トビイロウンカの抵抗性品種加害性の遺伝率およびバイオタイプの変化
要約 トビイロウンカの抵抗性品種加害性の遺伝率は、西海190号(Bph1保有)に対して0.41、ASD7(bph2保有)に対して0.55であった。抵抗性品種上で加害性バイオタイプの割合は、4~5世代目に50%を越えると予測された。...
イネ稲こうじ病圃場抵抗性(量的抵抗性)のダイアレル分析による遺伝分析
要約 稲こうじ病に対する圃場抵抗性(量的抵抗性)の異なる水稲6品種の総当り交配によるF1種子の抵抗性検定結果をダイアレル分析したところ、遺伝子の相加的効果が認められ、このことから抵抗性遺伝子の...
要約 トマト青枯病抵抗性の発現には、植物体内のカルシウム栄養条件が関与し、低カルシウム条件下では抵抗性は低下するが、高カルシウム条件においては抵抗性が高度に発現する。 背景・ねらい トマト青枯病は...
要約 キャベツ‘安濃7号’は抵抗性素材と同程度の、根こぶ病と萎黄病に対する抵抗性を持ち、結球性等の一般形質が大幅に向上したので、‘かんらん中間母本農2号’として登録した。 背景・ねらい キャベツの産地...
要約 トマト青枯病抵抗性遺伝子のDNAマーカーを検索し、幼苗期の早期予備選抜に有効な数個のマーカーを得た。 背景・ねらい トマトの青枯病は被害が大きく防除も難しいので、抵抗性品種の育種が望まれてい...
要約 「東山162号」は白目大粒の良質で、ダイズモザイクウイルス病抵抗性品種である。成熟期は、「ナカセンナリ」並の中晩生種に属する。耐倒伏性に優れ、子実収量は「ナカセンナリ」及び「タマホマレ」を上回...
要約 東南アジアに発生しているゴマフィロディー、サトウキビ白葉病、イネ黄萎病の病原体であるマイコプラズマ様微生物(MLO)のDNAプローブを作成した。これらを用いることにより、迅速・確実にMLOを検出するこ...
要約 いもち病圃場抵抗性の強い品種は、圃場抵抗性の弱い品種に比べて数回の薬剤散布を行った効果に匹敵し、薬剤散布回数の削減が可能である。圃場抵抗性の強い品種の発病抑制効果は、いもち病多発生年ほど大きい...
要約 だいず幼苗に白絹病菌を接種し、立枯症状および茎に発生する病斑の程度を指標として白絹病抵抗性が簡便かつ短期間で判定できる。 背景・ねらい ダイズ白絹病防除に最も有効かつ要請の多い抵抗性品種の育成を...
タイにおけるトウガラシ及びウリ科野菜ウイルス病の実態解明と耕種的防除法の開発
要約 タイのトウガラシとウリ科野菜に発生する重要ウイルス病の種類 (チリヴェイナルモットル、キュウリモザイク、パパイヤ輪紋、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス)と性質を明らかにし、抵抗性品種のスクリーニン...
要約 クワ縮葉細菌病(Pseudomonas syringae pv. mori)の抵抗性は、古条挿し木葉では温度25度C、湿度95%RH条件で接種7日目、新梢水挿し葉では温度20度C、湿度90%RH条件で接種5日目で判定が可能であり、抵抗性検定...
ササニシキマルチラインによるいもち病発病抑制効果とその作用機作
要約 試験圃場で優勢ないもち病菌レースに侵害されるササニシキ同質遺伝子系統を組み合わせて混植したところ、葉いもち・穂いもちとも発病が抑制された。また、その抑制効果にはバリヤー効果と誘導抵抗性が関与す...
青枯病抵抗性台木(BF興津101号、LS-89号)利用によるトマト萎ちょう病(レースJ2)の防除
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴