北東北地域の周年親子放牧実践農家における子牛の発育成績と親牛の繁殖成績
要約 北東北地域で周年親子放牧を実践している農家において、9ヵ月齢までの子牛の平均日増体量は、雄で1.07kg/日、雌で0.94kg/日で、冬期(12~2月)生まれの子牛と冬期以外の出生子牛との間に差はない。また親牛の...
木材由来セロオリゴ糖給与は離乳期の黒毛和種放牧子牛の発育を向上させる
要約 木材由来セロオリゴ糖を離乳前1か月から放牧子牛に給与すると日増体量および飼料効率が向上する。セロオリゴ糖給与は放牧地を利用した肉用種子牛生産にとって有効な発育向上技術である。 キーワード 放牧、...
要約 メドウフェスク(以下MF)「ハルサカエ」は土壌凍結地帯で高い永続性を有し、泌乳牛50頭の放牧で、チモシー(以下TY)放牧地に比べ、8月以降の面積を2ha少なくすることができる。地下茎型イネ科草優占草地も...
北東北地域のケンタッキーブルーグラス優占草地の連続放牧による牧養力は高い
要約 ケンタッキーブルーグラス優占草地は、牧養力600CD以上、190日間の肉用種繁殖牛の連続放牧が可能である。草の生産性が高く、飼料成分に問題はなく、植生の維持も良く、北東北地域における肉用種繁殖牛の放牧...
シバ育成品種「朝萌」を用いた低コスト芝生グラウンド造成・管理技術
要約 シバとケンタッキーブルーグラスを組み合わせた造成と月1~2回の芝刈・集草を行い、施肥量・施肥時期に留意することによって、球技等アマチュアの広範な利用に適する芝生グラウンドが低コストで維持できる。...
北東北地域におけるケンタッキーブルーグラス優占草地の輪換放牧の牧養力
要約 ケンタッキーブルーグラス優占草地は、牧養力600CD、200日間の肉用種繁殖牛の輪換放牧が可能である。牧草の生産性は高く、飼料成分に問題はなく、植生は良好に維持され、北東北地域における肉用種繁殖牛の放...
北東北地域におけるケンタッキーブルーグラス優占草地の輪換放牧の牧養力
要約 ケンタッキーブルーグラス優占草地は、牧養力600CD、200日間の肉用種繁殖牛の輪換放牧が可能である。牧草の生産性は高く、飼料成分に問題はなく、植生は良好に維持され、北東北地域における肉用種繁殖牛の放...
ケンタッキーブルーグラス主体放牧草地における軽種馬の栄養摂取量
要約 馬による放牧草の乾物消化率、TDNおよび可消化エネルギーは低消化性繊維(Ob)含量から 推定できる。ケンタッキーブルーグラス主体放牧草地における馬の乾物採食量は体重比2. 00%~2.63%の範囲で割り当て草量、...
北東北地域の公共牧場におけるケンタッキーブルーグラス(Kb)の優占
要約 北東北地域の公共牧場では繁殖牛放牧のKb優占草地が多く、経年化し、窒素施用量が少なく、酸性土壌化している。またKb優占草地の成立要因として長草型草種を抑制する長年の放牧、低施肥条件、低土壌pH及び土...
放牧哺乳子牛への保護油脂給与時には生草摂取量の低下に注意を要する
要約 黒毛和種哺乳子牛のケンタッキーブルーグラス(KB)主体草地での放牧草乾物摂取量は生後10週齢以降急速に増加する。その際、別飼い飼料に脂肪酸カルシウム(CSFA)を8~12%添加すると生草摂取量が69...
要約 シバムギは放牧草地においてケンタッキーブルーグラス及びシロクローバと共存し、高い植被率を維持する。このような放牧草地の牧養力は北東北低・中標高地ではおよそ600CDである。放牧草地におけるシバ...
要約 トールフェスク及びケンタッキーブルーグラスの芝草品種は収量の季節変動が少なく、不耕起造成により省力的に草地造成が可能で、造成後は各放牧後に追肥を行うことで良好な草勢が維持できる。 背景・ねらい ...
要約 20年以上に及ぶ放牧草地植生の動態を傾斜区分との関係で解析した結果,草地の優占種はオーチャードグラスからケンタッキーブルーグラスへと変化し,その変化の始まる時期は斜面傾斜角の増加に伴って遅くなる...
要約 トールフェスク、ケンタッキーブルーグラス、リードカナリーグラスは温暖地においても永続性および収量性が優れ、かつ平準的な季節生産性を示し、放牧あるいはロールベール向け草種として有望である。 背景...
ケンタッキーブルーグラスの種子繁殖と放牧家畜の排糞による拡散
要約 オーチャードグラスやペレニアルライグラスに比べ、ケンタッキーブルーグラスの種子繁殖には放牧家畜の排糞が貢献している。傾斜草地での糞の分布は、平均傾斜度が緩くなるにつれて増加する傾向にあり、排糞...
成果の内容・特徴