道産イアコーン等トウモロコシ子実主体飼料の乳牛への給与効果と収益性評価
要約 イアコーンサイレージの乳牛への給与により、繁殖成績が改善され、酪農家の収益性も増加する。また、ハイモイスチャーシェルドコーンの密封容器としてフレコンの代わりにリユースできるプラスチック製容器を...
要約 子実を飼料利用する子実用トウモロコシの生産利用技術について解説した手引き書である。特に都府県での利活用を念頭に、現時点の品種選定、栽培・肥培管理、収穫・調製、給与技術や、現地取り組み事例を取り...
イアコーンサイレージの給与は乳牛の夏季における乳生産性低下を緩和する
要約 飼料の栄養含量を変えずに配合飼料を節減した飼料設計でイアコーンサイレージ(ECS)を給与すると、305日乳量10,000kg水準の酪農家では、6月から9月におけるECS給与時の乳量低下が無給与時の約50%となる。ECS...
イアコーンサイレージ給与乳を原料とするUHT牛乳およびヨーグルトの官能評価特性
要約 配合飼料の一部をイアコーンサイレージに代替することで、生産乳を原料とする超高温殺菌(UHT)牛乳は一般消費者からおいしいと評価される。またドリンクタイプヨーグルトは、香り・酸味に特徴があると評価さ...
イアコーンサイレージの反芻胃内分解特性と給与時の泌乳牛の採食パターン
要約 イアコーンサイレージは圧ぺんトウモロコシより反芻胃内での分解性が高い。これを含む混合飼料を泌乳牛に給与すると、飼料給与直後の採食が制限されることがあるものの、その後の採食は活発となり、1日あた...
TMRセンターにおける飼料原料としてのイアコーンサイレージの経済性
要約 TMRセンターがイアコーンサイレージ(ECS)を60ha生産する場合、生産費は約51円/TDN1kgとなる。飼料原料として利用すると飼料費は搾乳牛1頭当たり年間3千円~1.3万円程度低減する。原物収量が概ね1,200kg/10a...
要約 TMRセンターを利用すれば、飼料給与労働時間は大幅に減少し、同一規模の北海道平均よりも少なくなる。収益の目安となる乳代-飼料費が北海道平均を上回るためには、個体乳量10,500kg、TMR価格1,100円の場合、...