融雪水を利用した水稲の無コーティング種子代かき同時浅層土中播種栽培
要約 融雪水を利用した水稲の無コーティング種子代かき同時播種栽培は、一般的な播種期より1ヶ月以上早く播種可能である。播種量を多くし、被覆尿素肥料を用いて基肥量を多くすることで、一般的な播種期より出穂...
要約 水稲の催芽種子を代かきと同時に浅層土中に散播することにより、無コーティングでも十分な苗立率が得られる。播種作業は一人で可能であり、播種時間は30aが約1時間である。全刈収量は同地域の鉄コーティング...
要約 イタリアの稲作では平均的な43ha規模で費用合計が65円/kgである。大規模化以外に種子、肥料、農機具が日本国内より低価格なこと、高密度の直播栽培と管理法の省力化が低コスト化の要因である。また、現地で...
苗立ち安定化に向けた鉄コーティング種子を活用した水稲の無代かき直播
要約 鉄コーティング種子の無代かき表面直播における水管理は播種時の湛水、出芽始の落水および本葉展開時の湛水から成る。無代かきでは減水深が大きく出芽始に滞水部が発生しにくいため、還元障害を回避でき苗立...
北陸地域のコシヒカリの不耕起V溝直播における適正な苗立本数と施肥窒素量
要約 北陸地域のコシヒカリの不耕起V溝直播栽培において10a当たり収量500kgで玄米タンパク含有率6.5%以下を安定して確保するためには10a当たり苗立本数は100~150本程度、施肥窒素量は6~8kgが適量である キ...
要約 「コシヒカリ」との収穫時の作業競合を回避して乾物実収量1t以上を目指す飼料イネの生産技術体系である。作付計画には収穫時期が予測できる「支援ツール」、収穫作業には「ロールキャリア」により作業能率...
牛糞堆肥を連用する飼料用稲「クサノホシ」の省力的乾田散播直播栽培技術
要約 飼料用稲「クサノホシ」を乾物収量1.2t/10a以上得る省力的な栽培法は、乾田直播で牛糞堆肥を5t/10a、被覆尿素肥料をN8kg/10a施用し、鳩胸状態の催芽籾8kg/10a(乾籾換算)を散播して浅耕し、走り水を行い...
「ゆめあかり」を用いた水稲湛水土中条播栽培の生育指標と施肥量
要約 「ゆめあかり」の湛水土中条播栽培で、穂肥1回追肥における移植栽培比95%の収量(以下、目標収量)を得るための生育指標を作成した。目標収量を得るためは、基肥窒素量を慣行移植栽培並とする必要がある。 キ...
要約 水稲「イクヒカリ」は寒冷地南部では中生の早に属する粳系統である。米飯は粘りがあって、「コシヒカリ」と同等の極良食味であり、特に、冷めたときには「コシヒカリ」に優る。直播栽培にも適する。福井県、...
要約 有機物を連用し地力の高まった水田で水稲品種「ヒノヒカリ」の点播栽培にリニア型50日溶出とシグモイド型45日抑制55日溶出の被覆尿素を1:2の配合割合で全量基肥に使うと、窒素を慣行施肥量の最大30%程度減...
要約 イネ移植株を用いた耐ころび型倒伏性に関する1穂当たり押し倒し抵抗値には品種間差がみられる。年次により同抵抗値は変動するものの、品種間の順位には年次による相違はないことから、品種特性として評価で...
要約 落水出芽法の水稲直播栽培において、幼穂形成期までの窒素吸収量を高めることが収量確保のために重要であり、そのためには溶出の早いタイプの緩効性肥料による側条施肥が有効である。褐色低地土地帯では過酸...
要約 水稲種子5~7粒を粘土で合着して球状に成形した複粒化種子を用いた水稲の直播栽培体系を確立した。造粒は専用の装置で行い、播種は汎用性のある傾斜ベルト式播種機を用いる。この体系は寒冷地でも良食味品種...
要約 水稲「越南176号」は寒冷地南部では中生の早に属する粳系統である。米飯は粘りがあって、「コシヒカリ」と同等の極良食味であり、特に、冷めたときには「コシヒカリ」に優る。直播栽培にも適する。福井県、...
要約 中山間地帯の高標高による冷涼気象地帯における飼料イネ栽培は、飼料イネ専用品種を用い、施肥を多めに行い多収とし、早めに落水して地耐力を確保し、専用収穫機を用いて収穫・調製する。 キーワード 飼料イ...
要約 有機物を連用し地力の高まった水田で水稲品種「ヒノヒカリ」の点播栽培にリニア型50日溶出とシグモイド型45日抑制55日溶出の被覆尿素を1:2の配合割合で全量基肥に使うと、窒素を慣行施肥量の最大30%程度減...
要約 長稈の酒造好適米品種「祝」において、打ち込み式代かき同時土中点播栽培技術を導入する場合は、点播間隔を広くすることにより移植栽培並みの耐倒伏性が得られる。 キーワード イネ、祝、長稈品種、湛水直播...
要約 覆複合肥料を全量基肥施肥し、5月中旬に打込み式代かき同時土中点播機で乾籾換算4kg/10a程度を播種し、落水出芽法による栽培体系により、耐倒伏性、収量、品質において安定した結果が得られ、春期の労働時...
要約 水稲種子5~7粒を粘土で合着して球状に成形した複粒化種子を用いた水稲の直播栽培体系を確立した。造粒は専用の装置で行い、播種は汎用性のある傾斜ベルト式播種機を用いる。この体系は寒冷地でも良食味品種...
播種後落水管理は土壌処理型除草剤の水稲生育に与える影響を軽減する
要約 水稲湛水土中直播栽培において、苗立ちを安定化させるために行う播種後落水管理は、土壌処理型除草剤の水稲に対する影響を軽減して苗立歩合を高め、稲体乾物重増加を安定化する。 キーワード 水稲湛水土中直...