要約 トラクタ及びパワーハロー、リアブレード、フロントローダを使用し、放射性物質が降下した後に耕起していない水田や畑の表土を除去する。市販の機械を使用することで作業が可能である。 キーワード 放射性物...
水田土壌における深度別および粒径クラス別の放射性セシウム濃度
要約 東日本大震災に伴う原発事故により放射性物質が降下した水田における土壌の放射性セシウム濃度は、深度別では表層が最も高く、粒径クラス別では粒径が小さいクラスほど高い。 キーワード 放射性セシウム、水...
要約 中山間地・傾斜地水田における表層崩壊を対象として、浅層部の浸透シミュレーションを行って求めた動水勾配から浸透水流入・流出指標を評価してマップ化することにより、畦畔除草・災害監視の必要性や畦塗・...
GPSの速度情報と肥料の流動性指標値により繰出量を調節できるブロードキャスタ
要約 簡易な測定器で測定できる肥料の流動性を示す指標値(FR値)、GPS受信機から得られる速度情報等に基づき肥料の繰出量を調節する機能を備えたブロードキャスタである。5kg/10a程度の少量散布にも対応し、基肥か...
大豆作における集落営農法人の広域的連携による地域支援システム
要約 地域を基礎に全集落営農法人が参加して形成される広域的な連携組織は、大豆作での大型機械の共同利用を通じてコスト削減と収支改善を可能とし、法人同士の相互支援的な対応や地元実需者との連携の下で、法人...
「谷津田」に代表される枝流水田の分布状況の空間指標としての役割
要約 「谷津田」のような幅の狭い枝流水田の分布状況を、GIS(地理情報システム)手法により地図データから全国スケールで把握しました。この分布状況は、周辺の土地利用状況などとの関係から農業生態系の変化を...
要約 漏水過多の棚田では畦畔法面へ横浸透が顕著に見られ、これによる高い水分状態が法面崩壊の要因の一つとなっている。畦畔内側に作土層より深く遮水シートを埋設することにより横浸透水量は減少し、かつ高い水...
ペレニアルライグラス混播による耐湿性草種の導入は遊休水田の草地化が早い
要約 遊休水田に耐湿性の高いレッドトップ、リードカナリーグラスをペレニアルライグラスと混播して導入すると、牧草群落の形成が速やかで、雑草の侵入も少ない。この混播草地の植生は経年化に伴いレッドトップ・...
要約 寒地水田転換畑のダイズ不耕起栽培においては、発芽法による雑草の埋土種子密度3000個/㎡を目安になるべく埋土種子密度が低い圃場を選んで作付けすれば、除草作業の負担増大を抑えられる。 キーワード 雑草...
要約 実家の耕作放棄を防止するための支援として、他出子弟は、農作業手伝いを選び、金銭支援を避ける傾向がある。経営主の子以外、県外居住の他出子弟は農作業手伝いを避ける傾向があり、あとつぎの他出子弟は、...
要約 土地利用・水田管理が異なる中山間地での水文観測結果から、ピーク流出係数、流域保留量、直接流出率等の短期流出特性を評価する。耕作・放棄水田主体流域の流出特性は流域の乾湿状態で異なり、湿潤状態で放...
放牧地への飼料の持ち込みが少なければふん尿由来窒素負荷は少ない
要約 中山間地における小規模移動放牧では、ふん尿由来窒素の負荷はほとんどみられない。水田地帯の周年放牧で冬季に飼料を多量に持ち込む場合、給飼場所を固定すると土壌溶液中のアンモニア態窒素濃度が高くなる...
要約 十勝地方では、耕作放棄地を含む不耕作地の8割以上が、平野部周辺の丘陵地帯や中山間地に位置し、放棄前の利用形態は牧草地である。土壌化学性は、圃場間で変動しており、特に有効態リン酸の少ない圃場が多...
要約 水田排水の栄養塩・有機物を除去する水質浄化装置内の木炭に付着する微生物の脱窒反応速度は、キノン種のQ-8、MK-6、MK-8含有量と関係があり、脱窒反応速度は、これらのキノン含有率を説明変数とした重回帰...
要約 暗渠排水機能が低下した重粘土質水田転換畑では、本暗渠とモミガラ簡易暗渠とを縦型暗渠で連結させることによって、暗渠排水は改善され、鋤床面上の滞水は減少する。しかし、この効果は縦型暗渠の目詰まり等...
要約 乗用田植機装着式の水田用除草機(高精度水田除草機)と側条施肥装置を用いて、田植え同時米ぬか散布と機械除草同時米ぬか散布とを組み合わせた作業を行うことにより、除草機単独による作業よりも除草作業を1...
汎用型飼料収穫機のコントラクタ等への導入の目安となる負担面積
要約 汎用型飼料収穫機と自走式ベールラッパでトウモロコシ、飼料イネ、飼料ムギを収穫調製する場合、一日あたりの作業可能面積が0.97~1.85haの条件下では、収穫調製費が作業受託料の想定額30,000円/10aを超えな...
要約 農地の土壌侵食防止機能について、GISや衛星データから変化する土地利用に伴う影響を分析する手法である。現在の土壌侵食量とシナリオに基づく土地利用を想定した侵食量との比較から、県の範囲程度まで精度...
要約 航空撮影オルソ画像を用いた耕作放棄田の省力的な調査手法である。画像を目視判読して耕作放棄田であると判断できる水田と耕作放棄田である可能性のある水田を抽出し、後者のみを現地踏査して耕作放棄田であ...
要約 動電学的手法(EK法)は、粘土質水田土壌中のカドミウムと同族元素である亜鉛の移動や除去に有効である。 キーワード EK法、重金属汚染土壌、カドミウム、動電学的手法、交換性塩基 背景・ねらい 近年の国際的...