暑熱下での飼料用玄米給与によるブロイラー肥育前期の成長改善効果と免疫反応への影響
要約 暑熱環境下において、玄米配合飼料の給与によりブロイラーの成長改善効果および免疫反応への影響が認められ、玄米は暑熱環境下においてもブロイラーの飼料原料として有用である。 キーワード ブロイラー、暑...
乳用種育成牛への破砕玄米発酵TMR(乾物比25%)給与の実用性
要約 乳用種育成牛に対して破砕玄米(乾物比25%)を給与しても、飼料摂食量やルーメン内容液性状、血液性状に顕著な影響は無く、圧ぺんトウモロコシの代替として利用可能である。 キーワード 乳用種育成牛、破砕玄...
道産イアコーン等トウモロコシ子実主体飼料の乳牛への給与効果と収益性評価
要約 イアコーンサイレージの乳牛への給与により、繁殖成績が改善され、酪農家の収益性も増加する。また、ハイモイスチャーシェルドコーンの密封容器としてフレコンの代わりにリユースできるプラスチック製容器を...
東北地域における子実用トウモロコシの生産と子実サイレージ調製に係る費用
要約 子実用トウモロコシ生産に係る作業時間は2.58時間/10aで、費用は約6.4万円/10a、約76円/現物1kg当である。フレコンラップ法によるトウモロコシ子実サイレージ調製に係る費用は、100ロール調製で18.1円/現物1...
モザンビーク飼料資源を用いた発酵TMR給与は牛乳生産量と収益性を向上させる
要約 モザンビーク南部で入手できる飼料資源を活用して良質な発酵TMR(混合飼料)を調製できる。発酵TMRを給与することで、慣行的な飼養法に比べてジャージー種乳牛の採食量と消化率を改善し、乳生産量と収益性を...
イアコーンサイレージの給与は乳牛の夏季における乳生産性低下を緩和する
要約 飼料の栄養含量を変えずに配合飼料を節減した飼料設計でイアコーンサイレージ(ECS)を給与すると、305日乳量10,000kg水準の酪農家では、6月から9月におけるECS給与時の乳量低下が無給与時の約50%となる。ECS...
イアコーンサイレージ給与乳を原料とするUHT牛乳およびヨーグルトの官能評価特性
要約 配合飼料の一部をイアコーンサイレージに代替することで、生産乳を原料とする超高温殺菌(UHT)牛乳は一般消費者からおいしいと評価される。またドリンクタイプヨーグルトは、香り・酸味に特徴があると評価さ...
イアコーンサイレージの反芻胃内分解特性と給与時の泌乳牛の採食パターン
要約 イアコーンサイレージは圧ぺんトウモロコシより反芻胃内での分解性が高い。これを含む混合飼料を泌乳牛に給与すると、飼料給与直後の採食が制限されることがあるものの、その後の採食は活発となり、1日あた...
自給粗飼料による肉用牛生産システム導入で環境影響を低減できる
要約 放牧を含む自給粗飼料による肉用牛生産で生じる環境への影響は、気候変動、酸性化、富栄養化およびエネルギー消費の各評価項目で、輸入濃厚飼料に依存する慣行生産システムでの値を概ね下回る。草地への化学...
要約 子実を飼料利用する子実用トウモロコシの生産利用技術について解説した手引き書である。特に都府県での利活用を念頭に、現時点の品種選定、栽培・肥培管理、収穫・調製、給与技術や、現地取り組み事例を取り...
要約 木材チップ由来のクラフトパルプ飼料をトウモロコシの一部と置き換えることにより、泌乳牛の反芻胃pHの日内変動における低下を抑制する。可消化養分総量(TDN)水準を維持したまま飼料中デンプン含量を下げら...
迅速密封技術「フレコンラップ法」のコツをわかりやすく解説する技術紹介DVD
要約 「フレコンラップ法」について、新たに取り組んだ小さなサイズのフレコンを用いた実例をはじめ、「フレコンラップ法」に必要な資材、機器、作業のコツ等、「フレコンラップ法」の特徴を含め、動画と絵を用い...
新規アルカリ好熱嫌気性菌Herbivorax saccincola A7はバイオマス分解能に優れる
要約 リグノセルロース系バイオマスを原料とする堆肥から分離した新種の好熱嫌気性細菌<...
国産トウモロコシ子実サイレージで泌乳牛用飼料の圧ぺんトウモロコシを代替可能
要約 国産トウモロコシ子実サイレージで輸入圧ぺんトウモロコシを代替した飼料を泌乳牛に給与すると、飼料の消化性、窒素利用効率の向上といった効果が認められ、採食量、乳量および乳成分は維持される。 キーワ...
関東地域のトウモロコシ二期作の新たな適地判定指標策定と栽培適地拡大状況
要約 関東地域のサイレージ用トウモロコシの二期作栽培において1作目・2作目ともに全植物体乾物率が30%以上となる新たな適地判定指標を策定するとともに、トウモロコシ二期作の現在の栽培適地拡大状況、並びに今...
大型破砕機と「フレコンラップ法」による破砕穀実の迅速なサイレージ調製方法
要約 破砕速度7t/h以上の能力を持つ大型破砕機を用いて破砕した穀実を、内袋無しのフレキシブルコンテナに投入し、投入口を結束後、牧草用のラッピングマシンを用いてラッピングすることにより、脱気すること無く...
高糖分高消化性イネWCS調製に適する乳酸菌添加剤「畜草2号」
要約 低温増殖能に優れる畜草2号乳酸菌は、高糖分高消化性イネWCS中の酵母及びカビの増殖を抑制し良質な発酵を促進する。開封後も飼料価値低下や廃棄ロスに繋がる好気的変敗を抑制する。本乳酸菌による変敗抑制効...
生産現場での肥育豚への玄米および甘藷残さの給与はトウモロコシの代替となる
要約 養豚の生産現場において、肥育後期豚への飼料用玄米と干し芋加工残さまたは芋ようかん残さの併給は、トウモロコシ主体飼料給与の豚と遜色のない飼養成績で、トウモロコシ主体飼料給与の豚とは背脂肪の脂肪酸...
TMRセンターにおける飼料原料としてのイアコーンサイレージの経済性
要約 TMRセンターがイアコーンサイレージ(ECS)を60ha生産する場合、生産費は約51円/TDN1kgとなる。飼料原料として利用すると飼料費は搾乳牛1頭当たり年間3千円~1.3万円程度低減する。原物収量が概ね1,200kg/10a...
要約 北海道の放牧酪農経営は、飼養頭数が同じ規模層の舎飼経営と比べて乳量水準が低く粗収益が低いにもかかわらず同水準の所得が確保されている。その理由は生産資材投入や労働投入等が少ない等技術構造が違い、...