要約 現地ほ場におけるキャベツ後ヒノヒカリの湛水点播直播栽培では、基肥窒素を慣行の移植栽培より2割減肥し、さらにキャベツ残さ由来の推定窒素量を減じた量とし、中干しを4日程度長くする技術を導入すると慣行...
要約 中山間地域における水稲湛水土中点播直播では、播種量を3.5~4kg/10aとすることで、稚苗移植に近い収量を確保するために必要な苗立数、穂数を確保できる。苗立数不足時には、分げつ肥を施用するか穂肥の時期...
要約 水稲乾籾を不織布に封入・貼付した再生紙マルチ直播シートを人力敷設機で敷設する湛水直播栽培法。代かき後落水し適度な土壌表面硬度になった田面に、直播シートを敷設することで、安定した出芽、苗立ちが確...
要約 水稲湛水直播栽培の播種後落水管理により基肥の速効性窒素は湛水管理に比べ表面流去、揮散が多く、播種後60日で3/4が消失し、水稲による利用率は10%に満たない。しかし、追肥の速効性窒素肥料および基肥の...
イタリアンライグラス連作後の点播直播栽培における「ヒノヒカリ」の施肥法
要約 イタリアンライグラス連作後における「ヒノヒカリ」の打込み式湛水土中点播直播栽培においては、慣行分施体系の中間追肥を省略する必要がある。また、肥効調節型肥料を用いることで30%の減肥と施肥作業の省...
代かき同時播種機を用いたコシヒカリの湛水土中点播による安定栽培技術
要約 適正播種深度を確保するのには、ゴルフボールの露出高5~20mm程度の播代硬度とし、ひたひた水状態で30×20cmに播種する。基肥窒素量は慣行施肥が移植の40%減肥、全量基肥ではLP40とLPS120のブレンド肥料で...
要約 育苗箱全量施肥用シグモイド型被覆尿素肥料〔100日タイプ(45日抑制-55日溶出)〕(以下SS100Aとする)を穂肥対応肥料として使用することにより、直播栽培コシヒカリの生育ステージに合致した全量基肥施肥が可...
「コシヒカリ」の条播直播における倒伏を抑制するための生育指標
要約 「コシヒカリ」の条播直播栽培において、倒伏を中程度に抑えて安定した収量、品質を確保するための苗立数別の生育指標を策定した。 キーワード コシヒカリ、条播直播、苗立数、倒伏、生育指標 背景・ねらい ...
要約 [要約]「関東飼206号」は移植栽培、湛水直播栽培において耐倒伏性が高く、多収で、サイレージ品質が良好な晩生品種である。「中国146号」は湛水直播栽培で多収となる中生品種である。また、「はまさり」は...
コシヒカリの粘質土壌における湛水散播栽培の適正な苗立密度範囲
要約 コシヒカリの粘質土壌における湛水散播栽培では、苗立密度が30~50本/㎡の範囲において、1株分げつが旺盛となって籾数が確保され、また耐倒伏性が向上し、安定した収量、品質が確保できる。 背景・ねらい ...
キャベツ後作の湛水土中点播直播栽培における「ヒノヒカリ」の水管理と施肥法
要約 キャベツ後作において基肥量を減じた「ヒノヒカリ」の打込み式湛水土中点播直播栽培では、強度の中干しや2回目の穂肥を省略することにより、過繁茂とならず倒伏が軽減される。また、玄米タンパク質含有率の...
暖地水稲の湛水土中点播栽培における播種後落水管理に適する基肥窒素肥料
要約 暖地水稲の湛水土中点播栽培における速効性窒素の基肥施用では播種後落水管理により、初期生育の増大および土壌中アンモニウム態窒素含有量の低下が生じ、総籾数が減少する。緩効性肥料の基肥施用は水管理の...
水稲品種「ヒノヒカリ」の代かき同時土中点播直播栽培における全量基肥施肥法
要約 水稲品種「ヒノヒカリ」の代かき同時点播直播・全量基肥栽培においては、速効性窒素肥料と被覆尿素肥料(45日抑制100日溶出タイプ)の配合割合は3:7程度が良く、地力中庸水田では慣行に比べ1割減肥、高地力...
要約 甘しょ直播栽培技術を導入することによって、甘しょ生産の低コスト化を達成することができる。また、収穫時の雇用導入と3.6t/10a以上の収量を確保することにより、所得増加と作付面積拡大を同時に達成するこ...
要約 短強稈で倒伏抵抗性が大きい「ゆめおうみ」は、日平均気温が15℃を下回る4月下旬に播種する湛水土中直播栽培にも適応できる。苗立数はm2 当たり60~110本、 穂数はm2 当たり400~450本の範囲で、収量は10a...
トルコギキョウとの輪作体系に適した切り花ヒマワリの不耕起栽培
要約 ハウスの利用効率向上を図るため、6~8月出荷トルコギキョウの後作として、ヒマワリの不耕起栽培技術と、それを組み込んだ輪作体系を開発した。育苗方法は水稲育苗箱で1週間育苗が、栽植本数は2本/マルチ穴...
肥効調節型肥料の接触施肥による乾田土中早期湛水直播水稲の全量基肥施肥法
要約 畑状態で施肥・播種する乾田土中早期湛水直播栽培において、70日と100日タイプの被覆尿素(2:3混合)を種籾と接触施肥することにより施肥窒素利用率が大幅に向上し、全量基肥施肥で速効性窒素の分施区に比...
寒冷地北部における水稲代かき同時土中点播直播の点播間隔と播種作業速度
要約 代かき同時土中点播直播で55㎏/a以上の収量を目標とした場合の点播間隔は15㎝以下で、播種作業速度の上限は0.4m/sである。機械の改良や栽培技術の改善により1株苗立ち数が多くなれば、収量と播種作業速度の...
打込点播機の高密度千鳥状播種による「はえぬき」直播栽培の高位安定技術
要約 打込点播播種機を播種密度28.3株/㎡に高めて千鳥状に播種できるよう改良したことで、従来の市販機より出芽苗立ちおよび初期生育が安定し、この播種機利用による積雪寒冷地の湛水点播直播栽培では移植栽培並...
要約 「北陸183号」は寒冷地南部における熟期が早生の晩で、やや短稈、偏穂重型、大粒、多収の粳種である。白米中の易消化性タンパク質であるグルテリン含量が少ないことからタンパク質摂取制限の必要な慢性腎不...