要約 水稲乾田直播栽培において、作業分散のために早晩性の異なる品種を組み合わせる場合、日長反応性により作期間の生育日数の変動に品種間差を生じるため、播種時期によって成熟期の差が短縮するなどの作期変動...
要約 東北および北陸地域におけるタマネギの春まき夏どり作型の開発により、これら地域での生産性が慣行の秋まき作型より向上し、端境期出荷も可能となる。公表した栽培マニュアルから、適品種選定等栽培技術情報...
FOEAS導入圃場で不耕起播種機を用いた低コストな水稲・小麦・大豆輪作体系
要約 FOEASを導入した大規模営農において、高能率な大型不耕起播種機の使用、事前の耕起・整地による水稲乾田直播、小麦の追肥重点施肥、大豆の不耕起播種等を用いた技術体系により、全算入生産費を慣行対比で稲...
国頭マージ土壌における耕耘同時畝立て播種技術によるソバの湿害回避
要約 沖縄本島北部に広く分布する国頭マージ土壌において、アップカットロータリを用いた耕耘同時畝立て播種技術により、ダウンカットロータリを用いた耕耘播種一工程の慣行栽培に比べて土壌の体積含水率は低くな...
耕うん同時畝立て播種機汎用利用による平高畝を活用した麦-大豆作体系
要約 耕うん同時畝立て播種機による平高畝を用いた大麦条播-大豆の狭畦多条播体系では、収量は対照より水稲後大麦で2~3割、大麦後大豆で1~5割の増加が見込める。1俵あたり費用合計は現状平均より大麦は同等ない...
小明渠浅耕播種機を用いて生産費を43%削減する2年3作輪作体系
要約 作溝・畦成形ユニットを装着した小明渠浅耕播種機による水稲-小麦-大豆の2年3作輪作体系では、慣行体系に比べて、作業時間を57%、生産物60kg当たり費用を43%削減できる。小明渠浅耕栽培で湿害を軽減できるこ...
要約 耕うん同時畝立て播種機の大麦・大豆汎用利用による麦後大豆の狭畦多条播栽培、大麦の耕うん同時播種作業およびエアーアシスト水稲条播機による高能率作業を組合せた水田輪作体系では、作業の競合回避、収量...
ロータリシーダを簡単に小明渠浅耕播種機に改造できる作溝・畦成形ユニット
要約 市販のロータリを簡単に小明渠浅耕播種機に改造できるユニットである。市販されている2機種に対応できる。受注生産で市販化され、以前に提案したモデルに比べて播種機構成がコンパクトになり種子・肥料の補...
要約 マメ科のヘアリ-ベッチは、北陸の中粗粒質水田において、無肥料で栽培しても目標窒素投入量を確保できる生育となり、すき込みにより窒素無機化量を増加できるため、水田の地力窒素増強に活用できる。 キー...
要約 線虫対抗作物の緑肥としての効果は、ギニアグラスの生産量が安定して高く、線虫抑制効果も高い。また、窒素、リン酸、カリウム還元量も多い。 背景・ねらい 早掘バレイショと緑肥作物の輪作体系において、線...
要約 黒ボク土・多湿黒ボク土で簡易耕を行うと、土壌硬度・固相率が上昇、気相率は低 下する。スィートコーンやてんさいで増収、小麦は同等の収量、豆類は減収する危険性が ある。秋まき小麦の簡易耕では残渣処理...
重粘土の水田転換畑における新型ロータリによるダイズの部分浅耕播種法
要約 重粘土の水田転換畑において麦畝を利用して大豆を播種する場合、新型ロータリで播種条を浅耕、条間を標準耕で同時に播種する部分浅耕一工程播種は、多湿土壌条件下でも播種可能で、苗立ち歩合が安定して高い...
ディスク駆動式汎用型不耕起播種機による大豆不耕起狭畦栽培技術
要約 ディスク駆動式汎用型不耕起播種機を用い、畦幅30cm間隔で大豆を播種する不耕起狭畦栽培を実施することで、播種期の作業の効率化、降雨による播種遅延の緩和、狭畦化による抑草と中耕培土の省略が可能となり...
要約 麦収穫後に大豆を播種する場合、そのうね跡をロータリで浅く耕うんながら一工程で同時播種する方法は、省力的であるとともに、多湿土壌条件下における苗立ち歩合の低下程度が小さく、収量は標準耕起播種と同...
要約 「北海73号」は、国際共同研究により育成した単胚・二倍体一代雑種で、根中糖分は「モノホマレ」並であるが根重、糖量が極めて高い。 背景・ねらい 北海道農試では、これまで高糖・高品質型品種及び中間型品...