水田転換園における大津4号成木の半樹別交互結実による高品質果実連年生産技術
要約 水田転換園における大津4号成木の連年生産には、樹冠を2分割して毎年交互に結実させる半樹別交互結実が有効である。この方法にシートマルチ被覆を組合わせることにより、高品質化と連年結果性は更に高まる...
要約 基盤整備後の畦畔管理の省力化を図るための導入草種として、畦畔法面に芝を張り付けることにより年間の草刈を1~2回に、また、ターフタイプの寒地型牧草を吹き付けた場合には2~3回に省力化できる。 背景・...
要約 立地条件の悪い中山間地域において農地保全していくには、旧村あるいは市町村の範囲にまたがる広域的な地域農業推進組織を確立し、受託農地の再配分を通して、担い手農家を育成するとともに、受け手のない農...
新規造成畦畔における数種地被植物の生育特性と雑草の発生に及ぼす影響
要約 畦畔植生の省力管理のために導入する地被植物として、シバザクラ、アークトテカが地被能力が高く最も有望で、導入した地被植物の被度が高いほど雑草の発生量は少ない。 背景・ねらい 急傾斜地における基盤...
要約 畦畔植生の省力管理に利用可能な地被植物として、草高が低く、地被能力に優れる、シバザクラ類、ローマンカモミール、アークトテカなど24草種を選定した。 背景・ねらい 中山間の急傾斜地域では水田の基盤...
中山間地域における遊休化農地発生要因の影響度合の数値的解析法
要約 中山間地域の農地基盤条件に関わる農地遊休化要因について、遊休化農地面積割合に及ぼす影響度合を、数量化理論I類を用いて数値的に示す方法を明らかにした。 背景・ねらい 中山間地域に賦存する農地資源を...
要約 イワダレソウ (Lippia nodiflora) は、矮性であり、被覆進展の早さ、強健性に優れ、開花期が長い特徴を備えており、水田法面用保護植物として有望な草種である。 背景・ねらい 中山間地の水田は傾斜地に位...
要約 遊休地などを対象とした小規模な放牧において牧柵設置そのものが崩壊の誘因となる。牧柵設置には22度以上の傾斜面は避け、柵沿いに放牧牛の歩行面を確保する必要がある。 背景・ねらい 荒廃地・未利用地を...
要約 傾斜地水田整備モデルの地形出力は中山間地域の乾田不耕起直播圃場における浸透抑制の効果予測に効率的に用いることができる。大規模有限要素モデルを用いた解析結果には、各種の浸透抑制に対応した減水深の...
要約 中山間地域の耕作放棄水田(長野県S村)の経時的変化を,現地調査や空中写真の画像解析により解析した。放棄後3年では水田基盤の変化はなく,植生は草本のままで樹木の進入はなかった。植生は長年月をかけて草...
中山間傾斜地水田畦畔に適するペレニアルライグラスとセンチピ―ドグラスの導入技術
要約 雑草の多い畦畔及び造成後の畦畔におけるイネ科で寒地型のペレニアルライグラスの秋播種による導入と造成後の畦畔におけるイネ科で暖地型のセンチピ―ドグラスの春播種による導入は、畦畔の草刈り回数が1~2...
要約 水田の圃場整備計画作成に当たって、畦畔の形状・面積、進入路をパーソナルコンピュータ上で3次元表示できる計画作成支援システムを開発した。畦畔、進入路の規模・形状が整備前に把握・評価できるため、中...
要約 地下水位が地表より20~40cm程度と高いと、地上部および地下部の生育は劣り、根の活性も低くなり、高い地下水位はウメ樹の生育阻害要因であった。水田転換園などでウメ樹を健全に生育させるためには地下水位...
要約 北陸中山間地域における市町村農業公社の類型化を行い、そのうち経営体的自立型及びリスク軽減型の2つのタイプについて、代表的な公社の立地条件と機能及び運営のポイントと課題を解明した。 背景・ねらい ...
要約 水田の耕作放棄は担い手の流出と区画が狭小であることが最大原因である。また、近年では水田・畑地とも雑草の侵入や野獣被害が深刻化している。耕作放棄対策の第1は水田では圃場条件の改善であるが、畑地で...
要約 北陸中山間地域における市町村農業公社の類型化を行い、そのうち経営体的自立型及びリスク軽減型の2つのタイプについて、代表的な公社の立地条件と機能及び運営のポイントと課題を解明した。 背景・ねらい ...
要約 ヨシおよびマコモを定植した浄化フィルターに茶園排水を模した人工調整水を掛け流したところ、流入したNO3-Nの75%以上が浄化できた。各装置のNO3-N浄化能は、ヨシは0.68g/㎡・日、マコモでは0.60g/㎡・日で...
用土客入を伴う黒泥土の基盤整備田における直播栽培様式が均平度の経年変化に及ぼす影響
要約 傾斜約 1/100の河岸段丘面を表土処理と用土客入により大区画化した水田では客土の厚さによって均平ムラが生じる。乾直圃場は基盤整備後4年目でもこの傾向が強くみられ、水稲の生育が不安定となる。一方、湛...
要約 シオデの栽培には、日射の緩和と適度な土壌水分のある北斜面や谷筋、林間地等の傾斜地環境が適する。植付け後の潅水、マルチによる土壌水分保持と雑草防止により定着が確実となり、多芽体培養苗定植後丸3年以...
要約 傾斜地における大区画圃場整備では栽培初年目の7月以降に水稲生育ムラがみられ、成熟期には生育量と登熟に大きな差が生じる。これは下層土の理化学性のムラが原因である。整備初年目は地力窒素の発現が多く...