要約 米検査時の玄米を想定し、玄米収量、屑米重、玄米タンパク含有率、千粒重を変数とする籾数推定式から生産者の籾数レベルを簡易に診断できる。この籾数診断値から、適正な籾数範囲を得るための次年作の基肥窒...
食味の良い東北地域向け直播用水稲新品種「萌えみのり(奥羽382号)」
要約 水稲「萌えみのり」は東北地域中南部での熟期が中生の晩に属する粳種である。良食味で、耐倒伏性が強く、規模拡大や複合経営に有利な省力的栽培法である直播栽培、特に表面播種において多収である。 キーワ...
水稲中生品種における晩期穂肥省略による玄米中タンパク質含量の低減
要約 水稲中生種の「ヒノヒカリ」および「森のくまさん」に対する出穂前10日頃の追肥を省略する施肥法は、標準施肥と同等の収量を維持しながら玄米中のタンパク含量を低減するのに有効である。熊本県農業研究セン...
要約 カンキツ「清見」の幼樹では、4月施用窒素は新葉等の新生器官、6月施用窒素は果実に多く移行し、施用窒素の利用率は4月に比べて高い。 背景・ねらい 樹上越冬する「清見」は、食味良好で市場性も良く、本...
要約 水稲新奨励品種「信交485号」の良質良食味・安定多収栽培のためには、「コイヒメ」の基肥水準よりやや減肥し、密植を避けて倒伏を抑え、幼穂10mm期に穂肥を施用するのがよい。 背景・ねらい 早生・良食味品...
要約 不耕起移植水田作土の孔隙率や窒素肥沃度を調査した結果、継続年数に伴い土壌孔隙率や窒素肥沃度が増加する傾向が見られた。作土表層の変化が大きく、作土深層や次層の変化は小さかった。 背景・ねらい 水稲...
要約 不耕起移植栽培において、ペースト肥料の側条施肥+肥効調節型肥料の苗箱施肥の組み合わせが、慣行移植栽培の施肥法に最も近い窒素吸収経過を示し、収量も優った。 背景・ねらい 水稲栽培をとりまく情勢は省...
背景・ねらい `とちおとめ'は食味が良く、大果で収量性も高いことから`女峰'に代わる品種として市場や生産者の期待も大きい。しかし、肥培管理技術については、十分解明されていないことから、養分吸収量に応じた...
要約 カンキツ新品種「陽香」は,「清見」に「中野3号ポンカン」を交雑して育成したミカンである。糖度が比較的高く,ポンカンに似た芳香の強い食味良好な大果・無核品種である。適熟期が1~2月であることから...
要約 10年間における農家の施肥量と有機物施用の実態をまとめた。窒素肥料は減少、リン酸は微増傾向にあった。加里は変化がなく、ケイ酸は施用圃場、施用量とも減少している。堆肥は施用圃場が減少しているが、継...
成果の内容・特徴