要約 高原初夏どりキャベツは春播-春定植の作型で葉が薄く、軟らかい。秋播-秋定植は葉が厚く、硬く、球のしまりがよい。品種によっても多少異なっており、作型と品種を組み合わせることにより、多様な消費用途に...
要約 紫外線照射済みのふ化しない鱗翅目卵をカード上に貼り付け,おとりトラップをつくる。それを作物に両面テープで貼る。数日後におとりトラップを回収し室内で飼育する。この操作により,非常に簡易で迅速に大...
キャベツ栽培ほ場におけるコナガの防除適期のシミュレーションモデル
要約 表計算ソフトを利用して、キャベツ栽培ほ場におけるコナガのフェロモントラップ誘殺数と気温、降水量の入力データから、コナガの卵、幼虫、蛹の株当たり個体数、摂食葉面積データを出力できる防除適期のシミ...
キャベツ後作水稲の打込み式湛水土中点播栽培における残さすき込み時期及び施肥法
要約 打込み式湛水土中点播直播におけるキャベツ後作水稲の安定生産を図るためには、キャベツ収穫残さすき込み時期を水稲播種の3週間以前とし、基肥窒素施用量を10a当たり2.5kg程度減じる。 背景・ねらい 水稲の...
キャベツ後作水稲の打込み式湛水土中点播栽培に適する良食味水稲品種
要約 キャベツ後作で窒素量が多い圃場条件において、湛水土中点播栽培に適する水 稲品種は、苗立ち率、倒伏程度、いもち病、収量、検査等級および食味から総合的に判断して「どんとこい」が最も有望で、次いで「...
要約 キャベツの冷却特性を精度良く把握できるモデル式により、キャベツ重量と初期温度が既知であれば、環境温度が時間的に変化する場合であっても有限要素法に基づくシミュレーションモデル式により最適...
要約 春まき栽培キャベツにおけるコナガの防除開始時期を明確にし、適切な防除ができるよう、フェロモントラップ誘殺数とアメダス平均気温による発生予測システムを開発した。晩春まきでは定植時の粒剤施用がより...
要約 萎黄病抵抗性と黒腐病抵抗性を有し、在圃性が高く、大規模栽培が可能な高冷地の夏秋どりに適するキャベツの複合病害抵抗性F1品種`つまみどり'をカネコ種苗(株)と共同で育成した。 背景・ねらい 高冷地にお...
野菜育苗施設のキャベツセル成型苗における立枯れの発生実態(指導)
要約 野菜育苗施設のキャベツセル成型苗では、高温期には黒すす病、低温期にはPythiummegalacanthumによる苗立枯病の被害が大きい。3月にはべと病による地上部の被害も発生する。 キーワード キャベツセル成型苗...
要約 夏秋キャベツ栽培におけるコナガの要防除密度を、キャベツの結球前は1株当たり1.3頭、結球後は0.4頭と設定できる。 背景・ねらい キャベツの重要害虫であるコナガは、各種殺虫剤に対して抵抗性が発...
要約 中緯度地帯に属する我が国で予想される10%程度のオゾン層破壊に伴って生じる紫外線増加が、キャベツ、ハクサイ、ダイコン等アブラナ科露地野菜の生育・収量に及ぼす影響は極めて小さいと考えられる。 背...
要約 葉ぼたんの収穫期に発生する縁腐れ症の主な原因は凍霜害と考えられ、不織布を浮き掛け被覆することによって、大幅に軽減できる。 背景・ねらい 葉ぼたんにおいて、収穫期(12月上旬)が近づくにつれ、株の...
要約 夏どりキャベツのビタミンC含有率は、過剰な窒素施用を控え、収穫時期を早めて小型な個体を収穫することにより向上でき、改善指標値を35mg/100gに設定する。ビタミンU含有率は、7,8月どり作型で高く、結球重...
要約 キャベツのビタミンC含有率は栽植密度が疎なほど高まる。早春まきトンネルと春まき作型において、マルチやべたがけの使用はキャベツのビタミンC含有率を高める。早出しキャベツのビタミンC含有率の目標値を...
要約 キャベツの収量を確保し、環境への負荷を軽減するための窒素3割減肥法の各作型における施肥位置と施肥配分は、1.晩春まき:作条施用-基肥重点(基肥11.0、分施4.4)、2.初夏まき:作条施用-等量配分(各7.7kg...
要約 キャベツの機械化一斉収穫のための適正株間は、畦間を60cmに固定した場合、ボールタイプで30~35cm、サワータイプ、寒玉タイプで35~40cmである。品種により機械収穫に多少の難易がある。側条施肥により基肥...
異科野菜の組み合わせによる土地利用型機械移植栽培における輪作体系の改善
要約 奈良県中山間地域の開発造成畑における、秋どりハクサイを中心とした機械移植体系の組立にあたり、アブラナ科野菜の連作障害軽減のため、夏キャベツにかわり初夏どりレタスを組み合わせた輪作が効果的である...
要約 キャベツのセル成型苗は地床苗より3~4日早く定植すれば地床苗と同時に収穫できる。加西市周辺平地部での寒玉系晩生‘寒太鼓’の限界定植日の目安は9月8日で、年平均気温が1℃異なると7~12日、品種間では4~8...
Endophytic Pseudomonads(相利共生シュードモナス)を用いたトマト青枯病抵抗性苗の育成法
要約 トマト苗をendophytic pseudomonads 2菌株を含む培土で育成することにより、菌株はトマト根内に侵入し定着する。本苗は、トマト青枯病に対して環境要因に左右されることなく高い発病抑制効果を示す。 背...
要約 分離細菌をハクサイ種子にコーティングして発芽させ、根こぶ病菌の根毛感染率を1.0%以下に抑える拮抗細菌は、根こぶ形成も抑制する効果が高く、根こぶ形成を待たずに拮抗細菌を選抜できる。 背景・ねらい ...