サイレージ調製はソルガムとトウジンビエ茎葉部の飼料利用率を向上させる
要約 西アフリカ半乾燥地域においてソルガムとトウジンビエの茎葉部は反芻家畜の主な粗飼料源であるが、収穫後に放置すると栄養成分が減少する。しかしサイレージとして調製することで良質に発酵しその飼料利用率...
要約 ソルガムの親自殖系統「LN290」は、晩生で紫斑点病抵抗性を持ち、組合せ能力が高く、一代雑種品種の花粉親系統として利用できる。 キーワード ソルガム、自殖系統、晩生、紫斑点病、飼料作物育種 背景・ねら...
飼料イネ(モーれつ種)サイレージの黒毛和種繁殖牛への給与技術
要約 超早期母子分離方式における分娩前後の黒毛和種繁殖牛への飼料イネ(モーれつ種)サイレージ給与にあたっては、濃厚飼料を活用することにより、血液性状、繁殖成績に影響なく利用することができる。 キーワ...
飼料イネ「スプライス」ホールクロップサイレージの消化性と採食性
要約 黒毛和種繁殖雌牛における糊熟期刈り飼料イネホールクロップサイレージ(WCS)のTDNは約50%で、未消化モミ排泄率は5~12%である。また、自由乾物摂取量及びTDN摂取量は維持要求量を上回るが、粗蛋白質摂取量...
要約 干拓地に自生しているヨシは、乾物収量が1445.9kg/10a、サイレージのTDN含量が42.8%であることから有効な飼料資源となる。また、走行部がクローラで自走式・フレール型収穫機による収穫が可能であり、その作...
長崎県に適した飼料イネ専用品種「ホシアオバ」および「クサノホシ」
要約 「ホシアオバ」および「クサノホシ」は倒伏がみられず、乾田直播栽培および移植栽培において乾物収量が他品種よりも高い。黄熟期でサイレージ調製したTDN含量は2品種平均で54.9%であり、黄熟期における子実...
散播・密植栽培による高消化性ソルガム「秋立」のロールベールサイレージ調整
要約 高消化性ソルガム「秋立」は、散播・密植栽培により発酵品質良好なロールベールサイレージ調製が可能である。この場合、播種量は8kg/10aが適当である。 キーワード ソルガム、高消化性、bmr遺伝子、散播栽培...
ソルガムのロールベールラップサイレージ作業体系による収穫調製技術
要約 長大飼料作物のソルガムの収穫調製作業を牧草のロールベールラップサイレージと同様の体系で実施することが可能であった。 背景・ねらい 現在の長大飼料作物の収穫調製作業体系では限られた収穫期間中に、大...
高冷地におけるソルガムの密植栽培とカッティングロールベーラ体系による収穫調製技術
要約 高冷地におけるソルガムの密植栽培とカッティングロールベーラ体系による収穫調製技術より「スズホ」を密植し、10月上~下旬にカッティングロールベーラで収穫・調製する体系を組み立てた。この体系の収穫・...
イタリアンライグラス-イヌビエ通年乾草生産技術の評価と導入のための収量目標
要約 イタリアンライグラス-イヌビエ栽培による通年乾草生産は低投入の技術であるが、生産費を市販乾草価格なみに抑えるには、通年栽培面積を20aとして、現行の要素投入量の下で10a当たり1,310kg以上の乾物収量...
舎飼い環境下のニホンジカの飼料消化性と維持・増体に要するTDN量の推定
要約 ニホンジカを舎飼い環境下で飼養した場合,冬期間は成長期であっても増体は期待できず,また増体する春~秋においても飼料中の繊維消化率はメン羊より低い。一方,この増体時期において増体量に応じたTDN...
舎飼い環境下のニホンジカの飼料消化性と維持・増体に要するTDN量の推定
要約 ニホンジカを舎飼い環境下で飼養した結果、冬期間は成長期であっても増体は期待できず、また増体する春~秋においても飼料中の繊維消化率はメン羊より低かった。一方、この増体時期において増体量に応じたTD...
草型、収量性、消化性および嗜好性からみたソルガムの飼料的特性のイメージ
要約 ソルガムの飼料的価値のイメージを視覚的に捉えるために、子実型~ソルゴー型ソルガムおよびスーダングラスからなる110点のソルガムについて、草型と収量性および黒毛和種が示す消化性と嗜好性で構成される...
簡便なソルガムサイレージの嗜好性評価法の開発とソルガム育種への利用
要約 ソルガムサイレージの嗜好性を簡便に評価するために、評価の基準となる標準品種系統を選定することと、嗅覚による牛の鋭敏な選択行動を観察することで、一対比較法による嗜好性試験の簡易化を図り、ソルガム...
要約 北関東の酪農家のサイレージは高品質の乳酸発酵型サイレージほど好気条件で変敗しやすい。乳酸発酵型サイレージには105の酵母が生育し、有機酸に対する耐酸性が乳酸>酢酸>酪酸であり、1株を除いてすべ...
要約 ソルゴー型ソルガムの早生(KCS104)、中生(SG-1A、シュガーグレイス)、晩生(FS902)4品種を用いて出穂初、乳熟、糊熟、完熟各期における乾物収量、サイレージ発酵品質、栄養成分について総合的に検討した結果...
成果の内容・特徴