカーを指標とした抵抗性の判別により、黒根病の抵...
茨城県内で発生するメロンつる割病菌のレースと判別品種を用いたレース検定法
要約 茨城県で発生するメロンつる割病菌のレースは、「レース1」、「レース1,2y」及び「レース1,2w」が主体である。これらレースは、メロン4品種「アムス」、「大井新一号」、「Charentais Fom2」、「CM17187...
品種適用性の高いジャガイモシストセンチュウ抵抗性判別用新プライマー
要約 新しいプライマー(H1SP-S4/H1SP-A6)は、従来のプライマー(H1SP-S1/H1SP-A1)よりバレイショ品種への適用性が高く、単純なPCR反応温度条件でジャガイモシストセンチュウ抵抗性の判別ができる。 キーワード...
要約 イネいもち病圃場抵抗性遺伝子pi21およびPb1の集積により、葉いもち、穂いもちとも圃場抵抗性がさらに向上する。 キーワード イネ、いもち病、圃場抵抗性、pi21、Pb1、集積、抵抗性向上 背景・ねらい 東北の...
水稲「ヒノヒカリ」のトビイロウンカ抵抗性同質遺伝子系統新品種「関東BPH1号」
要約 水稲品種「関東BPH1号」は、インド型系統IR54742(GSK178-2)が持つO.officinalis由来のトビイロウンカ抵抗性遺伝子bph11を、戻し交配とDNAマーカー選抜により「ヒノヒカリ」に導入したトビイロ...
中国雲南・ベトナム稲遺伝資源におけるいもち病圃場抵抗性育種母本の選定
要約 中国雲南・ベトナム稲品種546品種についていもち病圃場抵抗性を検定した結果、雲南品種14品種は葉及び穂いもち抵抗性が“極強”以上、ベトナム品種60品種は葉いもち抵抗性が“極強”以上と判定され、これら品種...
中国雲南・ベトナム稲遺伝資源におけるいもち病圃場抵抗性育種母本の選定
要約 中国雲南・ベトナム稲品種546品種についていもち病圃場抵抗性を検定した結果、雲南品種14品種は葉及び穂いもち抵抗性が“極強”以上、ベトナム品種60品種は葉いもち抵抗性が“極強”以上と判定され、これら品種...
要約 WYMVの3つの病原型の中、I型は岩手県南部から福岡県に、II型は岩手県以北に、III型は福岡県に、それぞれ発生している。 キーワード コムギ、縞萎縮病、抵抗性育種、WYMV、病原型 背景・ねらい
コムギ...
中国雲南・ベトナム稲遺伝資源におけるいもち病圃場抵抗性育種母本の選定
要約 中国雲南・ベトナム稲品種546品種についていもち病圃場抵抗性を検定した結果、雲南品種14品種は葉及び穂いもち抵抗性が“極強”以上、ベトナム品種60品種は葉いもち抵抗性が“極強”以上と判定され、これら品種...
チャ系統「金谷13号」のクワシロカイガラムシ抵抗性機構とDNAマーカー
要約 「金谷13号」のクワシロカイガラムシ抵抗性は、幼虫生存率の低下や未産卵雌の生体重の低下として現れ、雌成虫の蔵卵数を低下させる。この抵抗性は「さやまかおり」と同じDNAマーカー(e-RAPD:MSRS8E)によ...
イネ近縁野生種 Oryza australiensis 由来のトビイロウンカ抵抗性遺伝子Bph10(t)のマッピングと選抜マーカの開発
要約 トビイロウンカ抵抗性遺伝子Bph10 (t)は第12染色体長腕の新規に作製したSSRマーカーHM43と0cMで連鎖する。また,同遺伝子は不良形質である長稈と不稔性と連鎖する。 キーワード トビイロウンカ抵抗性遺伝子B...
イネいもち病圃場抵抗性遺伝子には、いもち病菌の非病原性遺伝子とのあいだに「遺伝子対遺伝子関係」が成り立つものがある
要約 イネ系統「中部32号」のいもち病圃場抵抗性遺伝子Pi34と、本系統を強く侵害しないいもち病菌Y93-245c-2の病原性に関与する遺伝子(非病原性遺伝子)の間には「遺伝子対遺伝子関係」が成り立つ。 キー...
水稲「北海188号」の葉いもち圃場抵抗性に関与する新遺伝子Pi35(t)
要約 水稲「北海188号」の葉いもち圃場抵抗性には作用力の強い1個の新遺伝子Pi35(t)が関与している。本遺伝子は第1染色体上のDNAマーカーRM1216近傍(3.5cM)に座乗している。 キーワード 水稲、「北海188号」、...
水稲「北海188号」の葉いもち圃場抵抗性に関与する新遺伝子pi35(t)
要約 水稲「北海188号」の葉いもち圃場抵抗性には作用力の強い1個の新遺伝子Pi35 (t)が関与している。本遺伝子は第1染色体上のDNAマーカーRM1216近傍(3.5cM)に座乗している。 キーワード 水稲、「北海188号」、...