要約 岩手県において、大豆「リュウホウ」は「スズカリ」より倒伏が多く、収量は並~やや少ないものの、豆腐への加工適性に関する評価は高い。県南部では6月上旬播種でやや疎植(7千~1万本/10a)、同中旬播種で...
大豆「サチユタカ」の高品質安定生産に向けたコンバイン収穫技術
要約 品質向上のための大豆「サチユタカ」のコンバイン収穫適期は、成熟期後7日から25日頃までである。収穫時刻は10時から16時、莢水分20%以下を目安とし、結露する日は、莢の露が消えて概ね2時間後に作業を開...
耐倒伏性で加工適性に優れるだいず新品種候補系統「東山199号」
要約 大豆「東山199号」は「タチナガハ」よりやや早熟で、耐倒伏性に優れ青立ちが少ない中生系統である。ウイルス病抵抗性で褐斑粒が無く良質で、蛋白質含量が「タチナガハ」よりやや多く豆腐加工に適し、味噌加...
ダイズ品種サチユタカにおける種皮ミネラル成分としわ粒発生との関係
要約 サチユタカの種皮では、フクユタカ、タチナガハに比べカルシウム含有量が低くカリウム含有量が高い。サチユタカの種皮に含まれるカリウムは結合強度の低い状態で存在することから、降雨や結露などによるカリ...
コムギ品種「ゆきちから」は登熟後期にも赤かび病病斑が伸展しやすい
要約 コムギ品種「ゆきちから」は「シラネコムギ」に比較し、赤かび病に対する伸展抵抗性が弱く、登熟後期にも急激に病勢が進展する。そのため、粒厚の大きな赤かび粒の混入する割合も高い。 キーワード 赤かび病...
要約 「ミナミノカオリ」は「農林61号」に比べ2日早生で、タンパク質含有率が1.8ポイント高く、醤油醸造に適することから、平坦地向け醤油醸造用品種として奨励(認定)品種に採用する。 キーワード 奨励品種、ミ...
要約 早生で実需者評価の高い「エンレイ」を奨励品種に採用し、岐阜県中山間地域において普及をはかる。 キーワード ダイズ、エンレイ、奨励品種、早生種
背景・ねらい 岐阜県では自給率向上を目標にダイズの...
要約 大豆品種「あやこがね」は,「エンレイ」より7日前後成熟期が遅く,見かけの品質が優れている点が特徴である。青立ち症状の発生を軽減して安定した収量品質を得るためには,6月上旬播種,15~20本/平米の...
要約 大豆の刈り遅れによる外観品質の変動は品種間で異なり、スズユタカは成熟期後20日を過ぎると裂皮粒の発生が著しく、タチユタカは成熟期後30日でしわ粒、変質・腐敗粒が増加し、リュウホウは成熟期後20日以降...
要約 農産物直売所等で地域特産品として、有望な煮豆用黒大豆「みすず黒」を準奨励品種に採用し、品種特性を活かした栽培法を明らかにした。 背景・ねらい 転作大豆は、山間山沿い地域などのほ場区画の狭い地域な...
要約 小粒で低収の白小豆を、丹波大納言系品種との交配により極大粒化した新系統「小豆兵系3号」を育成した。本系統は対照の「岡山白」より晩生で、収量、子実百粒重とも約2倍あり、外観品質も種皮色が明るいた...
要約 裸麦中間母本農2号(旧系統名:四R系1634)は,二条並性の高リジン裸麦系統で「イチバンボシ」に比べてリジン含有率が約1.5倍高く,第一制限アミノ酸がイソロイシンで,収量性はやや低いが,リジン収量は高...
要約 大豆系統「東山165号」は現奨励品種「エンレイ」と比較して、収量・品質とも安定して上回っており、タンパク含量も同等に高いことから、「エンレイ」の代替品種として準奨励品種に採用する。 背景・ねらい ...
要約 「タチナガハ」は、成熟期が中生の晩で、子実重が「エンレイ」と同程度だが、良質である。また、耐倒伏性が強で、最下着莢高が高く、機械化適応性が高い。やや密植の栽培で増収し、成熟期後1週目から機械収...
成果の内容・特徴