要約 乾物摂取量当たりのメタン産生量が少なく、胃液中のプロピオン酸濃度が高いホルスタイン種泌乳牛からプロピオン酸前駆物質を多く産生する新規の嫌気性細菌を分離し、新種登録した。乳用牛のメタン排出削減や...
要約 分離培養に用いる培地を改変することにより、反すう家畜の第一胃(ルーメン)からこれまで培養できなかった繊維分解菌が分離できるようになり、分離された菌株の約20%は新種の細菌と推定される。 キーワード ...
要約 粗飼料利用性に優れる褐毛和種去勢雄牛を肥育素牛として、少量の配合飼料やトウモロコシサイレージを併給した周年放牧により、約24ヵ月齢で700kg前後の出荷時体重を示し、肉質等級2等級の枝肉生産が可能であ...
要約 産卵鶏に発酵豆乳粕乾燥粉末を飼料の5%を代替して給与することにより、卵重が重く、卵殻質や脂肪酸組成の優れた鶏卵を生産でき、飼料要求率が約3%改善される。 キーワード 産卵鶏、発酵豆乳粕、卵殻質、...
みかん果皮給与によるβ−クリプトキサンチンを多く含む鶏卵の生産
要約 産卵鶏にペクチナーゼを加えた温州みかん果皮乾燥粉末を飼料の5%を代替して給与することにより、卵黄中にβ-クリプトキサンチンを5倍(約20μg/鶏卵)含む鶏卵を生産でき、飼料要求率が約9%改善される。...
放牧哺乳子牛への保護油脂給与時には生草摂取量の低下に注意を要する
要約 黒毛和種哺乳子牛のケンタッキーブルーグラス(KB)主体草地での放牧草乾物摂取量は生後10週齢以降急速に増加する。その際、別飼い飼料に脂肪酸カルシウム(CSFA)を8~12%添加すると生草摂取量が69...
要約 エゾシカの乾物摂取量および消化管内滞留時間に季節変動がある。乾物消化率は季節変動が少ない。1日の排糞回数は6~10月で9.7~14.3回/日であり、糞100粒の乾物重量から1日の乾物摂取量が推定可能である...
緑汁発酵液添加によるアルファルファサイレージの発酵品質と牛の窒素利用性の改善
要約 アルファルファロールベールサイレージ調製時に緑汁発酵液(FGJ)を材料生草量の0.2~0.4%(v/w)添加することで、サイレージ品質、牛における繊維成分の消化率および窒素利用性が改善される。 背景・ねらい...
日本短角種の2シーズン放牧を活用して美味しい牛肉を生産する技術
要約 高標高の公共草地で日本短角種の秋子(7,8月生まれ)を2シーズン放牧した後、牧草サイレージおよび乾草を多給して12カ月間肥育すると、慣行の春子による牛肉生産の端境期に美味しい牛肉を出荷することが可...
要約 採卵鶏の飼養において、直径2-4mmの(鶏が識別できる)大きさのカルシウム源を含む飼料を午前、または午後に給与すると、産卵後期の破卵率が低減できる。 背景・ねらい 採卵鶏経営では、自動給餌機等の普及...
要約 F1雌牛のー産取り肥育では10~16か月齢の間放牧育成しても13~14か月齢で受胎し、舎飼と同じ32~33か月齢で肥育仕上げができた。分娩後子牛に授乳すると肥育仕上げは2か月弱遅れた。 背景・ねらい 牛肉...
要約 F1雌牛の一産取り肥育では10~16か月齢の間放牧育成しても13~14か月齢で受胎し,舎飼と同じ32~33か月齢で肥育仕上げができた。分娩後子牛に授乳すると肥育仕上げは2か月遅れた。 背景・ねらい 牛肉の輸入...
成果の内容・特徴