要約 未利用飼料資源の有効利用を目指し、木材由来セロオリゴ糖(CB)の機能性を活用した給与効果を明らかにした。離乳後の乳用育成子牛に日量5gのCBを給与すると日増体量および飼料効率が向上することから、CBは乳...
ガラス化冷却・超低温保存したブタ体外成熟・受精卵からの産仔作出
要約 ブタ卵胞卵を体外成熟・受精後に、超遠心により脂肪滴を偏在化させ、可視化した前核が2、3個の胚発生率の高い卵を選抜し、ガラス化冷却し液体窒素中に超低温保存後に、加温(融解)して、発情を同期化した他...
食品素材・食品中のキチン質分解酵素活性とそのGlcNAc増強への利用
要約 食品素材・食品中のキチン質分解酵素活性とそのGlcNAc増強への利用 食品素材・食品の抽出物中に存在するキチン質分解酵素活性を調べた結果、唐辛子が高 い値を示したほか、トマト、キノコ、魚介類内臓、キム...
要約 飼料に緑茶資材を添加して地域特産鶏(駿河若シャモ)に給与すると、免疫増強効果・ストレス抑制効果が認められる。また官能試験においても評価が高く、高付加価値肉用鶏生産技術として利用できる。 キーワ...
要約 産卵鶏に発酵豆乳粕乾燥粉末を飼料の5%を代替して給与することにより、卵重が重く、卵殻質や脂肪酸組成の優れた鶏卵を生産でき、飼料要求率が約3%改善される。 キーワード 産卵鶏、発酵豆乳粕、卵殻質、...
肥育後期の乾燥豆乳粕給与が褐毛和種去勢牛の産肉性に与える影響
要約 褐毛和種去勢牛の肥育後期190日間に乾燥豆乳粕混合飼料を給与することにより、飼料費を低減しつつ、BMSNo、BCSNo、肉の光沢および脂肪の光沢・質の向上が図られる。 キーワード 乾燥豆乳粕、肥育後期、産肉...
要約 粗飼料主体給与、あるいは、過度の濃厚飼料多給の肉用牛に、米ヌカ等の高脂肪濃厚飼料を2kg程度給与することで、第一胃からの摂取乾物1kgあたりのメタン産生量を抑制できる。 キーワード 動物栄養、肉用牛、...
要約 食品製造副産物を高泌乳牛にTMRとして給与する場合、粗脂肪、NDF、NFCなどの飼料成分に留意して、飼料設計を組み立てることにより、乳生産を損なわずに低コスト生産が可能である。 キーワード 高泌...
要約 夏山林間放牧における日本短角種繁殖雌牛の牛群は、血縁や飼養農家によるサブグループを基礎に新植地をえさ場に、広葉樹林帯を休息場に、林道・搬出道を移動に利用して、数百ヘクタールの広域を行動する。 ...
要約 開発した装置は、湧水を取水・ろ過・貯水したのち、落差を利用して育苗ハウス内に送水し培地を冷却できる。安定した低水温が得られるため冷房コストが低減でき、中山間傾斜地の高温期における花き等の低コス...
食品製造副産物と粉砕トウモロコシの給与が泌乳初期乳生産に及ぼす効果
要約 食品製造副産物であるビール粕およびトウフ粕多給時にみられた泌乳量の減少を改善するため、TMR原物中にトウモロコシを25%配合することにより、泌乳量が増加した。また、トウモロコシの加工形態を加熱圧ぺん...
要約 パン屑の給与農家を調査したところ、肥育成績、と体成績、肉および脂肪の質は特に問題なく、飼料費の低減による経済効果が認められた。パン屑発生量の季節的変動に対処するため、パン屑飼料の保存性向上と地...
アズマネザサ草地・柵越哺乳施設を利用した肉用繁殖牛の省力放牧体系
要約 子牛の発育改善と肉用繁殖牛の省力管理をねらいとして,牧草地とアズマネザサ草地を組み合わせ,柵越哺乳施設を中核とした新放牧体系を構築した。この体系では,夏~秋季の草量不足が解消でき,母牛管理作業の省...
要約 海藻分解能の高い海洋細菌で海藻を分解して,魚介類の初期餌料として利用可能な単細胞状のデトリタス粒子に変換する技術を開発した。 背景・ねらい 海藻の細胞は硬い細胞壁で構成されているため,そのままで...