飼料用セイヨウアブラナと飼料イネを併用した繁殖牛の冬季放牧技術
要約 飼料用セイヨウアブラナは冬季でも枯れることなく、また蛋白質成分が高いため、繊維源の飼料イネとの併用により、補助飼料なしで維持期の繁殖牛を冬季間に放牧飼養することができる。この冬季放牧に要する繁...
機械学習を用いた牛用尾部体表温センサデータによる発情検知・分娩予測
要約 体表温を連続的に測定可能な牛用尾部体表温センサから得られるデータに基づき、発情検知や分娩予測を可能とする機械学習による解析法であり、発情発見や分娩監視に要する観察時間の大幅な削減が期待できる。...
要約 繁殖牛と子牛を冬期も含めた周年で一緒に放牧することにより、慣行的な飼養方式と比較して生産コストの4割を削減できる省力的な肥育素牛の生産技術体系である。生産性を低下させることなく肉用牛繁殖経営の...
道産イアコーン等トウモロコシ子実主体飼料の乳牛への給与効果と収益性評価
要約 イアコーンサイレージの乳牛への給与により、繁殖成績が改善され、酪農家の収益性も増加する。また、ハイモイスチャーシェルドコーンの密封容器としてフレコンの代わりにリユースできるプラスチック製容器を...
営農開始から約10年間の経営経済性を評価する周年親子放牧導入支援システム
要約 繁殖牛頭数と草地の面積・条件、導入牛と販売子牛の価格、基本的技術係数など数項目を設定するだけで周年親子放牧開始後約10年間の家畜頭数と経済性(損益とキャッシュフロー)が試算できるシステムである。設...
木材の美しさを長持ちさせるセルロースナノファイバー配合塗料の開発
要約 セルロースナノファイバーを混ぜ合わせることで、木材の美しさを長持ちさせる塗料を開発しました。 背景・ねらい セルロースナノファイバー(CNF)は、木材の主成分であるセルロースをナノサイズまでほぐし...
要約 ニュージーランドの子牛生産コストは日本の大規模経営平均の約7分の1であり、コスト格差の主な要因は周年親子放牧に加えて、自然交配、輪換放牧と哺育能力の高い繁殖牛選抜、ケール等を利用した冬季飼養、キ...
新規アルカリ好熱嫌気性菌Herbivorax saccincola A7はバイオマス分解能に優れる
要約 リグノセルロース系バイオマスを原料とする堆肥から分離した新種の好熱嫌気性細菌<...
籾米サイレージとビール粕を用いた黒毛和種繁殖雌牛の分娩前後の飼料費低減
要約 イネホールクロップサイレージを主な粗飼料源とする繁殖雌牛においても、分娩前後に増給する配合飼料の原物量の半分を籾米サイレージとタンパク質補充用のビール粕で代替でき、繁殖成績および産子の初期発育...
飼料用ムギ類を活用した秋冬季における放牧延長のための作付け支援計算シート
要約 秋冬季における肉用種繁殖牛の放牧延長を計画する際に、どの飼料用ムギ類の草種を、いつ頃播種すると、いつまで希望頭数をストリップ放牧できるかを算出する計算シートである。予測される放牧可能頭数と期間...
大型海産魚類における低コスト受精卵供給技術の開発:ブリの成熟に及ぼす制限給餌の影響
要約 マグロやブリ等の大型養殖魚では、受精卵の採取を目的とした親魚養成に膨大な餌料費が必要となるため、そのコスト削減が強く望まれている。本研究では、親魚の卵形成過程の各時期に給餌量を制限することで、...
放牧方式等を反映した肉用牛繁殖経営の評価モデル構築と経営成果の比較
要約 肉用牛繁殖経営の評価モデルを構築し、放牧方式別の経営成果を比較すると、妊娠牛の季節移動放牧による子牛生産のコスト低減効果は、周年舎飼の10%程...
周年親子放牧により子牛生産コストを半減する繁殖経営の生産管理と経営対応
要約 労働時間の7割低減と生産コスト半減を実現する肉用牛繁殖経営の要点は、放牧用地の団地化と定置方式による周年親子放牧、1日2回の集畜と個体管理、高い牧養力を維持する草地管理、コントラクターとの連携に...
機械収穫適性に優れるエリアンサスの栄養繁殖品種「JEC1」の育成
要約 エリアンサスの栄養繁殖品種「JEC1」は、種子繁殖性の既存品種「JES1」と同等の収量性を示し、「JES1」より品種内の均一性が高い。そのため、「JEC1」の機械収穫効率は「JES1」より高く、バイオマス原料の効...
日本短角種牛を採草地で冬季放牧する時の家畜管理方法と翌年収量
要約 北東北でも少積雪量で牧柵と道路が利用できれば、採草地で長期の冬季放牧が可能であり、日本短角種牛の滞在場所はサイレージの給与場所で管理できる。オーチャードグラスとイタリアンライグラスの優占採草地...
機械収穫効率が高いエリアンサスの栄養繁殖品種「JEC1」の育成
要約 エリアンサスの栄養繁殖品種「JEC1」は、種子で増殖する既存品種「JES1」と同等の乾物収量を示し、1株あたりの茎数と乾物重では個体間の均一性が「JES1」より高い。そのため、「JEC1」の機械収穫効率は「JES...
要約 放牧を利用した耕作放棄地解消に適するシバ型草地は、造成に多くの経費と労力を要していたが、「センチピードグラス播種法」と「シバ糞上移植法」により省力・低コストの草地造成が可能となる。 キーワード ...
自給飼料利用型TMRセンターからみたコントラクターとの連携効果
要約 北海道で平均的なTMR供給頭数1,000~1,200頭で飼料作面積500~600haのTMRセンターでは、おおむね供給頭数1,200頭で飼料作450haを下回る場合にはコントラクターへ作業委託を行う方が飼料作物の収穫経費は低下...
水田を利用した省力・低コスト肉用子牛生産に活用できる「水田放牧の手引き」
要約 水田放牧に適した牧草や飼料イネの栽培と放牧利用技術、放牧飼養による繁殖への影響、放牧に伴うリスクとその低減方策、環境への影響、営農への導入効果を解説した手引書である。水田を利用した省力・低コス...
要約 生物資源モニタリングの活用により放牧地・放牧牛を適切に評価・判断することを通して、広域地域間の連携による繁殖和牛の周年放牧ができ、環境負荷軽減、更なる低コスト飼養、耕作放棄地の積極的活用を図る...