要約 大型機械による作業に好適な圃場の区画形状は、長辺200mの100a区画であり、最大200aまでである。また、雑草・病害虫防除作業のために水を補給する枡を設置する。 背景・ねらい 稲作の移植栽培、乾田直播栽培...
要約 播種溝条施方式の水稲不耕起直播栽培では、「コシヒカリ」はLP70、LP100及びLPS80を3:2:5、また、「あいちのかおり」・「葵の風」はLP140とLPSS100を4:6に配合した被覆尿素肥料を用いることにより、移植栽培...
要約 愛知式不耕起播種機による水稲不耕起乾田直播では、小麦や水稲収穫後 給水可能な時期に夏・秋季代かきすることによって、高い播種精度と苗立ち率が得られる。また、冬季代かき田での不耕起直播栽培と同様な...
ディスク駆動式汎用型不耕起播種機を用いた水稲不耕起乾田直播栽培
要約 ディスク駆動式汎用型不耕起播種機による水稲不耕起乾田直播栽培は、普通期移植地帯での大幅な省力化と生産費の削減を可能とする。播種適期は4月下旬から5月中旬で、「岐108号」を用いた全量基肥栽培では移...
ディスク駆動式汎用型不耕起播種機を用いた水稲の不耕起乾田直播栽培における耐倒伏性の向上
要約 作溝播種する水稲不耕起乾田直播栽培は、移植栽培に比べて耐倒伏性が向上し、倒伏し易いコシヒカリ、ハツシモを直播栽培へ導入できる。その一因は総根重や表層部の分布割合が増えること及び土壌硬度が高くな...
水稲の不耕起乾田直播技術の導入による規模限界の拡大とコスト低減効果
要約 不耕起乾田直播技術は慣行栽培の移植よりも10a当たりの費用が低くなるだけでなく、移植の規模限界を越えた規模拡大が可能になる。そのため、不耕起直播の10a当たりの費用は移植に比べて1/3程度の費用低減...
要約 直播栽培のみの作付規模限界は、湛水直播においては水利慣行で、乾田直播では適品種が少ないことが主な理由になり減少する。現状の作業体系での規模拡大効果は、移植栽培との組み合わせで認められるが、乾田...
要約 全国208の直播実施経営を対象としたアンケート調査によると,営農現場における直播水稲の単収水準は,用排水条件や圃場条件の違い,直播栽培の経験年数等に規定されている。 背景・ねらい 農業労働力の減少や高...
要約 乾田直播、湛水直播栽培における無栽植条件下での土壌養分溶脱量は、イオン交換樹脂を下部に入れた円筒管を水田作土に直接埋設する手法で評価できる。 背景・ねらい 乾田直播栽培は、発芽・苗立ちは良好で...
乾田直播水稲におけるフィプロニルフロアブル種子塗抹によるニカメイガの省力防除
要約 乾田直播栽培でのニカメイガ防除を対象として種籾にフィプロニルフロアブルを塗沫 して播種すると、第2世代幼虫による被害まで軽減でき、防除の省力化が期待できる。 背景・ねらい ニカメイガによる被害...
要約 特別調整水稲カウントを前提とし,兼業農家層に直播を導入する場合,湛水直播では減収率10%以下,不耕起乾田直播(播種作業委託)では減収率15%以下を確保できれば,稲作部門所得が低下せず,しかも生産費が...
要約 ゴムクローラトラクターとレーザープラウ、レベラー等を組み合わせた新たな均平工法であり、均平精度は区画の大小に関わらず±2cm以内の施工が可能である。均平作業時間はブレード幅5mの場合、作業前の田面高...
要約 水稲直播栽培において2種類の被覆尿素の溶出を比較すると、放物線タイプでは、乾田直播が湛水直播より土壌水分や地温の影響で遅れ、溶出割合に最大20%の差が生じる。シグモイドタイプでは両播種様式とも同...
関東南部における水稲乾田直播栽培の定着に関与する要因と最適導入規模
要約 直播栽培を組み込んだ確率的多目的計画モデルを構築し、種々のシミュレーションを行うことにより、不耕起乾田直播栽培の最適導入規模は、単収水準や経営面積以外にも降雨条件、機械施設装備、投入労働力、転...
要約 水稲の湛水直播栽培で作期移動を行う場合、遅植えになるほど出葉間隔が短縮して生育の進度が速くなる。また、品種により気温、日長に対する出穂反応が異なり、作期の遅延に伴う出穂到達日数の短縮程度が異な...
要約 「大規模水田作経営」、「複合経営」、「地域資源管理型の地域営農組織」の3つの類型別に直播栽培技術導入のねらいと留意点を整理し、大面積の作業と稠密な管理との両立や、播種機等の共同・汎用利用による...
早期栽培地帯の乾田直播栽培における「ひとめぼれ」の安定生産のための生育指標
要約 早期栽培における乾田直播の「ひとめぼれ」で530~560kg/10aの収量を得るには、苗立ち数150~200本/平方メートル、幼穂形成期の茎数470~600本/平方メートル、穂数400~500本/平方メートル、籾数28,000~30,...
早期栽培地帯の乾田直播栽培における「コシヒカリ」の安定生産のための生育指標
要約 早期栽培における乾田直播の「コシヒカリ」で500~540kg/10aの収量を得るには、稈長を90㎝以下とし倒伏を避け、苗立ち数100~150本/平方メートル、幼穂形成期の茎数450~500本/平方メートル、穂数330~360本...
要約 水稲の湛水直播栽培で作期移動を行う場合、遅植えになるほど出葉間隔が短縮して生育の進度が速くなる。また、品種により気温、日長に対する出穂反応が異なり、作期の遅延に伴う出穂到達日数の短縮程度が異な...
要約 乾田直播栽培における播種後~幼苗期の雀害回避対策として、種籾のチウラム水和剤処理が有効であり、顕著な効果が期待できる。 背景・ねらい 乾田直播栽培では、標準的な播種期よりも早播きあるいは晩播き...