ダイズのラッカセイわい化ウイルス抵抗性の品種間差異と遺伝様式
要約 ダイズの114品種のうち「おおすず」、「リュウホウ」、「エンレイ」、「サチユタカ」等51品種はラッカセイわい化ウイルス(PSV)に罹病性である。また、ダイズのPSV抵抗性は単因子優性に遺伝し、少なくとも2つ...
要約 新潟県の現地ダイズほ場で発生したモザイク症状や縮葉症状の病原は、その諸性状から新種の植物ウイルスである。本ウイルスは新潟県内の広範囲な地域に分布している。 キーワード ダイズ、新種の植物ウイルス...
新型トウガラシマイルドモットルウイルス系統のトバモウイルス抵抗性遺伝子L4を打破する因子
要約 新型トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)系統の外被タンパク質に認められる2残基の変異アミノ酸は、Capsicum 属植物が保有する既知のトバモウイルス抵抗性遺伝子L1~L4の機能を打破する因子であ...
要約 WYMVの3つの病原型の中、I型は岩手県南部から福岡県に、II型は岩手県以北に、III型は福岡県に、それぞれ発生している。 キーワード コムギ、縞萎縮病、抵抗性育種、WYMV、病原型 背景・ねらい
コムギ...
要約 PCRプライマー(RxSP-S3、RxSP-A2)を用いたPCRによりジャガイモXウイルス抵抗性が判別できる。 キーワード ジャガイモ、ジャガイモXウイルス、抵抗性検定、PCRマーカー 背景・ねらい ジャガイモXウイルス(...
遺伝子導入によるダイズへのダイズモザイクウイルス抵抗性の付与
要約 ダイズモザイクウイルス(SMV)の外被タンパク質(CP)遺伝子及びRNAポリメラーゼ(NIb)遺伝子を導入したダイズ形質転換体はSMV抵抗性を示す。 キーワード ダイズ、遺伝子導入、SMV、CP遺伝子、NIb遺伝子、...
要約 パッションフルーツウッディネス病は大島本島全域に発生し、ほ場内での伝染・発病の拡がりも早い。果実では、モザイク、奇形の他に、果皮表面の微小な凹凸を伴う光沢がなくなる症状を示す。 キーワード パッ...
要約 チューリップモザイクウイルス(TBV)は、チューリップの花弁に色割れや葉にモザイク症状をもたらすが、紫外線照射処理によって得られた弱毒ウイルス17株は、強毒ウイルスによる色割れを抑える干渉効果が高...
ピーマン栽培土壌からのトウガラシマイルドモットルウイルスの検出法
要約 スキムミルクと界面活性剤(Tween 20)を含むウイルス抽出用緩衝液を用いると、トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)汚染ピーマン圃場の土壌抽出液から、DAS-ELISA法により特異的かつ高率にPMMoVを...
ばれいしょ品種「スタークイーン」のジャガイモYモザイクウイルスえそ系統(PVY-T)感染株の病徴
要約 ばれいしょ品種「スタークイーン」のPVY(T,O)感染株の当代病徴は、接種葉にえそ斑点を生じるが、上葉の病徴は不明瞭である。次代病徴のうち、開花期以前に現れる単独のれん葉症状はPVY-Tの感染とは無関係で...
要約 ピーマンの新品種「鹿島みどり」は、TMV-p(PMMoV-J)抵抗性を有した青果栽培用F1品種で、L3抵抗性遺伝子をホモに持ちその抵抗性は極めて強い。果実は中長形で、果色の緑が濃く、果肉が薄く軟らかい。高温期...
要約 市販辛味だいこんの春播き栽培では「たんしん」、「雪美人」が、秋播き栽培では「辛丸」、「たんしん」、「雪美人」が有望である。自生する「野良大根」は、秋播きすることで栽培可能である。 背景・ねらい ...
要約 「根育31号」は、中生に属する調理用のばれいしょである。「男爵薯」より上いも平均一個重が大きく、上いも重及び中以上いも重が多い。そうか病抵抗性はや上いも平均一個重が大きく、上いも重及び中以上いも...
要約 バレイショ春作・秋作時のウイルス病様症状株から検出されるジャガイモウイルスは、単独感染ではPVYが、2種以上のウイルスによる混合感染ではPVY+PVSが検出頻度が高い。長崎県総合農林試験場・環境部・病害...
プロベナゾールによるタバコモザイクウイルスに対する抵抗性の誘導
要約 殺菌剤プロベナゾールとその代謝産物であるサッカリンはタバコモザイクウイルス感染に対する全身獲得抵抗性をタバコに誘導する。 背景・ねらい 殺菌剤プロベナゾールは糸状菌や細菌に対する全身獲得抵抗性...
要約 チューリップのウイルス病様症状は微斑モザイク症状と条斑症状に分けられ,両者とも土壌と球根で伝染する。両者は異なる病原に起因し,品種間に発病差異が認められる。発病は球根の遅植えで抑制され,土壌の多...
要約 チューリップのウイルス病様症状は微斑モザイク症状と条斑症状に分けられる。検定植物の反応から、両者は異なる病原に起因する。両者とも土壌と球根で伝染し、品種間に発病差異が認められる。発病は球根の...
要約 チューリップのウイルス様症状は微斑モザイク症状と条斑症状に分けられ、両者とも土壌と球根で伝染する。検定植物の反応から、両者は異なる病原に起因する。品種間の発病差異が認められる。発病は球根の遅植...
要約 茨城県鹿行地方(南東部)で、タバコモザイクウイルス(TMV)抵抗性遺伝子L3を導入したピーマン品種にモザイク症状が出現した。その病原ウイルスは、従来のトウガラシ系統(TMV-P)と異なる新系統であること...
要約 トウモロコシモザイク病のウイルスと、メヒシバなど多年生イネ科植物の持つウイルスは、血清学的にも、またRNAレベルの研究からも同一のものがあり、圃場周辺に生育するイネ科植物が伝染源であることを証明...