営農開始から約10年間の経営経済性を評価する周年親子放牧導入支援システム
要約 繁殖牛頭数と草地の面積・条件、導入牛と販売子牛の価格、基本的技術係数など数項目を設定するだけで周年親子放牧開始後約10年間の家畜頭数と経済性(損益とキャッシュフロー)が試算できるシステムである。設...
放牧方式等を反映した肉用牛繁殖経営の評価モデル構築と経営成果の比較
要約 肉用牛繁殖経営の評価モデルを構築し、放牧方式別の経営成果を比較すると、妊娠牛の季節移動放牧による子牛生産のコスト低減効果は、周年舎飼の10%程...
雑草種子を駆除し翌年の雑草を大幅に減らす自走式蒸気処理防除機
要約 自走式蒸気処理防除機JJ7は作物収穫後耕起前の圃場地表面に過熱水蒸気を噴射して走行し、地表面の雑草種子を死滅または休眠打破させることで、次作の雑草密度を大幅に減少させる。圃場作業効率は約50分/10 a...
肉用牛繁殖経営向けの飼料用サトウキビを主体とするTMR調製・給与技術
要約 飼料用サトウキビサイレージの生産費は安く、サイレージを混合した発酵TMRの発酵品質も問題ない。また、黒毛和種繁殖牛や子牛育成期に給与しても繁殖成績や増体成績に影響なく利用することができる。 キーワ...
要約 北海道の放牧酪農経営は、飼養頭数が同じ規模層の舎飼経営と比べて乳量水準が低く粗収益が低いにもかかわらず同水準の所得が確保されている。その理由は生産資材投入や労働投入等が少ない等技術構造が違い、...
要約 TMRセンターを利用すれば、飼料給与労働時間は大幅に減少し、同一規模の北海道平均よりも少なくなる。収益の目安となる乳代-飼料費が北海道平均を上回るためには、個体乳量10,500kg、TMR価格1,100円の場合、...
要約 牧草と飼料イネを組み合わせ、1頭当たり約33aの水田で、妊娠牛の約7か月間の放牧が通年可能なモデルである。このモデル導入による繁殖成績は良好で、肉用牛経営では飼養管理の省力化と飼養頭数の拡大がはか...
要約 茎葉型の飼料イネ専用品種タチアオバの茎葉TDNは冬季でも高く、晩植、出穂期追肥、ストリップ放牧により、水田10aあたり180日頭以上の牛の放牧飼養が可能であり、耕種農家の冬季就農機会確保と畜産農家の家...
要約 稲発酵粗飼料(イネWCS)を収穫圃場周囲で冬季に、電気牧柵を利用して牛の採食行動を制限して給与することにより、残飼は10%程度に抑えられ、イネWCSを牛舎へ運搬給与する場合と比べて経費は約50%削減さ...
要約 水田放牧の導入により、飼養管理時間の省力化が図られ、舎内労働時間は66%に削減され、労働の平準化が図られるとともに飼料費も節減することができる。削減された労働時間を活用して増頭することで、労働生...
イタリアンライグラスサイレージを用いた混合飼料給与による黒毛和種子牛育成
要約 黒毛和種子牛育成において、イタリアンライグラスサイレージを約4割含む混合飼料を育成期間(120~240日齢)給与すると分離給与と同等の栄養摂取量および発育が望める。 キーワード 混合飼料、黒毛和種、子牛...
要約 牛胚移植の普及は、胚移植に必要な3つの生産要素の確保と体系化が条件となる。牛胚移植は、各生産要素の賦存条件と、その条件に対応して不足する生産要素を確保するための支援・取り組みにより普及が実現さ...
要約 地域預託システムの利用効果は初産分娩月齢の早期化、事故率の低下、預託牛の大型化、飼養管理の充実、頭数規模拡大などである。地域預託システムを推進するにあたって、計画策定段階では受託組織の経済的な...
放牧条件下における同期化処置を用いた繁殖管理に関わる作業性向上
要約 放牧条件下において、排卵ならびに発情同期化処置は発情観察に要する時間、1頭のAIに要する時間ならびに受胎牛1頭に要する人数、時間を減らすことができる。 キーワード 家畜繁殖、肉用牛、排卵同期化、発情...
要約 牛胚移植の普及は、胚移植に必要な3つの生産要素の確保と体系化が条件となる。牛胚移植は、各生産要素の賦存条件と、その条件に対応して不足する生産要素を確保するための支援・取り組みにより普及が実現さ...
ロータリ改良と施肥播種機の組み合わせよるイタリアンライグラスの追播
要約 バヒアグラス草地を傷めないようにロータリの刃を加工して、施肥播種機と組み合わせて安価な追播機械を作製し、イタリアンライグラスを追播したところリノベータ(簡易草地更新機)と同等の追播効果がある。...
要約 つなぎ飼い式牛舎内で、牛乳処理室から各牛の所までを結ぶレールを走行し、自動離脱装置付きの搾乳ユニット2基を2連のミルクタップまで自動搬送して接続し、2頭同時搾乳ができる装置。2頭のユニット離脱...
要約 水稲部門をもつ複合経営の大規模農家と中小規模農家からなり、複合作物部門と水稲部門の作業が競合する地域では、水稲の機械作業を組織化し、全農家の労働力を有効利用する地域営農システムによって、地域全...
要約 多段階線型計画法を用いて、和牛血統による子牛価格差を考慮した繁殖牛経営の最適増頭計画モデルを構築し、子牛価格の予測と優良血統の価格推移パターンに基づくシミュレーションから、新規導入と自家保留に...
要約 多段階線型計画法を用いて、和牛血統による子牛価格差を考慮した繁殖牛経営の最適増頭計画モデルを構築し、子牛価格の予測と優良血統の価格推移パターンに基づくシミュレーションから、新規導入と自家保留に...