水稲直播栽培での播種後落水管理後の減水深と除草剤のヒエ防除効果
要約 水稲湛水直播栽培では、播種後落水管理後の減水深が大きくなる場合がある。減水深が2cm/日程度であれば除草剤のタイヌビエ枯殺効果は高いが、減水深が2cm/日を越えると枯殺効果が低下し残効日数も短くなるの...
酸素補給剤無粉衣催芽籾を用いた飼料イネ湛水直播省力散播栽培法
要約 水稲湛水直播の酸素補給剤無粉衣催芽籾を用いた代かき同時播種または直後播種は、酸素補給剤粉衣籾より出芽は約20%劣るが、播種量を増量し落水出芽することで酸素補給剤粉衣籾と同等の生育収量が得られ、飼...
茨城県の早期・早植栽培におけるロングマット水耕苗移植栽培の作業体系
要約 ロングマット水耕苗移植栽培での作業体系を確立した。育苗の作業時間は、ha当8.5時間と慣行の約27%と省力性が高く、苗の重さは慣行苗の約5分の1で労働低減効果も高い。移植は、乗用田植機に苗ホルダーを装...
要約 ロングマット苗の移植栽培では、田植え直後の浅水管理により欠株発生を抑えることができる。また、1株植付本数を少なくすると欠株は増加するが、欠株率20%程度までなら慣行栽培と比較しても、収量は変わら...
要約 サブソイラ孔を圃場周囲の排水溝と直結し暗渠と直交方向に加えて平行方向にも同時併用施工することで、大豆等の転換畑作栽培を安定させるための排水促進と乾燥時のかん水管理が効率的となる。 キーワード 転...
中山間地における夏季ホウレンソウのビタミンC含量低下防止技術
要約 中山間地における夏季の雨よけ栽培において、播種後25日程度までは寒冷紗で遮光し、その後除去するとともに、播種後20日以降はpF2.5を越えないで程度で乾燥気味に水管理することにより、ビタミンCを100g当...
要約 水稲「コシヒカリ」の打ち込み式代かき同時土中点播(ショットガン直播)栽培において、約50日で溶出する肥効調節型肥料を主体とする直播専用肥料を基肥として施用すると、直播栽培の施肥法として従来指導し...
水稲乾田直播栽培の初期水管理による苗立ち安定と除草剤散布回数の削減
要約 水稲乾田直播栽培において、浸種、播種後走水の処理を行うことで出芽揃い、出芽速度が高まり、播種後8日目以降、早期湛水を行っても苗立ちが安定する。早期湛水を行うことにより乾田期の除草剤散布回数を1回...
代かき同時土中点播で適正な播種深さを確保するための露出種子の割合
要約 寒冷地における代かき同時打込み点播では、適正な深さに播種するため打込み強さの調整が非常に重要であり、その指標として、播種直後の代かき土壌表面露出種子の割合が利用できる。 キーワード 代かき同時土...
要約 汎用点播機による水稲乾田土中点播早期湛水方式は、代かき及び種子粉衣が不要で、全量基肥播種同時接触施肥することから、ha当たり労働時間は普通移植の66%に省力化される。汎用点播機の負担可能面積は24~...
要約 水稲湛水直播栽培において、露出種子割合を低下させることで落水期間中のスズメによる食害は軽減できる。播種後の露出種子割合が大きい場合には、1cm程度の浅水管理ではスズメの食害を受ける。 キーワード ...
播種後落水管理は土壌処理型除草剤の水稲生育に与える影響を軽減する
要約 水稲湛水土中直播栽培において、苗立ちを安定化させるために行う播種後落水管理は、土壌処理型除草剤の水稲に対する影響を軽減して苗立歩合を高め、稲体乾物重増加を安定化する。 キーワード 水稲湛水土中直...
要約 水稲湛水直播栽培の播種後落水管理により基肥の速効性窒素は湛水管理に比べ表面流去、揮散が多く、播種後60日で3/4が消失し、水稲による利用率は10%に満たない。しかし、追肥の速効性窒素肥料および基肥の...
要約 現地ほ場におけるキャベツ後ヒノヒカリの湛水点播直播栽培では、基肥窒素を慣行の移植栽培より2割減肥し、さらにキャベツ残さ由来の推定窒素量を減じた量とし、中干しを4日程度長くする技術を導入すると慣行...
要約 収穫翌年に使用する水稲種子は、脱穀・調製後に籾水分11%以下まで乾燥させて低温種子庫内ではなく室内冷暗所に密封保管すると、速やかな発芽と高い発芽率を得ることができる。 キーワード 種子、水稲、直播...
要約 作溝ディスク付き代かきロータリと打込み点播機を装着した乗用管理機を用い、代かき後2~3日目に播種を行うと、車輪跡を利用した溝成形により播種後の落水が促進され、苗立ちが向上する。また、現行のトラク...
要約 暖地水稲湛水直播栽培において出芽・苗立ちの安定及びスクミリンゴガイによる食害回避のために実施される播種後の落水管理によって、雑草発生が促進され、落水期間の延長に伴って雑草の発生期間が長くなる。...
要約 水稲「こいもみじ」は、従来より低温条件である日平均気温が10℃以上の播種時期で一定の苗立が得られ、移植栽培と同等の品質・収量が確保できるため,広島県北部・高冷地域においても湛水散播直播栽培が可能...
要約 休眠覚醒の進行が遅いヒノヒカリ等の水稲種子では、乾熱処理と低温浸種の両処理を行うと最終発芽率が低下することなく発芽速度は速くなるが、休眠覚醒の進行が速いレイホウ等の種子では、同処理によって発芽...
要約 水稲乾籾を不織布に封入・貼付した再生紙マルチ直播シートを人力敷設機で敷設する湛水直播栽培法。代かき後落水し適度な土壌表面硬度になった田面に、直播シートを敷設することで、安定した出芽、苗立ちが確...